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霧に包まれた資料館の闇を暴いた話

はじめに

こんにちは、ぶるぞんです。

今回は第四境界と『SILLENT HILL 2』のコラボレーション企画である『RED PEAPER ~死者からの犯行声明~』に挑戦した感想を書いてきます。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


概要

『RED PEAPER ~死者からの犯行声明~』とは、第四境界が提供する『SILENT HILL』シリーズを舞台としたARGです。同社の過去作品である『かがみの特殊少年更生施設』『人の給与明細』と同様に、実在するWebサイトを調査することで物語を進めることができます。

ARG自体はこのWebサイトを調査するだけで楽しむことができますが、サイレントヒル歴史資料館についてもっと知りたい、または、ここだけのエンディングに辿り着きたい、という方は以下のセットをご購入のうえ挑戦することをお勧めします。


感想

ここからは、感想を書いていきます。

まず、本ARGは、Webサイト内検索を主な調査ツールとした過去作品の『かがみの特殊少年更生施設』に比べ、URLの書き換えや隠しリンク探しを多用している点で面白かったです。

次に、調査の過程でとある人物とメールでやり取りをするタイミングがありましたが、これもリアルタイム感があって良かったです。次々に送られてくるメールには、つい緊迫した気持ちになり、ドキドキしました。

また、ARGというを取りながらも、ファンが喜ぶ(ような)要素を忘れずに、原作の雰囲気を過度に損なうことなく制作されていたのは好感が持てました。


おわりに

「サイレントヒル歴史資料館」のWebサイトは東京ゲームショウ2024の開催と同時に公開され、件のパンフレットが会場の『SILENT HILL 2』ブースにて配布されていたことが話題になっていました。バブルヘッドナースによる手渡しはインパクトが強かったですね。

このように、オンラインコンテンツだけでなく、イベントなどの「接触型」コンテンツも含まれるARGは、より没入感が高くライブ感も相まって非常に面白いと思います。

今回はここまでにします。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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