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ドボジョが再発見する地理と歴史の魅力
理系あるあるかもしれないですが、学生時代、地理や歴史は好きではありませんでした。そんな私が町の成立ちや地理に興味を持つようになったのは、水曜どうでしょうやブラタモリというテレビ番組の影響でした。
関西に住む今は、ABCテレビNewsおかえりの1コーナー『なんでやねん』をよく見ています。
言われてみれば確かに不思議だと思うことが取り上げられているし、現地に解説が掲示してあるわけではないので、番組で紹介されないと知ることが出来ないことが多く、楽しいです。
今回は、大阪市内の回で、私が気になったものをいくつか紹介します。
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大阪市福島区の交差点の名称にも残る「浄正橋」
ここは昔、蜆川という川が流れていたが、1909年の「北の大火」で発生した瓦礫の処分先として、蜆川を埋め立てることとなりました。
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大阪市西淀川区矢倉緑地公園の干潟。
阪神淡路大震災時に堤防が沈下して、干潟が出来たそう。
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サビサビの柱が約40m毎に400mにわたって建っている。 電線を支えている柱もあるが、何も付いていない柱もある。
約70年前のトロリーバス架線柱の名残です。
大阪市北区の阪急線中津駅前で撮影しました。
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大阪の中心梅田駅から1駅隣の 大阪メトロ谷町線中崎町駅付近~神山交差点まで、空き地が約500m続く。
写真正面にあるJR大阪環状線の高架の奥に、都島通という大通、地下には中崎町駅があります。
神山交差点から都島通へ道路をつなげる計画があるものの、戦前建造の環状線の高架は橋脚間が狭く、高架下をそのまま大通りとして使用することが出来ません。
また、床板と橋脚が一体化しているので、橋脚だけを撤去することが難しく、撤去のためには、利用者数が多い環状線を何日も運転停止にする必要があるという理由から計画が進んでいないとのこと。
この先どのように計画が進むのかについて、この放送回では、解説の方自身の予想が示されていました。この空き地と環状線のぶつかる区間のみ、高架1本分を北側(写真では奥側)に建設し、環状線を止めずに工事するのではないかと。
みなさんなら、どのように工事しますか。
執筆者:「A.S」
執筆者紹介:
化学系大学を卒業後、電気やら金属やらコンクリートやらに関するニッチな分野の建設会社に就職したため、気づいたらドボジョになっていました。