母になっていくはなし16(〜生後4週/産後の生活や母体のこと)
2021年末、およそ一年間の不妊治療を卒業し
2022年8月、娘を出産しました。
不妊治療の門を叩いた日から
妊娠9週、母子手帳発行まで書いた不妊治療のマガジンはこちら↓
妊娠してからというもの
noteでたくさんの先輩方の妊娠・出産・育児記事を拝見したことで
準備をしたり、見通しを立てたりできているので
誰かの役にたったらいいなという思いと
自分の記録を兼ねて、妊娠10週からは
こちらのマガジンで綴っています↓
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2022年、8月。
41週0日、帝王切開にて
我が家に新しい命が誕生しました。
一週間の入院を経て
いよいよ我が家での育児がスタート。
毎日が、爆速で過ぎていきます。
今回は、生後4週までの暮らしや
体のこと、我が家の装備など
テーマごとに発見をまとめました。
◆生活のこと
我が家は夫婦ともに自営業。
フリーランスで従事していた
それぞれの仕事を
出産直前に法人なりし
一つの会社の事業としてまとめました。
そのまま産休入りしているので
実際、会社はまだ動きだしていない状態です。
産休の期間は
わたしは7月から
仕事が再開できる目処がたつまで
だんなさんは7月の中旬から
9月中旬まで。
かなりゆったり休んでいる方だと思います。
しかし、実際育児が始まると
奔走した起業の記憶がなくなるほど
ドラマチックで
毎日があっという間に過ぎています。
①部屋の使い方
まず、夫婦で試行錯誤したのが
部屋の使い方です。
我が家は、二階建ての古い一軒家。
24時間、赤子に合わせて
寝たり起きたりの生活を
どの部屋で過ごすか。
我が家の犬猫たちと
どのくらい距離を置いたらいいんだろう。
寝ている間に、何か事故になったら怖いし
今までの寝室は2階だから
深夜ミルクをつくるのに
1階の水場への行き来が大変…
猫たちの拠点も2階で
うるさいのはかわいそうだなあ
ということで
わたしと赤子は1階の
キッチンと地続きのリビングで寝ることに。
日中も、動物に踏まれないよう
赤子は可動式ベッド・ネムリスで寝かせることにしました。
私も産褥期は
ネムリスの横にふとんをしきっぱなしで
昼夜問わず寝たり起きたりしていました。
夜間、だんなさんと動物たちは
2階の寝室にいってもらっています。
そして、地味に工夫したのが照明。
入院中も気を遣っていましたが
自宅でも、朝が来たら明るく&夜は暗く、を心がけています。
沐浴から上がった20時くらいから、寝るまでの時間
間接照明を暗い色のロールカーテンに反射させています。
それでも、すこしまぶしかったので
照明に黒いホイルを巻きました。
だんなさんが見つけた
黒い焼き芋用のアルミホイルが
反射を抑えるので、かなりいい感じ◎
眠りにつく時、深夜の授乳の時はこの明るさで
寝る時は真っ暗。
朝が来たらカーテンを全開にしています。
そのおかげで、夜よく寝てくれているのかなあ?
②夫婦の分担
我が子は基本母乳
足りない時や私が疲れた時はミルク
というスタイルです。
日中は1時間半〜2時間おき
夜間は3〜4時間おきに授乳しています。
夜間まとまって寝てくれる子なので
ほんとありがたいのですが
それでも、かなり眠いです。。。
朝、授乳のタイミングで6時ごろ起床。
だんなさんが苦手な洗濯はわたしが担当し
可能であれば二度寝します。
まもなくだんなさんが起きてきて
そこからの家事は、ほとんどだんなさん任せ。
わたしはひたすら授乳をしています。
昼になると、だんなさんに赤子を任せ
わたしは一度2階で昼寝。
この、赤子と物理的な距離を置いた昼寝が
めちゃ大事!!
