銭湯
今週3回銭湯行って、改めて銭湯の何がよいのか考えている。最初の1回目はまさに極楽だったが、回数を重ねるうちに「家の風呂場でも良くないか?」と疑問に思う。極楽なのかもよく分からない。疲弊した人間が極楽を求めてやってくる場所だから、結局湯船に残っているのは疲弊の残りカスだ。しかも今日は土曜日。人が多すぎる。みなの足取りはゆっくりで、疲れが集約しているのを感じる。唯一元気だったのはヤンママが連れていたわんぱく男児3兄弟だ。彼らは女湯で何を思うのだろうか。あと、おそらく過去に仕事を教えた人が風呂場にいた。丸メガネでおっとりした小柄女子なのだが、めちゃくちゃサウナ行ってて凄かった。血管を広げたり縮めたりしていて、強い身体だ。彼女がサウナに向かう背中を見届けて脱衣所に戻った。そしたら、大きな扇風機の音がまるで(お風呂入れて良かったね〜)と言っているような気がして面白かった。銭湯、高い。唯一の良いところは湯船で足をめいっぱい伸ばせることくらいだ。今もうひとつ見つけた。風呂上がりのまったりが気持ちいい。アイス食べたり、目を瞑ってみたりするの最高。まったりも値段に含まれていると考えたら、まあ悪くない。お会計1200円超えた。高えわ。1200円あるなら美味しいご飯を食べます。