昨日はトラ(寅)、今日はヘビ(蛇・巳)。
先日、友人のT村さんから新年の挨拶と一緒に「長岡の高龍神社に行ってきました!」と写真が送られてきました。高龍(こうりゅう)神社のことを調べつつ、送られてきた写真を、じ〜〜〜っと眺めていた時、ちょっとした違和感に気付きました。
その写真がこちらです。
・・「ん?三つ巴紋が逆??」。
よく目にする三つ巴がこちらです。
『左三つ巴』。高龍神社の紋は・・
『右三つ巴』。
ちょっとした違和感でしたが、改めて三つ巴紋について調べ直してみました。
巴紋の左右は書き方でわかる:
巴紋には「左三つ巴」や「右三つ巴」のように、左右の区別があります。しかし、「左三つ巴」は「巴」が右回り(時計回り)、「右三つ巴」は左回り(反時計回り)になっているように見えるのです。この区別は、筆を使った「巴」の書き方で理解できます。「左三つ巴」の場合なら、「巴」の頭の部分をぐるぐると左巻きに塗りつぶしてそのまま抜くように尾を描くときの筆運びをイメージすればわかりやすいでしょう。
龍と白蛇
「左三つ巴」は「巴」が右回り(時計回り)、「右三つ巴」は左回り(反時計回り)と、若干混乱してしまいますが、高龍神社は、その名の通り、龍に関係していると同時に白蛇も・・。
高龍神社と言えば有名なのが白蛇ですが、これは御神体である龍の使い。龍を祭っている奥の院と神社の中間点にある院には、実際に白蛇がいるといいます。蛇は執念深い動物と言われていますので・・
高龍神社の左回りの『右三つ巴』。「そういえば、蛇は左回りでとぐろを巻く事が多いような・・」、そんなことも考えていました。
せっかくなので『巴』という漢字の意味・成り立ちを調べて、さらに驚いたことが・・。
”蛇が地面で這っている象形”・・。ここでも蛇が。さらに「一説に象を食べる蛇」とも書かれていました。「象を食べる蛇?」。・・調べてみました。
中国に伝わる怪物、大蛇・・『巴蛇(はだ)』。
※下記のサイトに詳しく書かれていました。
http://www.mugyu.biz-web.jp/nikki.27.04.17.htm
大蛇=龍?
”三つ巴紋から蛇”・・”大蛇の巴蛇”、”大蛇は龍?” なんて話も聞いたことがあります。次から次へと点と点が繋がっていくこの感覚、たまりません。
大蛇・・巨大な生物・・そういえば最近、立て続けにこんなニュースがありました。
▼『巨大ヤスデの抜け殻化石=脱皮個体は2.6メートルか―3.2億年前・英国で発見』
▼『新種巨大魚竜、頭骨化石発見 全身は17メートル超か―2.4億年前・米国』
当たり前の話ですが、まだまだ解明できていないことだらけです。
ざ〜っと調べただけで・・うふふな感じです。また一つ勉強になりました!
T村さん、有難うございました。(引き続き、色々と調べてみます)
最後にオマケですが、この漢字・・読めますか?
・巴比倫
これなら読める方が居るかも知れません。
・巴里
正解は・・巴比倫(バビロン)と、巴里(パリ)でした。
バビロン(苦笑)。
またまた強烈なキーワードが出てきましたが、この話も鬼長くなるので今日はこの辺にしておきます。