われ余りて余りあるものあり。あるいは巨頭の悩み(ただし物理)


酒チャンスによく来ていただく方はご存じだと思うが私はいつも帽子をかぶっている。
修行させていただいて雛家さんの社員さん皆が被っていたから真似して被るようになったのだけど、被る習慣がついてよかった。

酒チャンスで夏場に雨に降られて濡れた帽子をかぶらずに一日仕事をした結果、シャンプーを2回しないと泡立たないくらいに油まみれになった。

今はNEWERAのホームページを見るくらい帽子が好きになったが、若いころは帽子が、帽子屋が大嫌いだった。

頭が大きすぎるのである。
私の頭囲は62cmくらいだが、このサイズになるとフリーサイズは入らない。
日本のメーカーものだとLでもキツイ。
XLのサイズは店舗においてないことが多く、今よりも自意識が強かった若いころは帽子屋に入ることすら嫌だった。
特に繁華街にあるおしゃれな帽子屋は大きいものが売ってない。潰れたらいい。

高校時代マクドナルドのアルバイトをしていたが辞めた理由の少しはキャップが上手くかぶれないから…かもしれない。
グローバルブランドである意識が足りないと思う。
 
新卒入社した工事会社でも中のヘルメットの中のライナーを一生懸命加工して被った。
退社した理由ではない。
 
工事現場で動いてた時はタオルを巻くか、上野の中田商店で買った外国人サイズのジャングルハットか古着屋さんで買った「THE FAT HATTER」のブリッジハットというカーキ色の帽子を被っていた。これは洗濯もできるので今でもたまに被っている。
※神宮前にお店があるいい帽子屋さんみたいでお金に余裕が出たら行ってみたいですね。
今でも古着屋さんで被れるサイズの帽子が売っていると嬉しくなって買いたくなる。

NEWERAでも7/8(62.5cm)のサイズが無くて「すみません大きいサイズはなくなっちゃったみたいで」って言われると少し悲しい気持ちなる。

ネットで注文すればいいんだけど試着するの楽しいからほんとはいろいろ被ってみたい。

売り場の都合もあると思うけど、みんなが帽子屋で気まずい思いをしなくていい時代が来ることを願ってやまない。

※大晦日に妻の帽子をふざけて被ろうとしたらビリってなったのでこの文章を書きました。

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