GW最終日 名古屋VS広島
GW最後の試合は凄まじい!
勝ったね。
勝ったよ。
今年のグランパス特有の「勝っちゃった!」てな展開。
さてさて。振り返ろう。
パトリック弾
今季の補強で攻撃陣唯一の結果を残しているのはこの方です!
パトリック「10」
空いてたからって「10」をもらっちゃうヤツ。
しかしながら、そのエースナンバーに恥じない活躍を見せました。
開幕戦はいまいちでしたが、ルヴァン杯とかでもしっかりと活躍を見せ。
「決めーろゴール!」での落としからの、永井のジャンピングボレーも
記憶に新しいですが、、、
開始早々に相手GKのトラップミスをかっさらい、
そのままシュート。
いろんなとこ移籍して活躍してきた選手だからさ。
私自身は広島所属だったことも何気に忘れててさ。
それでも広島のサポーターたちには愛されてるみたいでさ。
ゴールを決めても、大騒ぎしないってとこらへんも、
なんだか日本人みたいじゃない!(わびさび感じるよね)
にしてもさ。
パトリックって普段はそこまでチェイシングしないじゃん。
そうゆう振りが効いてるから生まれたこのゴール。
永井とかだったら、確実に際どいとこまでチェイシングに来るから、
相手GKの大迫も簡単に蹴りだしたりしてたんだろうけどさ。
見てる私も、「あー今日は際までチェイシングいくなぁ」って
思ってたとこだったからさ。
ユンカーとかもそうだけど、
こうゆう場面で落ち着いて決められるとことか、
メンタルがすごいんだろね。
そして、稲垣のゴール!
幸先いいなぁと思っていたところ、
広島も黙ってはいなくてさ。
ちゃんと攻撃してくるわけよ。
ミラーゲームにはなってるんだけど、
今回は右内田、左野上の対人強化系の布陣。
なかなか広島もゴールは決められず。
そうこうしていると、左サイドでボール奪取して、
パトリックへのロングボール。
落としたところを森島が拾い、
なぜか前線にいる稲垣への絶妙クロス。
そのままファーサイドのネットを揺らすヘディングシュート。
広島サポ的な目線で見るとさ。
何気に、こうゆうのって凹むよね。
元在籍してた選手たちが活躍する展開ってさ。
つい最近の浦和に行った前田がPK獲得したときとかも、
FC東京に行ってた時の永井が決めたゴールとかも。
この試合のスタメンだってさ。
パトリック、森島、稲垣、野上。
しかも彼らが活躍もするし、得点まで決めちゃうわけでしょ。
次節、ガンバ大阪戦。
中谷がどんなプレーを見せてくれるのか。
嫌いになりたくないからさ。
あんま活躍しないでよ。
ミスしてもちゃんと「仕方ないなぁ」って思ってあげるから。
そこんとこよろしくおねがいしやす。
広島の印象
広島は相変わらずの良いチーム。
選手一人ひとりの動きがチームとして連動している感じ。
3バックのDF陣も一人ひとりがはじき返す能力も高く、
攻撃のスイッチを入れるパスの精度も高い。
単純に今回は大橋と川村がいなかったこと
それに伴って、前節からのメンバーチェンジがなかったこと
この2点がグランパスの勝因かなとも思いました。
ここまで負けなしのチームとだったこともあり、
非常に粘り強いチーム。
しかしながら、セレッソ同様に負けがないチームに
黒星を付けさせるのが今季のグランパスの役目。
あと、一度は遠征してみたいなぁと思ったエディオンスタジアム。
来季くらいは行けるといいなぁ。
何度目のヒヤヒヤ
2点のリードを奪ったものの、
その後は広島ペース。
いつやられるか?いつやられるか?
と思っていると、案の定やられましたわ。
ランゲラックが一歩も動けないゴール。
そしていつしか同点となり、さらに追加点を奪われるかと思っていたころ、
その瞬間は訪れるのです。
ユンカー復活!
後半に入り、和泉、永井、中山と投入され、
最後の最後でユンカー投入!
15分しか使えないという、キャプテン翼の三杉君的な役回り。
今回スタメンを外れた永井はこれでもかというくらいに、
プレスをかけ、自陣に戻りとピッチ内を走り回る。
コメントでは「守備は和泉に任せて」みたいなことを言ってましたが、
んなことないだろってくらいに走り回る。
ゲーム自体が同点になったということもあり、
オープンな展開になってきたことで、永井はイキイキとしたプレー。
ロングボールもきっちりと収め、シュートまであと一歩という場面も。
何本かそんなシーンを繰り返したのち、
ユンカーが右サイドでボールを受け、稲垣、椎橋とつないで、
永井への縦パス一本。
胸トラップで落として、シュート。相手DFにはじかれるも、
そのボールに相手DFとユンカーがそのボールに反応。
結果的にはオウンゴールで勝ち越し点!
サイドでボールを落としてから、ゴール前まで突っ走ってくるあたり、
ユンカーも泣かせますなぁ。
怪我明けでどこまで回復しているのかはわかりませんが、全力プレー!
最高です。
チームとしての成長
浦和戦から始まった連戦を終えて、結果的には1勝2敗。
3連敗とならなかったところで良しとするのか。
ゲーム内容的には浦和戦は「何とかできたんじゃないか」
と思うところもありつつ、
逆に広島戦では「なんとか勝ち切ったなぁ」
という印象もあり。
まだまだチームは成熟の域にまでは達しておらず。
しかし、チームとしての成長は非常に大きく。
浦和戦のようにボールを持たされた展開でも
ゲームを作っていくことが出来るようになり、
攻守の切り替えと「人が動く」というところも
開幕当初からは改善が見られます。
負傷者ばかりの前半戦という感じでしたが、
結果的にそれをカバーする戦力が成長し、
選手層としてはネームバリューだけでなく、
実際の戦力として充実してきています。
ディフェンスラインは
ハチャンレ、ケネディ、河面、野上、吉田の
5人で計算が出来るようになり、
ボランチも椎橋、米本、稲垣。
アウトサイドの要員としては
和泉、内田、中山、久保、(野上も)
シャドーも
森島、マスイケン、榊原。
トップには
永井、パトリック。そしてユンカー(しばらくは三杉君仕様)
開幕前に描いていた姿とは、若干異なる状況なのかもしれませんが、
チームとして、上を向いていける状態になりました。
ここからはすでに対戦して負けてしまったチームには
借りを返すべく戦い。
無駄な負けを無くしていく。
以前のように、引き分けなら御の字。
ってチームではなく、「勝ち切る!」チームに変貌してきておりますから。
次も頼むぞ!グランパス!
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