みんなで掴んだ勝利
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2023プレーオフ
ファジアーノ岡山U-18 1-0 京都サンガF.C.U-18
本日開催された高円宮杯JFA U-18 サッカープレミアリーグ2023プレーオフにおいて、ファジアーノ岡山U-18は1-0で勝利し、見事にトップカテゴリーであるプレミアリーグ参入を決めました。
1回戦ではプレミアEAST優勝経験もある強豪の札幌U-18相手に3-1の快勝を遂げたファジU-18。
昇格をかけて争うのはプレミアリーグ復帰を狙う京都U-18です。
試合は立ち上がりから京都ペースで進みましたが、前半15分、右サイドで得たスローインの流れから9村木輝がグラウンダーのクロス。中央で足元で受けた10楢﨑光成が細かいステップで交わしてゴールに流し込み先制ゴール!
しかしその後はひたすら京都のターン。高さのある選手を狙ったセットプレーでファジのゴールを狙いますが、この日絶好調のGK 21近藤陸翔がしっかりと守りきります。
後半に入ってもひたすら京都の攻撃をチーム全体で守り切る時間が続きますが、20ミキヴィトルや途中交代で出場した7磯本蒼羽が攻守においてサイドで躍動します。
ラストプレーでは相手GKも攻撃参加しますが、しっかり守り切り、1-0の勝利。夏のクラブユース選手権では苦杯を嘗めた相手にリベンジを果たすとともに、念願のプレミアリーグ昇格を成し遂げました。
この試合で光ったのは、終始劣勢ながらしっかりと守りきった守備陣の奮闘と言えるでしょう。
前述の21近藤陸翔によるファインセーブもさることながら、最終ライン4人の安定感あるディフェンスでしっかりと守り切った印象の試合でした。
また、来年の活躍も楽しみな1・2年生の活躍にも光るものがありました。中盤でダブルボランチを組む15南稜大と27藤田成充は攻守に渡って大活躍でした。また、唯一の1年生プレイヤーである42千田遼は右サイドバックの位置でクレバーな守備を披露し、京都の攻撃をしっかりと抑えていました。
2011年にU-18が立ち上がり、12年でのトップリーグへの参入。
この結果は今日の試合でピッチで躍動した選手の活躍もそうですが、これまでにアカデミーのために奮闘した選手やスタッフ、サポーターたちみんなで掴んだ勝利だと思います。
さぁ、来年は全国の舞台が待っています。
オカヤマ魂を胸に、これからの若きファジ選手たちの活躍に期待しましょう!