芸人さんから学んだなっていう話
どうもこんにちわ。瀬戸のおさしみです。
瀬戸のおさしみ (@setono_osasimi) · X
最近は自分の試合があってそれに参加していた。
試合をする中で盛り上がる場面もあれば、当然悪い場面もあったりした。
普段見ているファジアーノ岡山やトライフープ岡山や、
その他のJリーグやBリーグとは違い、これに関しては当事者という中で、
少し気を使わなくてはいけない。好き勝手に言えばいいって話ではない。
チームメイトやチームの士気を落とさないような声掛けであったり、
(少しだけだが)コートに立った時は技術的な声掛けも入ってくる。
自分自身、チームメイトやチームを鼓舞しようと頭では思うものの、
恐ろしい早さで過ぎる試合の1つ1つの状況に飲み込まれてしまい、
なかなか思うような声掛けやコミュニケーションは出来なかったりする。
ゴールデンウィークの途中、
僕の好きなトータルテンボスが丸亀に営業に来るという情報を仕入れた。
予定もなかったのでドライブがてら丸亀へ足を運び見に行った。
トータルテンボスはトリ。(贔屓目もあるだろうけど)やっぱ面白い。
勿論他の芸人さんたちも面白く、営業は大盛り上がりで終了した。
その2日後、ファジアーノ岡山は徳島ヴォルティスとの試合だった。
試合結果はちょっと覚えていないのだけど(察して欲しい)、
試合後、コールリーダーに厳しい声が飛んでいたのを覚えている。
確か「お前の声では勝たせられてない」とかそんな感じのやつ。
チームの調子も良くないしなかなか勝ててない状況下ではあったけど、
「皆モヤついているんだよなー、いちいち言わなくてもいいんだよなー」
「選手は必死にやった結果なんだから誰も悪くないんだよなー」とか、
「僕はトラメガ1つを持ってゴール裏の大人数をまとめる事は出来ない」、
とか思っていたので「何言ってんだこの人たち」と少し不快に思っていた。
帰りながら試合の事やその殺伐としたゴール裏での事を考えていると、
何故か丸亀でのトータルテンボスを思い出していた。
M-1のファイナリストで知名度はあるとはいえ、
客席イジりや漫才で雰囲気を作って会場を沸かせていく。
当然トータルテンボス以外の芸人さんもやっていたことだけど、
ほぼ全員がそれを外さずに場を盛り上げて湧かせていく。
「コールリーダー」と呼ばれる人がやっているのもこれに近くて、
刻一刻と変わる試合の状況を見ながら状況にあったチャント
(いや、より盛り上がるチャントって方が正しいのか)を入れて、
応援するチームや会場や周囲の人たちやゴール裏、
もしかしたら引っ張っていく中心の自分自身を鼓舞していく。
そこまで大きな話じゃなくても、
「その場に合った気の利いた発言が出来る」っていうのは難しくて、
連休中にファジアーノ友達と「カラオケ行こ!」という映画を見に行った。
この時見に行ったのは応援上映。声出しOKというやつ。
twitterで少し探してみると「応援上映レポ」みたいなのが沢山出てきた。
既に複数回見たから「ああ、この時にこの声掛けかw」となり、
「会場でこれをパクって面白声出ししてやるぜ!」とか思っていた。
だけど実際に会場では声が出ない。声が出ても誰も続かないと心が折れる。
「面白声出しおじさんになる」と息巻いていた自分が恥ずかしいし、
さっきの芸人さんやコールリーダーさんに対してのリスペクトが深まった。
ここでの記事もそうだし、個人のSNSでもそうだし、
所属しているチームでバスケやってる時もそう。
もっと言えば好きな物を推す、「推し活」をやってる時もそう。
どんな媒体、規模でも何かを発信するんなら、周りを鼓舞できるような、
面白おかしくできるような言葉を多く口にする人でありたいよね。
そんな事を考えさせられる1か月となったなあ。
おまけ①
一瞬だけだけどたぬきを見れた。
おまけ②
丸亀の営業を見に行った的なメールをしたら読んでもらってた。
ep208 『xxx』予想できませんでした。 - トータルテンボスのぬきさしならナイト!Season2 [オールナイトニッポンPODCAST] - Omny.fm
結構嬉しいね・・・笑