連載【癌で死ぬか死刑が先か・11】血税で生きるデタラメな看守や警察を目にして
※ お読みになる方へ : 事件の詳細が書かれており、不快な思いをされる場合がございます。ご注意ください。
このVol.11に出てくる登場人物は、Vol.10からのつづきになります。
プライベートの時間でさえも、雑居では頭がおかしい奴が居るだけで…
工場での作業が終ってからの時間、俺はバカの相手をするのが嫌になった。
この話を工場に行ってKさんに言えば、力を貸してくれるだろう。
しかし、それをしたらYさん側も出しゃばってくるだろう。
いくら相手側が悪くても、お互い反目(※仲が悪い)同志やし。。。
それに、この話をKさんにして協力してもらえば、間違いなく、俺は組関係として、勝手に話が進むだろう。
だから、俺はそうする考え方を捨てて、工場を出ることにした。
工場を出るイコール雑居から出ると言う事だ！！
俺は次の日残房した。懲罰になるのを承知で。
朝一の取調べ中に、工場の担当さんが飛んで取調べ室に来て、
俺に「松井、どうしたんだ！皆が心配している。早く今から戻ってこい！」と言われたが、俺は下を向いて、黙ってた。
そうしたら担当が「松〇か！！(※ 少年院出の殺人者)」と言ってきた。
流石に担当はよく工場の人間関係から性格まで知っている。
当たってるけど、それを担当に言えば、松〇は、怒られるだろうし、担当が俺を気にして色々としてくれるだろうが、全て上手く行く筈がない。
まずYさん側のヤクザが、黙ってないだろう。
だから、俺は、一言も言えなかった。
俺とKが消えれば、丸く納まると思っていた、、その時は、、、。
その後、俺は運動場側の昼夜独居に転房した。
数日経ったある日運動場からYさん達の声が聞こえた。
どうも俺にエールを送っている。「まっちゃん頑張れよ～」云々だ。
その事は別におかしくはない。
Yさんとは、一時不仲やったが、ちょくちょく話する関係だったからだ。
ただ気になるのがKさん側からのエールが一つもない事ぐらい。
まぁ、、、一言も何も告げずに出ていったから、きっとそれで怒ってても仕方ないかとは思ってた。
ただ後で分かったのが…松〇がYさん側に、
俺がKさんらと一緒に居るのが疲れたからとか言っていたらしい。
反目のYさん側からしたら、嬉しい吉報だったのだろう。
だから、運動場で、あんなに大きい声で、俺にエールをしたのだと思う。
一方のK側から一切のエールがない事…
これはこの後、嫌な展開になるのだが、少し先の話になる。
約１ヶ月ぐらい昼・夜と独居房に入り、15工場と言う金属工場に配役になった。そこの担当は俺が来るなり、安全靴履けるか？とか大丈夫か？とか…
何か態度を見ていると、俺がこの工場に居てほしくない接し方をしてくる。
ム所の担当、いや、ム所全体には２通りのタイプがいる。
１つは、受刑者の人権など関係なく、受刑者に嫌がらせをしたり、怒鳴り散らし、日頃のうっ憤(うっぷん)を受刑者に当たり散らし、血税で生活している、勘違い野郎共。
もう１つは、仕事上は厳しく言うが受刑者一人一人を差別しないで人として、出来る範囲で、一人一人の心に寄り添ってくれる職員。
このタイプは、刑事施設では、少数派であり、１０人に1人居ればいい所である。
多くの職員は、縦社会で、上司には敬礼し、上の命令は絶対であり、下等の看守程、縦社会を受刑者にも押し付けるどころか、見下し、ろくな対応もしない看守もいるぐらいだ。
俺の行った15工場の担当は森と言って、仕事である立場も忘れ、他の受刑者から、嫌われていた。
