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GWのアクティブレスト~高松山登山

今年のゴールデンウィークは最大9連休!なんて謳われていましたが、現在シフト制の部署に配属されている私は、その9日間のうち7日間が出勤でした。祝日勤務の代休はどこかの平日で取ろうと思いますが、GW期間の中間の5月3日に一日だけ休みがありました。

休みの日は家でゴロゴロするよりどこかに出掛けた方が心身共にリフレッシュできる「アクティブレスト(積極的休息)」派の私ですが、さすがにGWであればどこに行っても大混雑。自宅でゆっくりしようと考えていました。

条件が揃い出掛けることに

そんな中、登山好きな妻がGW中に一人で登山の計画をしていることを知り、どこに行くか聞いたら、筑波山か陣馬山とのこと。

GWにおいて名の知れた山に行くなんて、人だらけのとんでもない混雑でゆっくり自然を楽しむどころかストレスになりそうな…
行く山を再考した方がいいのでは?と提案したところ、確かにそうだということで色々調べた結果、5月3日に丹沢の「高松山」に行くことにしたとのことでした。

私は1日しかないGWの休日を家で過ごそうと考えていましたが、5月3日の天気が良さそうなこと、前日に割りと早く仕事が終わり帰宅できたので思い切って一緒に高松山に行くことにしました。

行って良かった

そうして迎えた当日、眠い目をこすりながら早朝5時40分に自宅を出発、電車で約2時間、小田急線の新松田駅に向かいます。

高松山の登山口まではバスで10分程。
西丹沢方面のバスの乗り場は大混雑。ただ、山北町のコミュニティバスも高松山入口のバス停を通るのでこちらに乗車。

私たちの他、中高年の登山グループと夫婦がいたくらいで車内は空いていました。

「高松山入口」バス停からしばらくは車道を進みます
天気が良く新緑が映えます

山頂までは約2時間の道のり。
途中、建設中の新東名高速道路が見えました。
工事の影響からハイキングコースも一部迂回となっていました。

新東名高速道路の建設現場が見えました

頂上に至るコースを進んでいきますが、一組のカップル(夫婦?)と休憩のタイミングで抜きつ抜かれつしながら会う程度ですれ違う人はほぼ皆無です。

GWにおいても穴場といえると思います。
この時点で来て正解だと感じました。

登りの道中、時折開ける眺望は素晴らしいですが、勾配が段々ときつくなってきて、気温も高い日でしたので汗が止まりません。

ただ、その分余計なことを考えなくてすみます。
休みの日もふとした瞬間に仕事での嫌なことを思い出してしまい、それがしばらく続いてしまうことがあります。

外に出て何かをやる。意識がそれに向く。
登山であれば道中はそれに集中できる。
そうしたことが「アクティブレスト」の利点であると思います。

チェックポイントの「ビリ堂」に到着。山頂まであと少し。

山頂から富士山が

予定どおり登山口から約2時間、午前10時に頂上に到着。
壮大な富士山が出迎えてくれました。

高松山山頂から見える富士山
混雑もなく5組くらいでこの空間を

ランチにはまだ早い時間であるものの、高松山山頂にはGW中であるにも関わらず5組程しかおらず、素晴らしい眺めの中ゆっくりランチをいただく贅沢な時間を過ごすことができました。

皆、富士山をバックに思い思いに写真を撮り笑顔が溢れていました。

山頂で食べるカレーカップヌードル 最高の味

山頂での早めのランチ休憩を終え、登りとは違うルートで下山します。
帰りのルートは途中「第六天」から車道に出ました。第六天には駐車スペースがありますのでここまで車で来て山頂に向かう人もいるようです。

山頂には小さなお子さん連れの家族もいて、我々が登ってきた道を子連れで登るのは、かなりきついのではないかと思ったのですが、車を停めてここから登ったということであれば合点がいきます。

我々のように全て歩いて下山する者にとって車道の部分が長いのは足に負担がかかりあまり嬉しくないのですが、眺望が開けた部分が多く、下山しながらも随所随所で富士山を拝むことができました。

所々で富士山を見ながら下山

やっぱりアクティブレスト!

帰りはバスの時間の都合で山北駅に出ました。
駅前の温泉施設に惹かれましたが、GWの混雑を回避する意味で今回はそのまま帰路につくこととしました。

時間や場所を選んだ結果、GWといえども混雑を避けてリフレッシュすることができました。

心はリフレッシュ、身体は筋肉痛になりましたがそれも心地よい疲れのうちということで。

これからも「アクティブレスト」を楽しみたいと思います。

(↑今回行ったコース。オススメです。)

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