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#243 [音楽] イタリア・オペラを代表する作曲家

第35週 第5日(金)音楽「ジュゼッペ・ヴェルディ」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は音楽「ジュゼッペ・ヴェルディ」です。

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本の要約

■ジュゼッペ・ヴェルディ(1813~1901)
イタリア・オペラを代表する作曲家だ。オペラは大きく分けてドイツ・オペラとイタリア・オペラがある。
イタリアのパルマ県で学問のない宿屋の息子として生まれたヴェルディは、若くして成功を収めた。26歳の時最初のオペラ「オベルト」が、ミラノのスカラ座で初演されたのである。

その後二作ほど失敗が続くが、史劇「ナブッコ」(1842年)で再びミラノ市民の心をつかんだ。その後8年間にわたって13作のオペラを書いて一財産を築いた。続く10年間は、ペースこそ落としたものの、彼の代表作ともいえる「リゴレット」(1851年)「トロヴァトーレ」(1853年)「トラヴィアータ」(1853年)を作曲した。

ヴェルディの書いたオペラは、登場人物中心のストーリーに満ちている。ストーリーは、愛と失恋と悲劇を扱うが、ドイツ・オペラよりも軽快だ。ドイツ・オペラではリファルト・ワーグナーとその追随者たちが非現実的な幻想の世界を扱い、大規模で奇抜な作品を多く作ったのに対して、ヴェルディはもっと直接的な感情表現を重視し、等身大の登場人物に心のうちを歌で表現させるのを好んだ。

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「オベルト」 (1839年)

『サン・ボニファーチョ伯爵オベルト』と称されることもある。オペラは現在では全く上演されないらしい。YouTubeにもそれっぽいのを見つけるのが難しかった。楽曲はとてもきれいで個人的には好きだ。

「リゴレット」(1851年)

劇中歌である「女心の歌(La donna è mobile)」は、リゴレットの中でも有名な歌。リゴレットのストーリーをわかりやすく紹介しているサイトがあったのでぜひ閲覧してほしい。

いつの世もチャラ男が人生を狂わせるんだね…


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