俺もその1人で、この工場に半年以上居たが、その間に受刑者同士の喧嘩があり、本来なら喧嘩両成敗されるのだが、片方の肩を持ち、その片方を懲罰にもしないで、工場に戻したのだ、、、
担当にヅケ(※点数稼ぎを必死にする奴)がいるだけで、天と地獄である。
この地獄に行った時、この担当は皆が見ているにも係わらず、その場に居ない受刑者の荷物を蹴っていた。
まじで、俺はこのクソ担当に対して、嫌悪感を抱いた。
荷物を蹴とばされた相手がこれを知ったら、どう思うだろう？
まったく私怨であるとしか言えない。
このようなクソがム所で看守をしていて、血税で飯を喰っている。
こんな、腐った看守の中で、何をム所で更生出来るのか？
ム所に居るだけで、嫌悪感を抱く。
看守の騙し討ちに合ったり、受刑者同士の歪んだ人間関係、こんなに人間不信の場で、何を学ぶ？
反面教師か！？それは、殆ど効果は無い！
何故ならば、ム所に入る殆どが、生い立ちや世の中に不満を持っている人ばかりだからだ。
だから逆効果になり、より一層と憎しみが増幅するだけだ。
そんな受刑者が出所して、行く当てもない、お金も無いとしたら、どうなります！？
答えは、また犯罪です。
その証拠として、再犯率を見れば分かるでしょう！( ※ 2020年は49.1％)
ム所は人権侵害の場であり、人を更生させる場ではなく、ム所からの人(受刑者)への嫌がらせは数知られず…！
まず医療の質の悪さだ、、苦しみ痛みに対しても、食欲が無くなっていても、ム所は、病院には連れていってくれない。
放置プレーもいいとこだ！だから死人が出るし、そのム所で死んだ原因も、ム所側の医師の診断だから、死因すらも闇に消されていても、まったくおかしくない。
だから、ム所に(刑事施設)人権は無く、都合のよい風にされるがままである為に、受刑者から不満が出ても何の効力も無いのだが…
看守の暴力一つにしても、周りの受刑者が静かに黙っているのは、何か一言でも、クレームでも言えば、即その場で「担当抗弁」だとか、大声を出したとして「施設の秩序を乱した」だぁーと…
何だかんだと施設側にとって、何とでも解釈できる。
規則でもって、我々塀の中に居る者は、この不自由で人間の尊厳すらも、規則で奪い、権力でもって人権を奪い、人間としての良心を育てるのではなく、憎悪だらけの人間を増し、世に排出している訳で…。
その後の犯罪に対しては、俺、個人的には、その人が全て悪いとは言えないと思う。
そんな闇に閉ざされた世界も知らない人が、何故に、その人だけを悪く言えるのだろうか！？
何も知らん人が、一情報だけで、直ぐ人をディスり、記事の一部で何が判るのだろうか？
そもそも、その記事の情報は間違いないとハッキリ言えるのか！？
俺の場合だと「お金が無かっただとか」嘘の警察のリークが、記事になっている！
ここでハッキリ言うが、金はまだ持っていた。
だから、警察の情報だろうと、こいつらは嘘付きなので、嘘付きは、ドロボーの始まりと言うが、警察の始まりなのだ！
こんなクソ共が市民のオマワリさんとは笑ってしまう(笑)
それに踊らされている一部の諸君は、太鼓を叩く、権力共の下で何の疑いさえ見せず、盆踊りをしているのと何も変わらない。
表の顔しか知らん人間は、世の中の本当の姿もしらないで、権力に踊らされ、裏の顔も知らないで、死んで行く。
ある意味幸せだろうと思うが、アホ鳥と何も変わらん。
裏の顔を知り出せば知り出す程に、この世の中があまりにも、歪んで腐ってるかが分かる筈。
まぁ、その話は今はこの辺で。
さて、ム所で15工場の話に戻るとしよう。
俺がある日、願箋(※がんせん / 面会・物品の購入・医療受診など各種の願い出を書く書面) の書き方を、森と言う担当に頭を下げて教えて欲しいとお願いしたのですが「○○が知ってるから、○○に訊いてみろ！」と言う。
