人生で初めてHIPHOPアーティストのライブに参戦した話
始めに
こんにちは、ぶるぞんです。
6月23日(日)に横浜アリーナにて行われた、Creepy Nuts ONE MAN TOUR 2024 追加公演に参戦してきました!
実は、HIPHOPアーティストのライブ、更に言ってしまうと、ペンライトが必要ないアーティストのライブに参戦するのが人生で初めてでした汗
文字通り初体験のライブだったので、少し時間は経ってしまいましたが、きちんと感想を残しておこうと思います。かなり長くなりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。(私はHIPHOPに詳しくないので、頓珍漢なことを書いてしまうかもしれません。多めに見ていただけると幸いです。)
一日の流れ
物販のオープンが13:00ということと、今回は追加公演=ガチガチのファンの方々はこれまでの公演であらかたグッズを買っているという考えから、12:30に待機列に到着するよう、自宅から会場に向かいました。移動のお供はCreepy Nutsさんのお気に入りの楽曲を集めたプレイリスト。
実際には12:20に待機列に到着。ここで私は周囲のファンの方々を見て衝撃を受けました。
手荷物が圧倒的に少ない!!!
私は雨具や暑さ対策グッズ、物販での購入品などを入れることを考えて大きめのショルダーバッグを持って行ったのですが、ファンの方々が持っていたカバンのほとんどがボディバッグで、大きくてもトートバッグ。
よく考えればわかりました。このライブは跳ねて踊って大騒ぎするんです。大きいカバンを持っていけば、客席で邪魔になるに決まっている。せめて、会場に持ち込むものと、コインロッカーに預けるものに分けるべきでした。
そうこう考えている内に13:00になり、物販がオープン。待機列が動き出し、およそ10分~15分ほどでレジに到着しました。
私は靴下とラバーバンド(白)、フォトアルバムのオーダーカードを購入しました。欲しかったものは全て購入できたので一安心です。
その後はカプセルトイ→CLUB Creepy Nuts(以下、CCN)→写真展示の順に周りましたが、どのブースもそこまで混雑しておらず、スムーズに周ることができました。カプセルトイは2回分回してお目当ての缶バッジが手に入ったので、大満足です。
14:00前には一旦会場を離れ、腹ごしらえをしました。入店したのはキュービックプラザ新横浜9FにあるAloha Food Factory。とても美味しかったです。
ランチを楽しんだ後は、開場の17:00までキュービックプラザ新横浜内とその周辺を散策していました。この間に友人の誕生日プレゼントも買ったのですが、大型商業施設であれ普段は足を運ばない場所には掘り出し物がありますね笑
そうこうしている内に時刻は16:45、そろそろ会場へ向かいます。到着すると、そこには長蛇の列、列の最後尾が見えませんでした。それもそのはず、待機列は会場入り口からぐるりと回り、最後尾は入口の真裏にありました。
開場から15~20分ほどして、ようやく入場。座席はC1ブロックの13列目。低身長としてはなかなか厳しい座席でしたが、初参戦でセンター席ということ自体が幸運だと思うことにしました。
あとは開演を待つのみ。30分以上もあるとなかなか暇です。独りで参戦している身としては、スマホくらいしか暇をつぶせるものはありません。しかしこの日、私はモバイルバッテリーを持参し忘れてしまい、スマホのバッテリー残量と戦っていました。そのため、結局開演までぼーっと客席とステージ上のパネルを眺めていたのでした。
開場に流れていたBGMが大きくなり、観客が一斉に立ち上がる。いよいよ開演です。オープニングムービーが流れ、会場のボルテージが沸き上がっていく。さて、私はこのライブを楽しむことができるのか………
た、楽しかったーーー!!!!!(クソデカボイス)
