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【移住】新たな暮らしに向けた一つの準備

こんばんは。Mr(ミスター)と言います。

noteを書き始めるにあたって、いくつか話題を考えた中で、住む場所が変わる機会がある人は多いと思ったので最初にこの気づきを書こうと思います。

わたしは、人生の9割を関東で過ごしてきて、他にドイツと福岡に住みました。なので、関東(特に千葉)に慣れと思い入れが強いことを前提にした気づきなのはご容赦願えればと思います。

さて、人生を歩む中で、転勤・進学・就職・移住・結婚・育児・親との同居など様々な理由で、自分で希望したり、やむなく受け入れたりして、慣れない環境で暮らし始めることがあると思います。

新たな暮らしに向けて、準備段階で意外と気にしない部分で、大事にして欲しい、調べておくと覚悟が出来ることを一つ伝えたいと思います。

暮らしにおける「気候の違い」に気づいたとき

沖縄や北海道、東南アジアやハワイなど住んでいる場所と異なる気候の土地を旅行をする時、当然住んでいる場所との「気候の違い」を感じますが、初めてそれについて真剣に考えたのはドイツで暮らした時でした。

冬は日が短く、曇りばかりで、暗い!
なので、ドイツの人々は冬のバカンスで太陽を求めて地中海に行き久しぶりの太陽に出会い、春を迎え太陽が戻ると街に花を飾り、ヨーロッパらしい華やかな街並みを作り出すという文化が根付いているのだそうです(後段は犬養道子さん著の書籍で語られていたのでいつか紹介を)。

わたしが一番この気候を気にしたのはドイツで迎えた正月でした。
日本でも雪が降る地域の方々は新年も大雪で苦労が多いかもしれませんが、関東は冬はからっとした晴れが多く、正月三が日は晴天も晴天という印象なのです。1年の中で特に大事な正月の気候はこうあるべきというのがわたしの中に出来上がってしまっていたので、その違いにがっくり来たのだと思います。

ほかにも年中ニベアを手放せないくらい乾燥するとか、人によって気になるドイツの気候は違うでしょう。わたしは1年で帰国したのですが、これが移住だったとしたら。。。

福岡も気候が違う

数年が経ち、転職した上で、希望して福岡に住むことになりました。
福岡は出張や旅行で何度も訪れていましたし、寒暖の差は大きいと聞いていたので冬寒いのは嫌だな、と思っていた程度でした。

実際に住んでみると、特に冬から春にかけてすごく暗く感じたのです。梅雨の前なのに、3月頃は梅雨のような雨が続く印象でした。

出典:気象庁HPより

福岡のように九州北部地方の中でも日本海に面する地域では、雲量は夏と冬に多くなる「日本海型」に近く、降水量は夏に多く冬に少ない「太平洋型」に近いユニークな特徴があります

出典:気象庁HPより

気象庁のHPを見ると、福岡の1,2月の日照時間は東京と比べると半分くらいとのことで、実際に感じた印象の通りのようです。春に向かって、新年度になる前に、暑くなる前に、梅雨の前に、穏やかな晴天を体験しておきたいのに!そんなわたしの中に出来上がっている季節の印象と、もう梅雨なのかと思うどんよりとした曇り空のギャップ。。。

気候の違いが新生活の足かせにならないように

いずれの例も、1年だけ住んだ経験による話なので、たまたまその年は気候の特徴が顕著だったのかもしれませんし、わたしが一つの気候に慣れすぎていたために、このような違いを気にすることになったのだと思います。

とはいえ、新しい環境に慣れるという言葉は単純でも、その「環境」には色々な要素があり、要素すべてを受け入れるのは難しいはずです。気候という誰の力を借りてもどうしようも無いことに悩まないようにしてもらえたら、より良い生活をスタート出来たり、何かあったときに踏みとどまれたりするかもしれないと思い、この気づきを文字に起こしました。

おわりに

わたしは気候について書きましたが、新たな暮らしをスタートするにあたって、「環境」の違いで事前に知っておけば解消しておけたな、覚悟しておけたな、ということがみなさんにもあるでしょうか?


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