WHO IS ASKA 名古屋公演
2025/1/11 愛知県芸術劇場
今年もというか、このツアーも参加してまいりました。
席はA席ということもあり、期待していませんでしたが、
案の定、5階というステージからは程遠い席。
座席の角度的に、ステージのライティングは何とか楽しめるものの、
スクリーン演出などはいまいちわからず。
まぁ音楽を聴きに行くわけだから、そんなことは気にすんなよ。
って声も聞こえてきそうですが、、、
座席の金額差はあるとしても、演者は見えども、
ステージ演出は見えずというような席は、
ある意味、見切れ席というような感じがして。
「同じ時代を」のとこで
スクリーンの演出とかと一緒に観たかった。
5階からじゃ、スクリーンの下のほうしか見えんから、
「なんかテトリスみたいなスクリーンなのか?あ!動いた」
程度しかわからず。
なんか電車か?線路か?みたいな感じで。
あらためて、お金出さなきゃ、
コンサートの演出をフルに感じられないんだなという、
さみしい気持ちもなりました。
別に、ステージが近い遠いは問題じゃなく、
ステージ全体の演出をしっかりと受け止めたかった。
ポップス、ロック向けの会場ではないんだろうなと。
どこかの誰かが聞いていたら、
5階席は使わないでよ。なんてことは伝わるんだろうか。
印象に残った曲
セットリストはほかの人たちがあげてるだろうから、
印象に残った曲とその感想を。
今回のツアーは中級編?みたいな触れ込みでやってましたが、
「これが中級編なんだ。」ってセットリスト。
いろいろ振付というか、この歌詞のとこで、手を振るみたいなのも
キチンとファンの皆さんも再現されてて。
私もそれが体に染みついてて、ちょっと笑えました。
世の中で一番チャゲアスが聞かれていたであろう時期の曲がずらりと。
アジアツアー的なことも含めてのセットリスト。
「晴天」がなかったというのはちょっと残念なとこでしたが、
冒頭から座らせない展開なのは素晴らしい。
そして、中盤ではちゃんと座らせて、おトイレタイムもあってと。
座りから、再び立ちあがるところの見極めが、若干濁りましたが。
長時間のお話タイムが終わったところで、
立ち上がらせればよいのかなとも思いました。
その後は怒涛の展開。アンコールもなく、終わっていきました。
で、印象に残ったのは、
「太陽と埃の中で」
何気なく、聞いていたんですが、
サビにはいったところで、突然涙が。
特に歌詞を噛みしめてるわけでもないんですが、
突然涙が溢れました。
理屈じゃないんだなぁというところかな。
と、中盤の「止まった時計」
サビのとこ、声が出なくなってて。「ん?」となってしまった。
なんで、そこが気になるかというと、
そこ以外、ほぼ完ぺきなんですよ。
なんなら、マイクなしで5階席まで届いてくるんじゃないかってくらいに
印象に残っていない曲を並べるほうが、難しいんだけどね。
しかしながら、毎回、毎回、ASKAコンサートでは
引っかかる部分は無きにしもあらずで。
それが気にならないで単に楽しめる人たちが本当にうらやましくて。
それは何か。
最後に繰り返し言う!
まず、大前提として。
私はチャゲアスが好きな人間です。
なので、いくら「ポールがビートルズ」とかって言われても、
チャゲアスが見たいんです。
「レノンがこの世にいたら、
ビートルズは復活してたかもしれないじゃないか。」
と、彼らの歴史も何も知らない私は思ってしまいますし。
そんな復活しようにも現実的に不可能な彼らだから、
「ポールがビートルズ」的な発言もあるわけで。
未だに何言ってんの?って言われそうですが、
私は2人が並んで歌ってる姿が見たいんです。
何の事情も、真相も知らないただのファンだから。
いつまでもそれは願うわけで。
自分のやりたいことをやるというのも悪くないし、
今の自分を愛してくれる人たちだけに向けてということもわかるけど。
勇気だ愛だと並びたてずに、その気になってくれないかなぁ。と
権利だなんだと騒いでないで。
オリンピックみたいに4年に一度とかでいいからさ。
ずーっと思ってるんだけど。
今、ASKAのファンをしてる人たちの中で、
ASKAのコンサートにはいくけど、
チャゲアスになったら絶対行かない。って人は誰一人としていないでしょ?
だから、チャゲアス時代の曲を聴いて、喜んでいるんだし。
そこで「チャゲさんがいないから最高!」なんて思ってる人は
誰一人としていないでしょ?
紅白のB’zが話題だけど。
あれ見て「おおっ!やっぱスゲーなぁ」って感動した半面。
「チャゲアスのこんな場面は、夢のまた夢かぁ。」と寂しい気持ちに。
コンサート中のMCで
「玉置はうまいなぁ」みたいなことを言っておられましたが、
そんなことより、B’zは?どう思った?と聞きたいところ。
どんな時でも、2人の曲を聞き続けてきた私の願いは
いつ叶うんだろうか。
お互いのプライドなのか。
様々な権利なのか。
A氏はSNSやネットでの情報収集をたくさんしてるみたいだから、
この記事が届いて、なにか一石を投じることになればとも思いつつ。
なんか全体的にクレームまがいな感じに仕上がってしまったことはお許しください。
ほんと。コンサート自体は素晴らしいものでした。
たくさんの人にこの感覚を味わってもらいたいし、
それがマニアじゃなくても感じられるコンサートでした。
なによりパフォーマンスが圧倒的なんですから。
でも、それでお茶を濁しちゃダメなのよ。
プラスマイナスでいけば大いにプラスなんだけど、
ほんの少しのマイナスが余計に目立ってしまうのよ。