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#WWDC2020 まで残り一週間
WWDCとは
WWDCはThe Apple Worldwide Developers Conferenceの略でAppleが主催で世界中のエンジニアにむけたカンファレンスです。例年は本社があるアメリカのカリフォルニア州のサンフランシスコ、もしくはサンノゼの会場を借りての開催でしたが、今年はコロナの影響で完全にオンラインでの開催となりました。金額に関しても例年は$1500程度(17~18万円ぐらい)必要でしたが、今年は完全無料のようです。オンラインでの参加の方法は主にApple Developerアプリでの参加となるようです。iOS/iPad OS向けにはこれまでもありましたが、ちょうど今日macOS向けにCatalyst対応されてリリースされたみたいです。オンラインの配信はApple Parkからのようですね。
WWDCの楽しみ方
例年のWWDCは、初日にKeynote(メディア向けの新技術・新製品発表)、Platforms State of the Union(エンジニア向けの新技術全体を俯瞰した発表)、デザインアワードがあり、翌日からはSession(各新技術についての詳細説明)やLab(Appleのエンジニアと直接相談が可能な場所)が4日間あり、木曜日の夜はBashという有名なアーティストを呼んでのライブがあります。しかし、今年はオンラインのため随分と変わるようです。現在発表されている情報によると初日は大幅には変わらない気がしますが、2日目以降はSession以外がガラッと変わりそうです。Labに関しては事前予約制ですし審査があるようです。Labに相談する前にForumで事前に書いておき、そこで解決しない場合のみLabに予約するといった流れになりそうです。(全世界の人が殺到するので緩和のための施策だと思います)Bashはどうなんですかね?(恐らく無いと思いますが...)
個人的な楽しみはKeynoteのオープニングムービーがどのようなものになるか楽しみにしています。
ここ3年のオープニングムービーです。WWDCの前に見返してみるのものいいですね。
WWDC 2020の予想と期待すること
僕が個人的にWWDC 2020に予想と期待することを書いていきたいと思います。まずは昨年発表された2大新機能(SwiftUI, Combine)の進化はあると思います。特にSwiftUIは現時点だと痒いところに手が届かないことがあるので改善を期待しています。また、Project Catalystについても現時点ではできないことがあるので拡充されることを期待しています。エンジニアとしてはXcodeやテスト、Instrumentsに関する進化を期待しています。Xcodeに関してはビルドの爆速化をとても望んでいます...テスト関連だと最近の流れとしてUIに変更が入った場合にテストの自動修復をしてくれるものがあります。XCTestのUIテストにおいても修復とは言わないまでも、変更された提案ぐらいはあっても良い気がしました。その他だとCoreMLで対応するモデルの種類が増えたり、ARKitが更に進化はしていくでしょう。
ハードウェアに関しては、昨年はMac Proの発表によりとても盛り上がったので、今年はそこまで大きなものは無いものと予想しています。もしあるとしても一瞬話題になったAirPods Studioなどの音楽関連の新製品や程度でしょうか?(そういえばAirPowerの復活の噂ってどうなりましたっけ?)
2020/06/17追記:今気になってるのはApple公式のCIがどうなるのかですね。数年前にBuddybuild社を買収した結果がどうなるのかそろそろ出てきても良さそうですよね?
これは2017年にHomePodが発表された時の写真。
まとめ
そもそも今年は現地に行けないので時間帯が真夜中の2時からというのが辛いですね。初日はKeynote、Platforms State of the Unionまでは見るつもりでいますが体力が持つかどうか...WWDC Extended Tokyo 2020というイベントがあるので日本のみんなとオンラインでわいわいしながら過ごすのも楽しみですね。
尚、この記事は堤さんの記事に触発されて書き始めましたが、思ったより期待することが薄かったのでWWDCの紹介記事みたいになってしまいました😅
記事を書くにあたって過去の写真を振り返ってたら来週も楽しみだけど現地に行きたい欲が...来年こそは行けることを期待して今年はStayhome WWDC楽しみましょう!