遠征に行きたいなっていう話
どうもこんばんわ。瀬戸のおさしみです。
少し前に新潟へ行ってきた。
この新潟遠征は「アウェイ観戦」とか「ライブ見に行く」とか、
いわゆる「遠征」と呼ばれるものではなく、
ネットで知り合った10年来の友人が「酒の陣」というイベントがあるぞ、
と教えてくれて、そこに友達と団体で毎年参加をしている、
個人的には「大人の修学旅行」みたいなイベントだ。
今年は4年ぶりに「酒の陣」が開催されるという事で、
そこに参加する友達一同大盛り上がり。
僕もこの日の日中に後輩の結婚式に参列後夕方から移動し、
新潟へ入りWBCを見ながら大部屋で酒盛りをする友達連中と合流した。
翌日の酒の陣はいつも通り楽しいイベントだった。
ただただ日本酒を飲み、個人的に大好きな寺泊きんぱちをかじり、
終了後は会場近所にある抜群のクオリティを誇る回転寿司に。
帰り道は憂鬱な気持ちではあったが素直に「仕事頑張ろう」となった。
それくらい充実感の高いイベントであった。
…ちょっとこの「大人の修学旅行」で記事が埋まっちゃいそうなので、
またそれは気が乗ったら書くとして、
この新潟遠征の翌週、
個人的には今シーズン初めてシティライトスタジアムへ足を運んだ。
この数年で出てきてしまった色々と足かせになっていたものも無くなり、
甲府サポーターの人がとても多く、甲府サポーターの友達も岡山へ来ていた。
川崎の友達や、関東在住のファジアーノ友達も来ていたし、
twitterで相互フォローになっている甲府サポーターも沢山来場していて、
何なら前日や翌日に倉敷美観地区を訪れている様子を楽しそうにアップロードしていた。
知り合いが故郷であり地元を満喫してくれている様子を見ると、
少し照れたりもするが、やはり嬉しいもんだ。
さっき書いた「修学旅行」の幹事みたいな事をしてくれている友達がいる。
ある年の「修学旅行」でその友達の故郷を一緒に尋ねることがあった。
僕はその町の雰囲気や名産がとても好きで「いや~めっちゃ楽しいね!」
とお酒が入っていたのもあったけど、めちゃくちゃ満喫していた。
その友達は不思議そうに「そんなに良いか?」って顔をしていた。
地元の良さと言うのは、地元の人間には少し分かりづらいのかも知れない。
だけど日本中何処だって誰かの地元だし、足かせが出来る前に足を運んだ、
熊本や山口やそのほかの街もそこに住む人は「そんなことないよ」とか言うのだろう。
けど足を運んだ町は個人的には忘れられない風景の1つや2つはあるし、
本当に素晴らしい町ばかりだった。遠征には良い思い出しかない。
まあ、悪いのは大体の場合は試合結果くらいなものである。笑
この日の試合後、ちょっと試合結果は記憶にないのだけど、
いつもの様に友達と集まってダラダラと話をしていた。
話は「アウェイ何処に行く?」という話になっていた。
試合後にスタジアムでダラダラ話す友達というのは、
付き合いが長くなっていて、アウェイを熟知している友達である。
僕がアウェイに何を求め、何に魅力を感じるかを分かっているかのようなプレゼンを平気な顔してぶつけてくる。
僕は大体美味しいご飯と酒、あと愉快な人たちがいてくれたら、
それはもう簡単に「行きたい!」ってなる。そう、僕はチョロいのだ。
そりゃ僕だって弊社がもっとお金を、休みをくれたら、どこのアウェイゲームだって足を運びたい。
大分では温泉に浸かり地獄蒸しを堪能しながら大分サポの皆さんと親睦を深めたいし、
清水だって桜エビのかき揚げ丼やさわやかチャレンジだってやってみたい。
何ならアウェイ秋田には一人ででも足を運ぼうとしていたくらいだ。
そんな風にどこの街だって魅力はあるし、動ける限り許される限りその魅力を、
実際にそこに足を運んで体験してみたいといつでも思っている。
そこが地元の人は「何もないよ」とか言うかも知れないけど、
僕にとっては凄く魅力的な町なのである。
何か一昔前に流行った歌で
今年の春はどこに行こうか?今年の夏はどこに行こうか?
みたいな曲があったけど、ここ最近はまさにそんな感じで、
手帳を開きながら「ああ、ここの遠征も良いかも」とか考えるような毎日である。
まあ、薄くなる口座からは必死で目を背けているけれども。
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