岡山で頑張るのって凄いなって話
お盆休みで「そろそろ起きるかね」と布団の中でtwitterを見ていたら、
ビックリするようなニュースで目が覚めた。友達も大騒ぎしていた。
岡山県出身の選手が岡山のチームでプレイしてくれて、
岡山から海外に羽ばたいたっていうのが素直に凄いなーって思った。
僕がファジアーノを見始めたのが10年くらい前で、
その時には所属している選手がこんな風になるとも思っていなかった。
しかも、同じスタンドで見ていたかも知れない「岡山の子」が、だ。
改めてそう思うと流石に「保護者感」も芽生えてくるし、
周りの友達も同じような感じだった。そりゃそうだ。
クラブとしても凄く大きな出来事で、社長もリリースを出していた。
台風が接近しているので家からも出れないので、
チームが配信してくれたインスタライブや移籍会見を見ていた。
時折人懐こい笑顔を見せながら、凛とした表情で決意を語る彼を見ていた。
入団当時の彼を思えばめちゃくちゃ大人になったような気がした。
在籍は1年半だし、まだ19歳の選手ではあるんだけどね。
これくらいの年齢っていうのは1つの経験で物凄く成長するんだなあ。
「岡山出身の子が岡山で夢を掴んだのってマジですげーよなー」とも改めて思った。
会見の最後にも「どうなるか分かんないけど、ビッグな選手になって誇りを持って帰って来れれば」、
「今の理想は帰ってきてプレイ出来ればいいなと思います」とも話していた。
本当に、そうなってくれるといいなーって思うなー。
仕事がクソ・・・仕事で忙しくさせて貰っていたので、書く時間が取れなかったけど、
少し前に色々と教えて貰ったユースも前回の記事の後、
大活躍を見せて全国3位という成績を残した。
前回の記事で「座談会」ということで一緒になった2人から、
色々と教えて貰いながら見ていたので、
少しずつではあるがユースに対して思い入れも出てきている。
これらのリリースが出てきた時も、
「お、折角のチャンスだしがんばって欲しいね」と保護者感が芽生えたり、
「(今年ユニ買ってないし)来年は誰のユニにしようかなー」とか、
「『ユース上がりの子のユニはご祝儀みたいなもん』だよなー」とか、
今まで何となく主力の選手を見ていたようなタイプで、
こんな感情が芽生えた事も無くて自分でも驚いている。
ユースの試合も見に行ってみようか、なんて思っていたりもする。
太田選手の事もあったりするし「ミーハーな保護者感」であって、
自分じゃ「沼にハマってない」とは思ってるけどね。笑
少し前にも書いたような気がするけど、
僕は地元でもある岡山に少しコンプレックスがあった。
そんなに全国区とも言えるものがなく、
大体イベントがあるとすれば隣県の神戸か広島で基本的には通過されるような街。
田舎特有の閉鎖的な空気が何かまとわりつく様な感じがして、
ネットで知り合った東京の友達の開放的な空気に少し嫉妬を感じながらも、
「逃れられない流れの中でずっとやってきた」って思いがあった。
けど、こういう風に岡山でチャンスを掴んで結果を出したり、
「それに続け」と言わんばかりに岡山で頑張ってるのを見ていると、
そのコンプレックスみたいなものはもう無くなっていった。
結局自分の弱さだったんだろうし、年齢のせいもあるんだろうけど。
ともあれ、佐野選手にはオランダで頑張って欲しい。
個人的な話ではあるけどオランダと言えば、
好きなラジオ番組きっかけで知り合ったフォロワーも居たりする。
こういうのは本当につながる時はつながるものだ。
オランダリーグは配信がないので、機会があれば写真撮影を依頼した。
彼女が撮影できるタイミングが何度もあるくらい試合に絡んで欲しいな。
それで佐野選手がまた岡山に凱旋してくれたり、
佐野選手の後を岡山の選手が続くと嬉しいなー。