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個人アプリは新機能を試す場に最適

 WWDC 20も終わり今年はカンファレンス自体や関連勉強会もほとんどオンラインで実施されましたね。ある程度キャッチアップも済んで新しい技術をどんどん使っていきたいところですが、会社のアプリに導入するのは難しいところ。そういう時に個人アプリをリリースしていると新機能を試すハードルはとても低くなります。

# Typeの場合

 2017年のWWDCで発表されたiPadのDrag and Dropを自分のアプリに実装してみました。

また、2018年のWWDCではメールアドレスやパスワードの自動入力にいち早く対応しました。

ちなみに2018年のWWDCでmacOSのDark Modeが発表されましたが、iOSは翌年の2019年の発表でした。WWDCで発表されるよりも前に独自で実装したりもしました。

WWDC 19ではProject Catalystも発表されたので対応したりもしましたね。

今年は

 今年のWWDC 20の目玉はWidgetやApp Clipsでしょうか?他にもCatalystの進化やUIKitが進化したり新たなコンポーネントが追加されたりしたのでこの辺りも気になりますね。それよりもそろそろiOS 12向けの対応を辞めたいなとも思っているのでiOS 13向けに利用できるようになった機能が利用しやすくなる方がもしかするとメリットはあるかもしれません(Combineとか)

まとめ

 WWDCで発表された機能を会社のアプリに実装するのが難しいなと感じる方には簡単なものでいいので個人的に利用しやすいプロジェクトを作っておくことをお勧めします(リリースされている必要は無い)。例を上げると堤さんが以前やっていたiOS Samplerがまさにそういうものでしたね。自分で試してみて知見を得ることで、会社への提案もしやすくもなるかもしれません。新機能をどんどん取り入れて行けるのはモバイルアプリならではの特権だと思うので活用してより良いアプリを作っていきたいですね。

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