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同人誌振り返り3作品目!
台風が来るので気候は悪いし、気圧変動がやばくて漫画作業があんまり進まない
だから今日は自分が書いた同人誌3作品目について書こうかなと
正直 noteの方向性(キラキラした話か、実益に満ちた話を集めたい
)と私の書きたいものの方向性(古い10円玉並みの鈍い輝きしかなく何の得にならない話ばっかしてる)が合っていない気はするのだけど、今更媒体増やしてもなと思い至り
同人誌の振り返りだけはnoteでやってこうかなと思ってる
3作品目の話
【レキソウオンライン記念】ホラ吹きピント
※現在は有料になってます!※
2021年 2月作品 全20ページ
初めてイベント(オンライン)に参加するぞ!
マンガを描いたし何かやりたいなと思っていたら、歴史創作のオンラインイベントがあることを知り、生まれて初めてイベントに参加しようと思った
今思うと歴史創作のオンラインイベントがあるなんてすごく運が良い
無配というのをやってみよう
イベントには無料配布する漫画というのが存在するらしいことを知った
それってすごく良いじゃん!マンガを読んでくれるなんてありがたい!
と初めてのイベントで興奮しきった頭で無配のマンガを作ろうと思いネームを切ったところなんか、20ページくらいの、それだけで1作品になるものが出来上がってしまった
毎回思うのだけれど私はパッションを持て余し過ぎている
無配本「ほら吹きピント」について
当時史料を読んでいた時に「戦国の宣教師のフランシスコ・ザビエルは話を聞くのが上手い人間だった」という話に触れ、ザビエル自身にすごく興味をもった
今まで雄弁で話し上手なイメージがあったのだけれど、人を惹きつけるのは聞き上手なんじゃないのかなと思った
そもそも話を聞いてもらえない人間にとって、聞いてくれる人間がいるというのはどれだけ救いになったのだろう
後世で「ほら吹きピント」として知られるようになったピントは、ポルトガル商人でザビエルに出会い、ザビエルの死後、宣教師になり、その後宣教師を辞め(これは当時かなり異例だった)文筆家になる(正確には作品は死後発表されるので、生きている間は文筆家として有名になっていないのだが)
ピントの人生において話を聞いてくれるザビエルは、彼の生涯の人生を変える程、影響が大きかったのじゃないか
出会った頃の温かい記憶の残滓を追いかけて生きていく人の話にしたい
そう思って話を練っていった
このテーマは後にザビエルが亡くなった後、宣教師になったピントを描いた「ピカロ」に繋がっていく
オンラインイベントに参加する
こうして私は初めてイベントに参加した
オンラインイベントはこう…楽で良いなと思った
私は田舎に住んでいるので、もしオフラインのイベントに行くと、イベント会場に着くまでにだいぶ時間がかかるし、小奇麗に身支度もしなきゃと思うので色々と手間がかかってしまう
だが、オンラインイベントなら家にいながらイベントに参加できるし、ずっと会場にいる必要はないので負担があまりかからない所は凄く良いなと思った
ただ、オフラインのイベントはまたオフラインならではの良さがある
後々またコミティアに参加した時の記事も書きたいけれど、オンラインオフライン、どちらも違う良さがあるように思った
色々と終った…
無配の本は40冊位配ることができて、描いてて良かったなと思った
この頃のことを思い出すと、漫画作品はこの3作だけで良いと思ってた
もっと正直に書けば、もうこれ以上漫画描かなくて良くないか?と思った
当時パッションのまま書き殴っていたので体の負担が尋常ではなく、腕の傷みが酷かったし、疲れ目もしんどかった
その上描いたところで作品が自分の理想とするレベルまでに達していないかったし、前作で漫画描いてたら付き合いが悪くなってしまい人間関係崩壊したし
漫画を描くために支払う代償、デカすぎるだろ…
錬金術師もびっくりするくらい、命と精神を削っている
漫画を描き続けている方は本当に凄いなと今でも思ってる
閑話休題
当時私はこれで漫画作品は最後だと思っていた
この後自分の人生の転機が訪れるとも知らないで
2022年に描いたピント
描き方がだいぶ変わった気がする
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![百!漫画描いてる](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31409418/profile_7ef5921bcff954077b3a250edeb9a3d1.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)