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MY LENS SET Vol.1 「二刀流」

「レンズは木でなく森!」をテーマに、過去自分がスナップ撮影でメインで使っていたレンズセットを振り返るシリーズ。

Vol.1 2018年〜2019年ごろ 「二刀流」

●SEL24105G  (24mm-105mm F4)
●SEL55F18Z  (55mm F1.8)

本格的に写真撮影の仕事をし始めたころに使っていたレンズセット。
F4で暗めではあるが必要十分な画角をカバーし、55mmF1.8でボケの表現も楽しめる。言ってしまえば一般的でよくある組み合わせであるが、それ故に完成度と安定感がかなり高い。今でもこの2本があれば何でも撮れると思っている。その一方であまり上達しなさそうなSETだなと今思う。上達やクリエイティビティよりも、今はとりあえず失敗できない、動きやコミュニケーションで一杯一杯な人には超おすすめ!

SEL24105G

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ズーム全域で安定した高い解像力、なめらかなボケ感、多少重めだがハンドリングも良く完成度が本当に高い”神”レンズ。

24-105mmF4の便利ズームレンズは、安定感と安心感が強すぎてどうしても気持ちが抑えにいってしまう。当時はあまり写真のこともわかっておらず「数撃ちゃ当たる戦法」でシャッターをむやみに切りまくっていた。今あらためて使うと抑え以外にも違う撮り方ができるとおもう。

SEL55F18Z

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SEL35F28Z,SEL2470Zと同じく初代α7と同じコンパクト×軽量の意思を受け継いだ数少ないレンズ。SEL35F28Zのほうが強めだがZEISSっぽさは十分に感じられる。フレアが独特でコントラストもはっきりでるのでぽわぽわポートレートは撮れない。意外と使う人を選ぶレンズだと思う。
2022年時点で使いこみすぎて完全に飽きてしまったが、サイズ・重さでこれを上回るレンズは無いので手放す予定はない。

まとめ Are you 二刀流?

このセットを”二刀流”と表現したが、駆け出しの自分にとって予算的にも精一杯の制約の中での解だった。実は握られているのは木刀であり、肉を断ち切るような重さはなかったかもしれない。しかし実戦の場に立つことで太刀筋を磨き動きを覚えることが出来た。謝謝。

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