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人間にはコントロールできない生理的・本能的な領域がある。 そのサンクチュアリには自分以外の誰からの干渉も許されない。 しかし、そこに踏みこまざるをえない世界に不意に立ち入ってしまうことがある。そんな時あなたは何を考えるか。これはもはや一つのドキュメンタリーだ。 それは晩夏を迎え、秋の風が心地よく吹いたある十月の日のことだった。その夜、田舎に住んでいる僕と友人たちで都心部に出て飲みにいった。終電が早く、一層のことみんなでドミトリーに泊まることにした。二段ベッドがいく