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【偏愛土木写真0003】無機質で巨大な新幹線駅?

 このコーナーでは、土木写真部の部員が一押しの土木構造物やお気に入りの写真をご紹介します。第3回は、新潟県の主要駅である長岡駅の駅舎を紹介します。

長岡駅(新潟県長岡市)

 日本の主要都市を結ぶ新幹線。1編成の長さは300mを超えることもあるため、新幹線が停まる駅は大型化する傾向にあります。長岡駅もそのひとつ。駅前に出るとその大きさに圧倒されます。

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 長岡市は日本有数の豪雪地帯であるため、上越新幹線ホームは大きな屋根に覆われています。しかし、ホーム横と屋根の一部はガラスになっており、ホームには太陽光が差し込みます

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 長岡駅は外からは一見無機質な構造物に見えますが、利用者としてホームに立つと太陽光によってとても明るく、あたたかな雰囲気が気に入っています。暖かみのある写真も撮ることができました。

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 ところで、上越新幹線は今大きな転換期を迎えています。
 実は、写真に映っている2階建て新幹線E4系Maxが2021年10月1日をもって引退することになったのです…。

 E4系Maxには何回も乗車し、とても思い入れのある列車なので今回の決定は寂しいです。

 これで、日本から2階建て新幹線がなくなります。
 JR東日本では、ラストランを迎える上越新幹線E4系Maxの特設サイトを開設しています。E4系Maxに思い出のある方は是非覗いてみてください。そして共に、E4系Maxのラストランに思いを馳せましょう!


長岡駅の位置

 東京から長岡まで上越新幹線で約1時間40分。上毛高原駅から越後湯沢駅の間には長さ20kmを超えるあの長いなが~い大清水トンネルがあります。1979年の竣工当時世界一長かったこの山岳トンネルは土木的にも見ものですよ!(新幹線に乗っていると真っ暗ですが^^)


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写真・文章:はたはた@土木写真
21歳。土木工学を学ぶ大学4年生。『土木で遊ぶ文化を作る!』がモットー。土木写真を撮影しながら全国各地を巡る。マイブームは、ご当地サイダーを列車内で飲むこと。
技術士1次試験合格。Doboku Lab 1期生。