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我が家の船長は私です

はじめまして!Kusuri(くすり)といいます。

関西在住の35歳、夫と娘(2歳9ヵ月)の3人家族です👪

22歳で結婚して13年が経ちました。夫婦の年数と子供の年齢については、また改めてnoteに書きたいと思います✍

私は15年半勤めた会社を今月末で退職し、一旦無職になります。

人生の半分近くを過ごした会社を辞めるのはとても勇気と労力が必要でした。辞める決断に至るまでには様々な心労もあり、気持ちの余裕をもてないことがプライベートにも影響しはじめていました。自分の身体と心を守るために辞めることを決めたものの、私の収入が0になることで家計に余裕を持てないことが新たな不安となってしまいました。

夫は家計のことを全く知らないため、私が今後のことについて話をしても漠然と「お金がない!」ということを認識しているだけで、夫からの具体策はありません。

「お金がない!」というと、貯金もない・収入も少ないように思われるかもしれませんが、貯金はあります。(ただし夫に貯金額は教えていません。なぜなら”余裕”だと思われたくないからです)

収入については夫の給料だけでは貯金ができないくらいギリギリになってしまうということを伝えているため、彼は漠然と「お金(に余裕)がない!」と認識しています。

夫の仕事は「日給制」のため、出勤した分だけしか支払われません。体調を崩したりケガや病気をして休んだ場合もその分の給料はありません。

ボーナスもありません。家計に対する私の不安はそこに直結しています。

今は子供もいるため、収入を安定させることが今後の課題です。


そんな中、夫とは何度か今後について話をしたのですが、とにかく夫は「考えることが苦手」です。これは本人も自覚しており、問題提起をすると思考が停止します。

本人曰く、自分にはどうすることもできない「何かが足りていない」そうです。

私と夫は17歳から付き合い始めて22歳で結婚したので、約18年間を彼と過ごしてきましたが、たしかに「何かが欠如している」のは間違いありません。

そのため、これまでに結婚・マイホーム購入・出産という、夫婦にしかできない重要なことはすべて私が先導してきました。私が行動しなければ何も進まないからです。20代の頃は少しくらい「いざという時はちゃんとやってくれるだろう」と淡い期待をしていたのですが、重要な節目がくるたびに期待は裏切られてきました。

「期待」には夫のプライドを傷つけないようにしたかったという気持ちもありました。それは私の勝手な気持ちの押し付けでした。

そして私は夫から「人に期待してはいけない」ということを学びました。期待するから勝手に裏切られたと思ってガッカリしてしまうのであって、初めから期待しなければ何の感情も湧きません。

私は夫に「何ができるの?」と何度も聞いたことがあります(とてもヒドイ問いかけですよね…)でも、夫はそのたびに明確な答えを出せません。

どうやったらもっと前のめりになってくれるのか?どうやったらもっと自主的に家族について考えてくれるのか?

答えの出ないことに私はずっと悶々としていました。


でも、ついに答えが出たのです。

先日、夫にまた問題提起し(諦めきれなかった私)、進まないし決まらないし話し合いにもならない状態にイライラしてしまい、

「なんでもっと真剣に考えれないの?」

「決めれないなら決めれないってハッキリ言って!そしたら全部私が決めるから!」

と責めてしまいました。

そうしたら夫はハッキリと「難しいからできない!決めてくれていい!」と言いました。

さらに、

「今までもずっと、俺はKusuriのやりたいこと・ほしいものを最優先にしてきた。Kusuriの好きなようにさせたいって思ってきたから、何も口出ししたことないしそうしてきたつもり。」

と言いました。

夫からのこの言葉に、これ以上に求めてはいけないくらいに私を甘やかせてくれていることに気づかされました。結婚してからずっと私を支えてくれていたのに、私はあまりにも多くを求めすぎていたと気づきました。

ハッキリと言ってくれたことが嬉しくて、その言葉に感謝の気持ちが湧きました。

夫は無限に優しい人です。その分、できないこともたくさんあります。私はいつしかそれが当たり前になって、不満ばかりが先行してしまい感謝することを忘れていました。

自我を出さずに徹底して誰かに尽くす。なかなかできないことだと思います。

夫の無限の優しさを支えに、

我が家の舵を取るのは私。私が船長です。

ここに宣言いたします。

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nijiko
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