それでも、遠くの赤子の泣き声で
すぐ起きちゃうから
母ってすごいなあって思います。
夕方、昼寝から目覚めて
洗濯物をとりこみ
わたしは再び授乳。
だんなさんは夕飯の支度。
できれば先に、大人が夕飯を食べて
授乳後の機嫌がいいうちに
20時ごろまでに
赤子をお風呂に入れます。
(これもだんなさん)
風呂上がりの一杯は
ガツンと多めのミルクを飲んでいただき
そこからわたしが寝かしつけ。
だんなさんは犬の散歩へ。
おおよそ21−22時の間に私と赤子は寝床につき
夜間は赤子が起きる3〜4時間おきに授乳。
だんなさんは好きなタイミングで寝る。
という生活です。
夫婦のシフトはどのように組むのがいいのか
色々と試行錯誤したのですが
結局
だんなさん:夜間しっかり寝て、日中家事&育児がんばる
わたし:夜間こまめに起きるぶん、日中昼寝&授乳がんばる
というのが、今のところいいバランスです。
今後、1ヶ月検診後にお散歩できるようになったり
だんなさんの仕事復帰に応じて
またアップデートしていく予定です。
③沐浴
我が家の洗面所は狭いので
ベビーバスは買わずに
アカチャンホンポで購入した
バスマットを使って
洗面台で沐浴しています。
これがめちゃ安いし、場所とらないし
めちゃ使いやすいです◎
きっとお風呂場デビューしても
サイズが許す限り使えそう!
また、出産前に洗面所に設置した
赤子用の脱衣台も大活躍しています◎
赤子を着替えさせたり
沐浴前後のおむつ替え
おへその消毒やスキンケアをする、このスペース
かなり重要です。
(洗濯機にひょいっと洗濯物を入れれるのも結果よかった!)
沐浴後、気持ち良くなった赤子は
ここでうんちやおしっこハプニングを起こす可能性大なので
防水処理や、シートをしいて使うことをおすすめします。
ちなみに石鹸は、産院のお土産でいただいたこちら。
今のところかぶれもなく、使いやすいです。
沐浴中、片手はずっと赤子の首を支えているので
ソープは絶対ポンプ式がおすすめです!
④服装と温度調節
意外と悩んで調べたのが、赤子の服装。
よく汗をかくけど
冷えも心配、、、
産院でも、赤ちゃんは体温調節が苦手と聞きました。
しかも赤ちゃんのお洋服って
短肌着に長肌着
ロンパース、カバーオールなど
初めて聞くものがいっぱい!
(未だに違いをよくわかっていないです。)
我が子が生まれたのは、真夏の暑い時期。
エアコンがよく効いていた病院では
(多分、23-25度くらいだったと思う)
病院の洋服を借りていて
短肌着にロンパース肌着的なもの(多分)の二枚重ねでした。
ついつい冷えが心配で
退院後も、2枚着せていたのですが
いつも汗びっしょり!
考えてみれば、古い一軒家の我が家のエアコンは効きが悪く
病院に比べ、かなり気温が高かったと思います。
そこで、結局我が家では
長肌着1枚のスタイルになりました。
すると汗もおちつき、汗疹的なものもきれいになりました。
それでも夜は、よく寝汗をかいているので
おとなだけだったら
扇風機だけですますような暑さの日も
最近はエアコンを26〜27度の設定でつけています。
このくらいの気温で
起きている時は肌着1枚
寝る時はおくるみをさらっとかけて寝ています。
(赤子の寝付きが爆上がりする、おひな巻きをすると
やっぱり汗はびっしょり。笑)
⑤抱っこ
生後2週目くらいから
いよいよ我が家も
抱っこ紐を導入しました。
といっても、全てもらいもの。
現在使っているのは、この2つです。
<ベビービョルンのベビーキャリアmini>
いとこのお下がりを使っているので
このモデルの古いものだと思います。
身長90cmまで使えて
赤子が寝たら、そのままおろすことができる!
体の密着感がしっかりしているので
安心して、抱いたまま動き回れます。
泣き止まないとき、赤子を抱っこしたまま動きたい時
お出かけ先などで使っています。
また、サイズ調整ができるので
夫婦で共有できるのもありがたい。
<コニー抱っこ紐>
クチコミ通り、装着は確かに難しいですが
これで抱くと、そっこーで寝てくれます!
