緊張感→疾走感!
ビ・ユーンと駆け抜けていくような。
謎の疾走感を味わった話。
新しい仕事を探すために、
面接を受けてきた。
面接を受けたのは約10年ぶり。
緊張でガチガチに固まったものの、何とか切り抜けることができた。
緊張感。
ずっとずーっと、避けてきたもの。
人前に出るのが苦手。
質問されるのが苦手。
周りの視線が自分に向くのが苦手。
面接、会議、スピーチ、プレゼン。
そういうものにほとんど触れないまま、
社会人生活を10年以上続けてきた。
緊張する場所を、とことん避けてきたわけ。
面接が終わった後に、どっと疲れて
しばらく何も考えられなくなった。
一息つくと、
突然正面から冷たい風を
ビュンッと強く受けるような感覚を受けた。
なんて表現したら良いのか分からないけれど、
緊張した後にグングンと、謎の疾走感が湧き上がってくる。
段々とテンションが上がってくる。
それが妙に気持ちが良くて。
達成感ではないみたい。
面接の間しどろもどろになったから、
やりきった感もないし。
かと言って、緊張した後に感じる安心感でもない。
これって何なの?
帰りの電車でそのことを考えていて、
気がついた。
気持ちのコインの裏・表。
”隠れたい、隠れたい”
そのコインの裏側にある
”表に出たい”を出したことで、
気持ちのバランスが取れたんじゃないかと。
嫌だ嫌だと言って避けてきた、この緊張感。
避けてきたから味わえなかった、この疾走感。
隠れる:表に出る=9:1のバランスを調整すれば、
極端に避けてきた”緊張”とうまく付き合えるのかもしれない。
緊張に、慣れたいわけじゃないの。
数をこなして云々とか、そういう話ではないんだけど。
ただあのすごく爽やかで清々しい感覚。
あの感覚を感じられるなら、
時には緊張するのも悪くないのかもしれないと思った。
【直近予定されている緊張場面】
・自分の送別会のスピーチ。
・DELF A1(フランス語版TOEICみたいなやつ)受験でのスピーキング。
今日の経験を糧に、
いざゆかん。
Photo by Valerie Blanchett on Unsplash
Thanks,Valerie
ありがとう。その優しさに感謝します。どうしたら良いか、まだ、決まりません笑。