なので、○○さんの所に行って、頭を下げて「森の担当が○○さんに訊いたら願せんの書き方を知っているからと言われたので、すみませんが教えてくれますか？」
そうしたら○○さんは「えー俺書き方知らんけど！」
「えー知らないんですかー？担当が○○さん知ってるから訊いてこいて言われたのですが、、、」
「いや俺は本当に知らない、ごめんな」と言われ、
また森の担当の元に戻って「○○さんに訊いたら知らないと言われたので、書き方を教えてください」と言うと、
今度は「誰かは知っているだろうー訊き回ってみろ」と、、、段々とイライラしてきました。
他の人、１０人ぐらいに訊いても皆知らないと言う、、、
この森の担当はわざと、嫌がらせしてんな(怒)
本来なら、こう言う事は担当の仕事でもあり、願箋の書き方を知らないのなら、教えてくれるのが普通なんです。
それを面倒くさいのか、俺を嫌ってんのか知らんが、職務怠慢も甚だしい。受刑者の面倒を見るのが担当の役目なのに、俺をナメてる(怒)
この森のナメた態度に、腹が立ち、もう、こんなクソ工場に居れるかぁ！！と思い担当に向って
「おいこらーいい加減にしろよ。このクソオヤジが、偉そうにしやがってに、おーぶち殺すぞ」と担当抗弁したら、他の看守が２人来て、俺を連行しました。
なので、もう一度、森のクソボケの担当に「クソボケ」って吐いたら、
森が俺に向って来て「今、何て言った！」
「クソボケって言ったの、オタク耳悪い？」
「もう一度言ってみろ」と鬼がわらの顔して俺に顔を近づけてきました。
なので「何度でも言ってやるよ。クソボケが」と殴りかかってきそうな感じでしたが、なにもされず、取り調べ室に入れられました。
刑事施設の看守には、いい看守も居れば、悪いと、受刑者を見下して、やりたい放題です。
ですので、全国の刑事施設で受刑者に対して、陰険なイジメ…それも官ぐるみで、嫌がらせをします。
人権なんてありません。よくしてくれる看守も居るのに、こんなデタラメなアホな看守がいるだけで、その刑事施設のレベルの低さが分かります。
それも、名古屋刑務所で看守が受刑者を面白おかしく受刑者２名を裸にして、消防車が使う様なホースで、うしろ向きにして、尻の肛門を目掛けて、殺しちゃったんですから、どれだけ、刑事施設の看守の中には質が悪いのが多いと思ってください。
これらは氷山の一角で、表に出ない事は一杯あります。
外部に出せないように、嫌がらせするのです。
ですが、この名古屋事件を切っ掛けで、刑事収容法が改正して、暫くは良かった。
処遇も少しは改善したかと思った。
それが、歳月が流れるごとに、看守の態度も横柄になる奴が増えて来た。
全国的に刑務所でも、悪い噂を聞く。
ここ岐阜刑務所でも、中々、病院に連れていってもらえずムショで死んでく人は多い。
刑事施設の売店でも、物が非常に高い定価より高い物もあるぐらいだ。
ここまで来たら貧困ビジネスのボッタグリだ。
公益財団法人の矯正協会と言う要は天下り場所の利益の為に我々から、日用品から衣類まで、とんでもない値段で売ってるのです。
例えば、シャバでは、サイズのM・L・LL・３Lぐらいなら、同じ値段ですよね！？
ですがここの衣類、名古屋拘置所の値段は、３～４枚で1,000円で買えるトランクスを１枚1,000円近くで売ってます。
靴下も100均で売ってる物が440円します。
厚手長袖と厚手ズボン下は高く見積もっても1,980円って所ですが、上2,750円下2,750円上下で5,500円です。
印鑑も100均のが671円～です。
その他etcもここでは高いです。
