とびきりのお惣菜「自家製バジルソース」編
全国から選りすぐった“ほんまもん”の品々に加え、店内で手作りするお惣菜もまた、フレンドフーズこだわりの品ばかり。今回は夏にぴったりのバジルソースの作り方を、頼もしい若手・倉光さんがご紹介します。
手作りのバジルソース
イタリア発祥、バジルを使用した綺麗なグリーンが特徴的なバジルソース。日本ではよくジェノベーゼソースとも呼ばれていますね。
フレンドフーズでは店頭の食材を使用し、手作りしています。
作り方は至ってシンプル。
まずは丁寧にバジルの軸と葉を分けて、葉の部分のみを使用します。
洗ったバジルの葉は、丁寧に水気を取ります。
フードプロセッサーに、バジルの葉・にんにく・粉チーズ・松の実・クルミ・塩を入れ、オリーブオイルを少しずつ注ぎながら、攪拌させ、トロッとしたソース状になったら完成です。
綺麗なグリーンの秘密
実はこのグリーンのソース、イタリア語で「すりつぶす」という意味のペストと、ソース発祥のジェノバという地名から、正式には「ペスト・ジェノベーゼ」といいます。
今ではフードプロセッサーやハンドブレンダーで、簡単かつスピーディに作れますが、本来は材料を大理石の乳鉢ですりつぶして作られるものだそう。
イタリアでは天然の大理石が取れることに加え、大理石自体が冷たい石なので、非加熱で作るこのソースには最適だったのだと思います。
綺麗なグリーンに仕上げるポイントは、新鮮な食材を使用することと、できるだけスピーディに仕上げること。空気や熱に触れるとすぐに変色してしまうのが、要注意ポイントです。
また、トロッとしたソース状に仕上げるには、余計な水分が入らないことも重要です。バジルの状態や水分量によって、出来上がりの状態が左右されてしまうのです。
この季節、ご家庭でバジルがもりもり育っている、なんて方も多いのではないでしょうか。我が家も毎年この季節は、バジルソースを作ります。最近は、いつものバジルソースに大葉も入れて作っています。すっきりと爽やかな香りが加わるので、気分を変えたい時などにおすすめですよ。
暑い季節に、火を使わず作れるのも嬉しいですね。フレンドフーズの店頭にある食材で作れますので、ぜひお試しください。
また、店内の惣菜には自家製バジルソースを使用したものもあるので、暑い日のあと一品にぜひご利用くださいね。
◆この記事を書いた人
名前:倉光 優
趣味は保存食をつくること。日々、おいしいごはんとお酒を探求しています。