[2007.8.19] ANIME JAPAN FES "スーパーアニメ魂"
そして最終日の8月19日(日)に再び我々はお台場の地に。
この日はさすがに日曜日だけあって観光客で大賑わい。我々が到着したころはすでに Zepp Tokyo の前には人だかりはなく、会場内が逆に人であふれていました。
会場をざっと見渡すとまたまた我々の予想は大ハズレで、今度こそアニオタさんで満杯かと思いきや、真っ黒に焼けた若い兄ちゃんや普通のカップル風の男女も多く見受けられます。もちろんイカニモな方々もそれ以上にお見受けしましたが。
今回は "女子部" と違ってオールスタンディングなのでお客さんの数も全然違いますし、熱気もすごかったです。前方はすでに満員状態だったので、我々は最後方の壁際に陣取りました。
まずはMCの人が登場。まったく見たことも聞いたこともない人ですが、お客さんの乗せ方はすごくうまかったです。お客さんとの見事なかけ合いを見るかぎり、長年このイベントのMCを努めてる人のようです。見事な盛り上げっぷりで、お客さんの期待感も最高潮。
そしていよいよ開演!『ゲームセンターあらし』がオープニングソングとはしぶいっ。その後も『ドラゴンボールZ』『キン肉マン』『逆転イッパツマン』『サイボーグ009』とハイテンションな名曲がどんどんでてきます。おいおい最初っからこのペース!?と心配するほどの畳みかけですね。
とくに「サイボーグ009」(曲名は『誰がために』)はアニソンの中でも名曲中の名曲との誉れ高い一曲。これがライブで聴けるとは・・・。ひたすら感動です。『逆転イッパツマン』も、数ある『ヤッターマン』シリーズの主題歌の中でもメロディーが特に美しい一曲。これみんなオレのためでは!?と錯覚させるようなラインアップでした。
その後も、ささきいさおさん、森口博子さん、森川美穂さんと次々に登場。女性二人は若かったですねー。それぞれの持ち歌を披露したあと、2人で『タッチ』。これまたもちろんよかったです。
そしてその後は一気に男臭く(笑)クリスタルキングさんが御存知『愛を取り戻せ!!(北斗の拳)』。
ここまで手拍子や拍手はしても叫んだりフリを入れたりはできなかった自分でしたが、さすがにこの曲のイントロが流れてしまっては、"Your are SHOCK!" と叫ばずにはいられませんでした。(笑)
会場の温度がぐんと高まったところで、クールダウンでしょうか。続いては『ルパン三世』。とくにエンディングの「ワルサーP38~」は超有名ですね。これがテレビそのまま、本人の声で聴けちゃうんです。なんか夢を見てるようでしたよ、ほんと。
そろそろ折り返しかなと思った頃、スペシャルゲストとしてなんと長井秀和さんが登場。なんでも水木一郎さんの友人とのことで、放映中の『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌を歌っているそうで、それを披露。曲自体全く知らないので何とも言えないのですが、下手ではなかったです。かと言ってまた聴きたくなるほどではないですが。
それより、「僕は芸人なので」と持ちネタを披露してくれたのがナイス!これは長井秀和ファンとしては予想外のサプライズ。ラッキーでした♪
こうしてライブはどんどん進み、アンコールがあって、最後は『宇宙戦艦ヤマト』を出演者全員で大合唱。感動的なフィナーレで幕を閉じました。
いやいや、とても素晴らしいイベントでした。行ってよかったです!!「自分が知らない最近の曲ばっかりだとどうしよう…。」と思っていたのですが、ほとんど昔の曲で問題なしでした。逆に若い人はなんで知ってるんだろう。不思議~。
新しい曲がほとんど無かったのは、たまたま今回のイベントがそういう方針だったからか、そもそも今や「アニソン」と呼べる曲は少なくなったからなのか、どちらでしょうね。そういえば一昔前からアニメの主題歌にJ-POPが普通に使われたりしてますよね。あとはそのアニメの主人公キャラの声優さんが歌ったりとか?(よく知らず)
だから、もしかすると「名曲アニメソング」って絶滅危惧種だったりするかもしれません。
CDでしか聴けない、いや、CDでさえも聴くことができなかった名曲を聴くことができたのは間違いなく時代の流れのおかげですが、一方でまさにその時代の流れのために、その機会も有限です。ささきいさおさんがMCで「亡くなった先生方が、ぼくに『歌い続けなさいね』と。声が出るかぎり歌い続けたいです。」と話していました。ぜひ、歌い続けていただきたいです。そして、僕たちも聞き続けたいです。
セットリスト
(https://w.atwiki.jp/anisonsetlist/pages/562.html より)
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