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動物園の未来を考える② 動物園はおそらく衰退していく

前回、①で動物園とそれに反対する立場の方はもう少し未来を見て、手を取り合えばいいのになぁという話をしました。


「今」は平行線に見えても、
「未来」では交わる可能性がある

少し具体的に解決する方法の一つを書き留めておきます。

不要という人の主な主張は
「動物が幸せではない可能性がある」を主軸に、
・野生に返す
・保護区にする
など色々展開していきます。

動物園を残そう側の主な主張は
・雇用が失われる
・今いる動物どうするのか
・資金はどこからでるのか
・これからの子供達が動物園で動物を見れなくなるなんて、、

不要論側は
「動物が幸せではない」ということを示すデータはたくさん持ってきてくれますが、
ビジネスとして具体案があるかというとちょっと、、

残そう側は
上の回答に真摯に答えてるというよりは、現状、もう仕方ない部分まできている、私達も努力しているを盾に、建設的に次のステップ進もうとしていない感じがします。

そこで、

結論
海外の発展途上国に動物園を徐々に移転することをビジネスとして、超長期的に世界的に動物園を廃止したら良い。


おそらく、動物園、水族館は未来では無くなります。。



理由①
「文化的水準があがると、「見る」という娯楽が衰退していくから。」

ヒトは生活の基盤が確保されて余裕が出てくると
「見る」→「する」→「貢献」の順番で娯楽を楽しむ考えます。

「体験」が必要になってくるなかで、見るだけだと自然と淘汰されていくかと思います。

理由②
『「命」に対する価値観の変化から』

人権とか動物愛護とかそういった区別をつけたくないので、命と一括にしました。

大体、動物の権利もヒトに遅れて少しずつ向上していきます。

少し前までは
ヒトですら、肌の色一つで権利を剥奪されていた時代がありました。

動物でも今では
野生からの無闇な捕獲はすべてではないですが見直されています。

誤解されてる方が多いのですが、
JAZA(動物園水族館協会)に加入しているところは、太地で漁で捕獲したイルカはもう導入しないとしています。
少しのイザコザがあり、協会を抜けたところもあります。
そして、そんな動きを見て、動物園側はイルカは今更かよとなっていました。

動物種にも寄りますが、動物園側は野生から導入するということを少し前から当てにしていません。

少し前までは
捕まえたら導入なんて簡単!という意識があったのですが、こういった変化は確実にきています。


理由③
「国際化が進み、世界の距離が狭くなるから」

人類の歴史に飛行機が登場したのはついこの間。
海外渡航率はどんどん大きくあがり、世界中どこにでもいけるようになりました。

海外旅行が高嶺の花だったときは、栄えていたものが、身近になり衰退することはあり得ます。

数十年前、世界各国の名所をジオラマにしたようなテーマパークがいくつかありましたが、最近はあまり聞かなくなりました。。


理由④
「ITの発展」

理由③と似ています。
見るだけなら、こういった技術で世界のあらゆるところと繋がれ、また、迫力ある映像が届けられます。

そして、ホンモノを見たければ、本場に行けば良くなってしまう。。


動物園が衰退していく理由だけ長くなってしまいました、、

一旦、こちらで切って、次回に続きます。

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