24mm/50mm/135mmの非連続性
スナップ撮影で使うレンズの選択には個性がでる。この記事では自分がスナップ撮影のベースとして考えている24mm/50mm/135mmの「非連続性」について書きたい。
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どの業界にも天才的なフォトグラファーがいて、写真や立ち振舞いはもちろん使う機材からも大きな影響を受ける。私が影響を受けたその人は24mm/50mm/135mmの3本のみですべての撮影をこなす。
24mm 広角
50mm 標準
135mm 望遠
この3つ画角の世界観は、35mm/50mm/85mmを使うときのようなかぶりがなく、十分に分離し連続性がなく迷いが無い。
役割が明確に異なる道具を使うことで、写真に撮り手の画角の選択意図が的確に反映されてくる。出てくる絵は端的で非常にわかりやすい。いや、この3本の組み合わせの一番のメリットは、わかりやすさ以上に撮り手が自分の視点に意識的になれることだ。
24mm,135mmはセオリー通りで使うのは容易い。やはり標準50mmの使い方に、その人の距離感や個性が一番強く出るように思う。
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