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30代バツイチ、自作Tシャツを売り始める
2023年1月、弁護士の夫と結婚した。
都内に3LDKのマンションを借り、ペットはネコ2匹。
主婦業をこなしながらそのうち子どもに恵まれ、子育てをしながらのんびり暮らす
――はずであった。
2025年1月、わたしは離婚した。
夫は善き人、義理の両親もまた善人。わたしだって悪人ではない。ただただ性格の不一致。離婚理由としては堂々の第一位だそうだ。いささか鼻が高い。
相手方の家族は全員好人物だった。特にわたしは、義母の作るパンが大好きだった。義母と一緒に原宿の流行ファッションなんかを冷やかしたかった。家族でピューロランドも行きたかった。
それでも別れるときって別れるものだ。これはもう仕方がない。
半年ほど鬱になり、それから躁になったわたしには滝のようにアイデアが降ってきた。
「Tシャツを売ってみよう」というのもそのひとつだ。デザイン系の学校出身でスキルはあった。30代崖っぷちバツイチ、なんでもかんでもやるしかない。
実際に作ってみたのがこんな感じ。
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【速報】かわいい
これはいけるぞとイナズマが走る。
コンセプトとしては、「初対面の会話のきっかけになるデザイン」
今日は初めての人と会うけれど、なにを話したらいいかしら。そんな経験をしたことって誰でもあると思う。
そういうとき、このシャツを着ていれば
「実は今日、背中が迷路なんです」
という話題ができる。
聞いた人は「なにそれ!?」になるし、この人はおもしろいセンスの服を着ている人だと感じるだろう。
そんなふうに、コミュニケーションのきっかけになるデザインを今後も作りたいと思っている。
↓ちなみにこちらから通販を行っています↓
このブログでは、ときどき製品のCMをそれとなく挟みながら、新進気鋭の注目デザイナーの苦悩や、日々の生活を綴っていく。伝説が生まれるようすをぜひ見守ってください。ビッグになってお金が貯まったら、燃費のいい軽自動車を買いたいと思っています。よろしくお願いします。