全ての利益の大半が天下り先の矯正協会です。
天下りはもう何十年も昔から問題にされてますが未だ、存生する所に、官僚の狡さが垣間見えます。
この売店一つにしても、刑事施設側は、収容者から、嫌々買わせて、且つ何もしてなくても、看守の気分一つで、無茶苦茶な理屈をコネて、懲罰にもされます。
これ、嘘のようで、事実です。
これを読まれている方は、信じられないでしょうが、公権力は裏では、非人道的で、人の命とかも、何とも思っていません。
例を出せば切りがないですが、岡崎署で保護房に何百時間も入れられ暴力を受け、病気もあるのに、放置して殺しました！
他にも、留置場で自殺した原因に看守は問題ないといい乍ら隠していた事は他でも多く…
名古屋入管のスリランカ人女性のウィシュマさんに対しても、カルテを黒塗りして証拠を隠し乍ら、問題がなかったとか。
さらっと、公権は隠ぺいする！
他の入管でも同じ事が何度もあるのに、末まで、法務省側は知らん顔で沈黙しているし、最近も入管で暴力をされて、国賠され２０万ちょっとだか入管の非を認めてるのに、そいつらは、一切、刑事裁判を受けない。
名古屋刑務所は、以前の教訓から何一つ学ばず、また看守２１人が受刑者をイジメたと明るみになった！！
俺に関しては末期癌だろうが、まともに医療も受けられない。
冤罪事件は当たり前だし、さんざん、警察、検察のデタラメな捏造や、証拠も隠し、その人間は犯人では無いと知り乍らも警察の面子、検察の面子や手柄の為に、無実の人を犯人にして、裁判長まで、実刑判決して！人の人生を奪っても、平気な顔して、正義の味方を気取る。
アホいや、クソバエ共の警察、検察は、その人が無実になっても、県警本部長は、間違った捜査はしていないと言いきる。
この冤罪事件に巻き込まれた西山美加さんは、患者を意図的に殺したと自白させて、これが実は、そこの医師いわく、たんが詰まって亡くなられたと言う、供述をサツがわざと隠ぺいしときながら、何が、間違った捜査はしてなかっただ！とよく言うよ！
これは県警本部と言うより、日本の警察を代表してのコメントだと思う。
謝罪も一切しない警察、検察に一体全体、誰が、このアホ公権のボケ共に正義があんの？
これは、例えの一つで冤罪者は一杯居る訳です！
そもそも証拠品から、何まで検察が握ってる。
弁護士でさえ、知らない事も！刑務所の中には、俺は冤罪者だ！！と言ってる人も居る。
また、自分がやった事件は認めてるのに、警察と検察にハメられて、刑を重くされた云々と言う人は、もの凄く多く、その反面、警察に協力して、５０件近く空き巣や店舗荒しをしてるのだが、警察と取り引きして、全て話す代りに全てを起訴しないで、刑が重くならない件数で止めてもらって、(確か本人は、３件～４件とか言ってた様な？)
現場の引きあて( ※ 警察や検察が被疑者を外に連れ出し、犯行現場などを調査すること)も、あまり遠い所だと他の署に泊まると、書類上その現場を起訴しないとダメらしく…
そう言う泊りの場は全て本人が勘弁してください旦那と言って、実質５０件近く荒した所は、全て警察と取り調べたサツの手柄になり、未解決が全てクリアーされ、荒した本人は、取り引きで、サツの顔を立てて、且つ己の刑を軽くしてもらうと言う、カラクリらしい。
この話を本人から聞いた時には、流石に驚いたし、そのサツは警部に昇進してるようだ。
本人いわく、俺のおかげと言っているが、そこは、話し半分としても、警察って所はキレイ事で出来る職場じゃないなぁーって思った。
バカ正直にしている警察程、出世は遅いんだろうなぁーって。
そもそも警察官にノルマがある時点で、おかしい！とそんな考えが頭をよぎった。