きっとお腹の中の感覚に近いのかな。
お洋服のような作りなので
寝た赤ちゃんを、スムーズにおろすことができます。
軽くてコンパクトなので
持ち運びもすごく便利です。
欠点は、首が座ってないと少し不安で
どうしても片手で支えてしまうのと
とにかく暑い。(抱っこ紐はどれも暑いけど)
密着感はベビービョルンの方が高く
動きやすい気がするので
これはあまり動かないパソコン作業中用か
寝かしつけ用になっています。
サイズ調整はできないので、私専用。
スムーズに抱けるよう、練習中です。
ほか、外出用のごつい抱っこ紐は
東京都の助成で購入予定。
何を買うかは現在リサーチ中です!
◆母体のこと
・傷の経過
緊急帝王切開の傷は、股上8cmくらいのところに
横に15cmくらいの大きさ。
抜糸の時に処置された
ケロイド防止のわらび餅のようなシリコンシートを
毎日お風呂のたびに張り替え、洗って乾かしています。
傷の経過は順調で、くしゃみや咳も臆することなく
できるようになりました。
・妊娠中のマイナートラブル
妊娠中に始まった、いくつかのマイナートラブル。
産後なくなったものもあれば
まだよくならないものもあります。
嘘のようになくなったのは、足のむくみ。
人生で初めて、自分の足が細いと思いました。笑
また、尿漏れなども自然となくなりました。
逆に、未だに悩まされているのは
左手首の痛み。
育児では赤子の首を支えるのに
手首を使わない日はありません。
ただでさえ痛いのに、負担もかかり
むしろ悪化してる気がする…
二週間検診で、湿布を処方してもらい
腱鞘炎用のサポーターも購入して
夜間寝る時につけています。
(日中はつけていても剥がれる。涙)
骨盤の軋みはなくなったものの
持病の股関節の痛みが再発するようになりました。
産後ゆるゆるになったせいかな。
これはすごくやな感じで
7年前の手術で改善したはずの
骨がすれるような痛みです。
もう少し体が元気になったら
ストレッチなどで積極的に体を動かして
様子を見ようと思います。
そして、腰痛。
赤子をしょっちゅう抱きかかえ
母乳をあげている日々。
腰と肩甲骨の痛みというか凝りがやばいです…
姿勢がきっと悪いんだろうな…
寝る時にマッサージボールでゴロゴロしています。
どこかのタイミングで
自分のご褒美デーに、マッサージにいく!
・授乳について
育児において最も重要と言っても過言ではないもの
授乳!
1日24時間のうち
1/3は授乳している
といっても過言ではありません。
先述の通り、わたしは母乳8割、ミルク2割くらい。
頻度でいうと、1日あたり
母乳が7〜10回
ミルクが2〜4回くらいです。
入院のころから徐々に母乳が沸き始め
2週間検診では、22ml。
1ヶ月検診では、56ml。
赤子の体重増加も平均的だったので
わりと順調な方だと思います。
最初の頃は、お布団の上で
授乳クッションを使って授乳していたのですが
地べたずわりがしんどくて
股関節が痛くなってきてしまいました。
試行錯誤の結果、現在は
オフィスで使うような
車輪つきの椅子で授乳しています。
(これじゃないけど、こんなの↓)
これが最高!!
授乳しながら移動できるし
肘掛けに授乳クッションを乗せると
かなりいい位置に赤子をセッティングでき
手の負担も、かなり減りました。
ながら授乳がしやすいです。
夜間の授乳は、お布団で添い寝授乳。
これも、できるようになってから
起き上がらずにすむし
なんなら親子で寝おちするほど
すごく楽なのですが
座った姿勢に比べ、乳頭の吸い方が浅くなるので
乳首がまた痛くなってきました…
やっぱり手放せない、ピュアレーン。
さらに、生後4週くらいから
胸がビリビリと痛むようになりました。
授乳中も痛いし
赤子の泣き声が聞こえると痛いし
シャワーでも痛いし
授乳間隔が5時間を超えると、もう激痛。
胸はカッチンコッチンで
横を向いて寝られません。
この痛み、想像以上。
不安で調べると、母乳を作る時の痛みで
異常ではないようなのですが
自然なことなのに、こんなに痛いなんてえええ。
こうやって授乳をサボらせない
生命維持の摂理なんですね。
妊娠中から、あちこちが痛い続きなお母さん。
ほんとにすごいわ、お母さん。
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長くなってしまったので、今回はこのへんで!
まだまだ書きたいことは続きます。