32歳のグラビアアイドル
いろんな仕事してるのでよくコメントに「〇〇もやってたんですね」って言われます。私のことをグラビアアイドルだと思っている人、女優だと思っている人、リングガールだと思っている人、色んなパターンがあります。よく行く飲み屋さんでは「予想家」ってあだ名をつけられていたり（笑）。そんな、いろんな肩書きを持つ私ですが先日２年ぶりにグラビアの撮影に行ったので今回はその話をしたいと思います。
グラビアって大体は一人で撮影するものがほとんどなんですが、何かの企画であったり、ユニットやミスコンのグランプリなど複数で撮影するパターンもたまにあります。今回はまさにそれで、しかも５８人という大所帯でした。この企画には７年前に初めて参加して、３年ほど毎年関わっていました。その頃はまだ２０代だったので周りの女の子達とそこまで差がなかったですが、３０歳を越えて５８人に混ざるのはかなり勇気がいりました…。
撮影は１日、早朝にロケバスで移動してタイトな時間の中で撮影するというハードなスケジュール。集合の時点で全員揃わないなんていうのはもはや恒例行事のようになってました（笑）。楽屋ではメイク直ししたり朝ごはん食べたり自撮りしたりと女子校のような盛り上がり。みんなある意味ライバルでもあるんですけど、そんなバチバチした空気なんてものは全然なかったんですよ。初めて参加した頃はもう少しお互いがお互いを意識している感じがあった気がしましたけど、これも令和になったからなのかな？
昔は端っこの方でひっそり写ってた私ですが、回を重ねるごとに成長してさらに今回は芸歴の長さも考慮されて前の方のポジションでした。長く続けるのも悪くないですね。現場で知っている子は何人かいましたが、基本的に孤立してました（苦笑）。カメラマンさん含めスタッフの方々が知っている人だったことがせめてもの救いです。あとは一人仲のいい後輩がいたのでなんとかぼっち回避する場面もありつつ、でもほとんどの時間がつまらなさそうな顔をしてしまってました。
どんな現場でもいつも笑顔で！がモットーの私としてはありえない行動なんですが、一人でニコニコするわけにもいかないですし。何よりいろんな子に話しかけたいなと思いつつも「知らないおばさんに話かけられたんだけど」って後でヒソヒソ言われても悲しいじゃないですか。以前それに近しい経験をしているので、気軽に話しかけれなくなってしまったんです。メイキング動画ではよく見ると「お家帰りたいな」って顔してる天野が映っていると思うのでよかったら見てみてください（笑）。
これだけの大人数の撮影だと、本当に一人一人の人間性が現れるなぁっていつも思います。いいポジションを探す子、したたかに行動する子、マイペースな子、そのどれもが悪い意味ではなく”生き抜く力”だなと感心しました。こういう現場ではアピールしてナンボですから、でしゃばってると周りに思われてでも、カメラマンさんにたくさん撮ってもらうことで沢山掲載してもらえる可能性を増やす。限られたページ数の中でいかにいろんなところに載れるかが勝負ですから。ある意味戦場のようなものです！
誰もが憧れる週刊誌のグラビア、そこに載りたいと思っている子は沢山いてその中で選ばれた５８人の一人になっていることは、光栄なことだと掲載された雑誌を買って見て再確認しました。よく「また写真集出さないの？」「もっとグラビア見たいな」と言ってもらうけど、私一人の力では簡単に実現できるものではないんですよ。載りたいと言って載せてもらえるものでもなければ、出そう！と思った時に写真集が出せるわけじゃない。「なんで最近出てないの？」なんて言葉が一番残酷だったりします。でもそうやってまた見たいと思ってくれてる人がいると思ったら、たとえ５８人いてちょこっとしか写ってなくてもこの企画に参加しようと思えました。
私より遥かにフォロワーの多い子や若くてこれからもっともっと飛躍するであろう子など可愛くて一生懸命な女の子が沢山いてすごく刺激的な現場でした。もちろんここでは書けない話もありますが…それは今度のオフ会でこっそりお話ししようかと思います（笑）。なのでぜひ「週刊プレイボーイ」を買って来週のバースデーイベントに持ってきてくださいませ！！
イベントの詳細等はこちらのポストから
https://x.com/akaringo_mana/status/1836981616079728691
先週は東京競馬場に遊びに行きました。あいにくの雨模様の中現地でレースを楽しんだ私の結果を振り返りましょう。競馬場に着いてどの馬券を買おうかなとパドックを見てましたがなかなか挑戦したいレースがなく、やっと買ったのは東京８R。⑧ラスカンブレスが強そうだなぁと思ったら１番人気で本命にはできず、⑨テリオスサラを軸にしたら来たのはやはり⑧でした。
５日のメインはサウジアラビアRC。７頭立てなのでいつも必ず買う８−１０−１４理論が通用せず「危険な上位人気馬」に該当する馬もなし。どう買うべきかしっかり考えてまずは１番人気を排除。点数を絞るにはもうそれしかないなと思ったんです。少頭数ですし、ガミらないようにと３連単フォーメーションで挑んだところ単勝1.5倍の③アルレッキーノが5着に沈んだのですが…①アルテヴェローチェを１着固定にしてなかった！本命だった④マイネルチケット３連単のマルチで取れてたのに。判断が難しいなぁもう。
６日の京都大賞典は大荒れでしたね〜。私は掠りもしてなかったのでアレでしたが（笑）。レース見ながら「えー！」って声出ました。最近の失敗から３連単マルチにするパターンと１着ながしとフォーメーションを使い分けてるのですが、マルチにすると全くダメで１着ながしかフォーメーションにするとマルチにしとけば…ってなるんですけどコロコロ変えない方がいいのかな。でも京都大賞典で仮にディープボンドを本命にしていたとして、１着固定じゃなくマルチにしてたら当たってた！みたいなことあったら泣いちゃうし。レースによってワイドにしたり馬連にしたり複勝にしたり変える方も多いけど「こっちの買い方してれば！」みたいなタラレバはみんなも経験してるんでしょうか？
あまのまな
2019年7月に行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで村田諒太選手が王座を奪還した際に涙を流し、「涙のリングガール」として一躍話題に。リングガールの他、グラビアや女優、パチンコライターとしても活躍。2022年にファースト写真集「なまのまな」（ワニブックス）が発売になった。
東京競馬場で行われた「初心者向け競馬教室」や中山競馬場で行われた「宝塚記念スペシャル予想検討会」に出演するなど、競馬関連の仕事も増えている。
X（旧ツイッター） @akaringo_mana
公式サイト https://www.amanomana.com