フリーきっぷで行く日帰り小旅行~東急線ワンデーパス
私は鉄道旅において、フリーきっぷを使うことが多いです。
フリーきっぷですと、乗れば乗るほどお得になるし、途中で気が変わって行先や経路変更をすることが自由なところがいいですね。
一人で行く場合は尚更です。
さて、今回は4月の平日休みに新しく開業した東急新横浜線に乗りに行こうと思い立ち、「東急線ワンデーパス」を使うことにしました。
「東急線ワンデーパス」は2023年3月18日に100円程度値上げしましたが、同日に開業した東急新横浜線も乗り放題エリアに追加されました。値上げしても780円。
私は自宅最寄り駅が東急線なのでこのきっぷ1枚で楽しむことができます。
都内で自然散策
せっかくのフリーきっぷ。新横浜線に乗るだけではもったいないので東急沿線で次の3つをテーマに楽しむことにしました。
・自然散策
・新横浜線(乗り鉄)
・グルメ
まず初めに自然散策からです。
東急線乗り放題のこのフリーきっぷには、渋谷、二子玉川、横浜、自由が丘、たまプラーザ、南町田グランベリーパークといった買い物や食事に適した場所がいくつも含まれており、それを巡る使い方も楽しいと思いますが、今回は人が多いところは避けて自然の中でリフレッシュしたいとの思いが強く、そのようなテーマとしました。
東急沿線ですと、パッと思い付く自然豊かな場所というのは、こどもの国くらいしかなかったのですが、検索してみると良さそうな散策コースがありました。
目黒不動、そして林試の森公園、どちらも行ったことがありません。
初めての場所に行くというのもいいですね。
自然散策はこちらに決めました。
武蔵小山駅から約1時間のコース
東急目黒線の武蔵小山駅に降り立ちました。
武蔵小山は住みたい街の上位ランキングに入っています。
駅前にはタワーマンション、そして有名な巨大アーケード街があります。
それらを目にしながら散策コースに向かいます。
線路沿いにコースを辿ると、早速自然と触れあえる緑道にでました。
地元の方の憩いの場所になっているようです。
緑道公園をしばらく進んで車道に出て真っ直ぐ進むと目黒不動に到着です。
入口近くのうなぎ屋さんの店頭でうなぎを焼いており、食欲をそそるいい香りが漂ってきます。
うなぎ弁当にちょっと惹かれましたが、今日のグルメは予め考えていたのでここはぐっと我慢。参道を進みます。
初詣の時などは人の数がすごいのだろうなと思いつつ、平日の人が少なく静かなお寺の雰囲気に癒やされます。
目黒不動を後に歩いていくと程無く林試の森公園へ。広いです。自然の中で癒やされます。鶯の鳴き声が響いていました。
こちらでちょっと休憩です。
園内を散策し、マイナスイオンをたっぷり浴びたところで武蔵小山駅に向かいます。
東急新横浜線
東急新横浜線開業から1か月あまり。東横線、目黒線の日吉駅から新幹線と接続する新横浜駅までの新線であり、反対方向から同時に開業した相鉄新横浜線と新横浜駅を介しての直通運転が始まりました。
フリーきっぷのエリアは新横浜駅までということで今回は相鉄までは乗らず、武蔵小山駅から目黒線から東急新横浜線に直通する電車に乗って新しい新横浜駅の様子を見に行くことにしました。
極上とんかつで締め
新しい新横浜駅を堪能しつ後は、ちょっと遅めのランチにしたいと思います。
もちろん新横浜駅周辺には魅力的なグルメが多数ありますが、ここはフリーきっぷの効力を活用し、戻る形で日吉駅まで移動します。
知人に教えてもらった日吉駅近くのとんかつ屋さん「和栗」に行きました。
千葉県の健康美容豚「林SPFポーク」というとびきりの豚肉を使用しているとのこと。
初めての訪問でしたが、これが本当に美味しかった。
分厚くうっすらピンクがかったロース肉は柔らかく、甘味を感じます。
ソースはもちろん、岩塩を付けていただくこともできます。
しかも、こんなにも美味しいとんかつがロー1100円で食べられるなんて…
もっと早く知っていたらと思いましたが過去は取り戻せないので、これからの人生の楽しみの一つに加えたいと思います。
最後はグルメに満足し、帰りの電車に乗り込みました。
フリーきっぷを使った小旅行。
JR、私鉄各社共に知る人ぞ知る魅力的なフリーきっぷを数多く出しており、自分流にアレンジしてお得に楽しむことができます。
今後もフリーきっぷを使った小旅行(主に日帰り)の紹介をして行きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回使ったフリーきっぷ↓