昨日更新したnoteの続編のような話を書き残しておきます。
購入させて頂いた、杉浦史典さんの器。
陶芸や器に関して、うんちくを書ける程の知識は、もちろん無く・・・でも、陶芸や器は好きです。料理をする関係もあり、ちょっといい器を欲しくなる時もあります。
今回の器は、直径約20cmと、手のひらサイズ。Yさんは「あのどら焼きをのせてみたい」と言っていました。どら焼き用としては、高級すぎるので、物ろん、普通に料理の器として使います。
気になったのは、器の表面にある、ぼつぼつ。「デザイン?」と思っていたのですが、「あれは、目跡(めあと)です」と杉浦さんが。「目跡(めあと)?」・・・。
器を重ねて焼く際に、上の器の釉薬と下の器の釉薬同士が溶けて、くっつかないように粘土の粒などを器と器の間に置いて焼くそうです。その跡が”目跡(めあと)”。
無くすも残すも作家さん次第とのことでしたが、この目跡(めあと)が良いな〜と思いました。よ〜く見ると、なんとも不思議な断面でしたので、マクロで撮影して、トリミングをしてみました。
この写真を見てくださった杉浦さんから「目跡にそんな世界が広がってたんですね。サンゴ礁みたいに見えました」とコメントを頂きました。
確かに・・・サンゴ礁にも見えます。やはり、マクロ撮影も楽しいものです。
目跡では無いのですが、この粒々も好みでした。
裏面も・・・素敵です。
一つ・・・器選びで一番大切にしている事は・・・”触れた感触・持った時の感触”です。グッとくる器は・・・質感+重さ+何か・・・感じるモノがあります。今回の器も触れて、持った瞬間「お〜〜〜!」と何かを感じました(笑)。
近日中に、この器を使って料理を作ってみたいと思います。