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【徒然ボカロ一人語り】第14週目

※【前書き】これは私が学生の頃から今までの間に個人的に感銘を受けてきたボカロ楽曲の数々を今更ながらに振り返り、紹介してみようというブログのようなコーナーです。予めご了承ください。

こんにちは。Sai.です。今週も『シンタイソクテイ』より40mPさんの作品をレビューして参ります。

『純情スカート』

40mP feat. 初音ミク

2013年が初出であるこの曲は、2020年現在から見ればボカロ史の中でも比較的古参に分類される作品でしょうか。それでも今なお、『純情スカート』は現代に通用する色褪せない魅力を持った作品だと思います。

何より特徴的なのはこの曲随一のリズム感であると私は思っているのですが、特にサビではギター・ピアノ・ドラムがまるで飛び跳ねているかのように、リズムが遊び感たっぷりに崩れていきます。またその中でもピアノの響きは曲全体を良い意味で支配していて、キレッキレでアクセントの効いた音色を奏でつつも、一方ラスサビ前では甘く蕩けるような音色出していたり…ボーカルに劣らず、終始主役級の活躍を見せています。私がこの曲を初めて聴いた時、コンポの前で「おぉ~」という声が思わず漏れてしまったのを今でも覚えています。

また加えてミクの歌声もライト&ポップにかわいらしく調整されており、それも含めて、曲全体が「これぞ40mP」な仕上がりとなっています。

もし40mPさんの曲をまだ聴いたことがないという方に、『純情スカート』は是非オススメしたい一曲です。

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