とびきりのお惣菜「自家製フレンチドレッシング」編
全国から選りすぐった“ほんまもん”の品々に加え、店内で手作りするお惣菜もまた、フレンドフーズこだわりの品ばかり。惣菜部の頼もしい若手・倉光さんに、店頭に並ぶお惣菜や、そのベースとなるお出汁にソース、ドレッシングなどについてお話いただきます。
シンプルな材料を、丁寧に合わせる「自家製フレンチドレッシング」
フレンドフーズの店内で20年以上、手作りしている「自家製フレンチドレッシング」。和のお出汁と同じくらい、当店で提供している多くのサラダ系お惣菜のベースとなっています。
フレンチドレッシングとは、お酢と油をベースに、塩、胡椒で味付けをしたスタンダードなドレッシングの総称です。フレンドフーズでは、胡椒の代わりに粒マスタードを使用し、玉ねぎも加えて作っています。
作り方は、ペースト状にした玉ねぎに、調味料、お酢、油を順番に加え、ハンドブレンダーでひたすら攪拌していくのみです。
こうして文字で説明すると、かなりシンプルな工程ですが、しっかりと乳化をさせるために、絶えず攪拌しながら少しずつ油を注ぎ、しかしマスタードの粒は潰さないようにと、毎回、丁寧に作っています。
こだわりのポイントは、クセのないなたね油と、香りが良いオリーブ油の2種類を組み合わせること。これにより、味に深みを出しています。また、すりおろした玉ねぎを使用することで、存在感のあるドレッシングに。粒マスタードを入れると食感もよく、味に締まりがでます。
フレンチドレッシングに使用するお酢は、マンネン酢さんの「氷温純米酢」を使用しています。氷温熟成により、ツンとした酢特有の匂いがなく、まろやかな味がドレッシングに合うのです。
このドレッシングを使ったお惣菜
野菜のマリネ
「野菜のマリネ」は、大根、きゅうり、にんじんを、フレンチドレッシングで一晩マリネしたもの。ドレッシングの酸味と塩味が、野菜の甘さをひき立てます。
価格:100g 税込226円
大根とクレソンのサラダ
「大根とクレソンのサラダ」は、塩揉みした大根と生クレソン、ハムを、フレンチドレッシングをベースにした調味料で和えたサラダです。
価格:100g 税込370円
蒸し鶏と大葉のサラダ
鮮やかなピンク色のこちらは、フレンチドレッシングと梅肉を合わせたドレッシングを使用。蒸し鶏に和えてさっぱりした味わいに仕上げました。(蒸し鶏の記事はこちら )
梅肉と合わせることで、和風の食材にもばっちりと合うドレッシングに変身します。
フレンチドレッシングの単品販売はしておりませんが、こちらの梅肉ドレッシングは、単品でも販売しております。
価格:100g 税込370円
紹介した3品は同じフレンチドレッシングをベースに使用しているものの、それぞれ味の異なるサラダに仕上げています。味付けのメインにも、引き立て役にもなる、優秀なドレッシングなのです。
この記事を書いた人
名前:倉光 優
部門:惣菜部
左京区8年目。趣味は保存食をつくること。
今年の梅仕事は、きび砂糖と烏龍茶葉で漬ける茶梅のみにしました。薄く衣をつけて揚げたら、日本酒に合うおつまみになります。