あっという間に2時間が過ぎていました。止まらない汗、下がらない体温。名残惜しかったですが、ライブの感想を楽しそうに話すファンの方々に紛れ、汗だくになった私も会場を後にしました。会場の外では、ファンの方々が思い思いに写真を撮り合っていましたが、そんな相手がいない私はそさくさと新横浜駅へ歩いていきました。
帰宅途中、電車に揺られながら、バッテリー残量の少ないスマホでライブの感想を読み漁りました。いつもなら疲れて眠くて仕方がない電車内も、この日ばかりは眠気を全く感じなかったのです。
帰宅後はすぐさま風呂で汗を流し、両親がつくっておいてくれた夕飯で晩酌。勿論"よふかし"しましたよ。
(もちろん、翌日は"二度寝"しました笑)
感想
では、ここからは各楽曲の詳しい感想をセトリ順に書いていきます。
『ビリケン』
Creepy Nutsのお二人が登場し、会場のボルテージはMAX。そんな中で繰り出された1曲目がこの曲。盛り上がらないわけがないんだなぁ、これが。
会場の空気を伝って心臓に打ち付けるビートに衝撃を受けつつ、周りのファンの方々に合わせて跳んで跳ねてみると、正直「これで合っているのか?」という気分になってしまいました。それもそのはず、ライブでジャンプするのは人生で初めてなのですから。しかし、そんな不安もつかの間。R-指定さんのラップスキルとDJ松永さんのアレンジを目の当たりにすると、自然と体がノってしまうのでした。
『ヘルレイザー』
私の大好きな1曲。これを聴かなきゃ何も始まらない。
観客による「ヘルレイザー!!!」の大合唱に、私も混ざってみました。私は恥じらいなどもあり、コーレスなど声を出す場面が苦手なのですが、何も恥ずかしくなどありませんでした。だって、周りはもっと大きな声を出していて、私がどれだけ声を張り上げたところで何も聞こえないのだから。
あと、この曲のDJ松永さんの音抜きが好きでした。ご自分でつくった曲なのだから当然なのかもしれませんが、アレンジも自由自在で本当にかっこいいですよね……。
そして、何といってもR-指定さんの「やっぱ生が一番だよなぁーーーー!!!」という煽り。そりゃ一番に決まってるよなぁ。
『堕天』
観客を盛り上げる演出の一環なのでしょうが、歌の本編に入る前にコーレスの練習(?)があって個人的に親切だなぁと感じました笑 終始R-指定さんが楽しそうに歌っていらっしゃったのも印象的でした。
あと、ラスサビ前にDJ松永さんがスクラッチを披露する際に、R-指定さんがDJ松永さんを立てるような仕草をしていたような気がします。然るべきポイントでお互いを立て合えるユニットは素晴らしいですよね。
『助演男優賞』
R-指定さんが「今日の主演は皆さん(観客)ですから」とおっしゃっていましたが、いやいや、お二人が主演男優賞ですよ!
やっぱりこの曲は聴いていて無条件に楽しかったです。今の『Bling-Bang-Bang-Born』の世界的大ヒットは、『助演男優賞』のMVそのもの。「誰も待ってないかもしれないけど お・ま・た・せ」の説得力は半端じゃなかったですね。
『バレる!』
主役の座を狙っている状態から、才能がバレる……前の曲からの流れが良いですよね。サビでの手拍子が楽しい一曲でした。一曲目の『ビリケン』からここまで、体を動かし、声を出し、全身で音楽を楽しむということを体験させられて、何だかHIPHOPの洗礼を受けたような気分でした笑
MC①
アーティストが「(観客は)好きなように楽しんでくれたらいい」と言って下さることに、強い安心感を抱きました。右も左もわからないHIPHOPライブ初心者の私は、「周りに馴染まなければ」とどうしても周りの目が気になってしまうのです。しかし、R-指定さんは冒頭から跳べ・歌えとガイドしてくださる上に、好きに楽しめばいいと保険まで掛けてくださる。本当にファン(観客)のことを大切にしてくださっているのだと感じました。そのおかげで、私はこれ以降も最大限ライブを楽しむことが出来たのでした。
『ぬえの鳴く夜は』
パネルに映し出されたイラストと真っ赤なライティングが印象的でした。R-指定さんの煽りと力強いラップに圧倒されつつ、何だか私まで強くなった気になりました笑
『パッと咲いて散って灰に』
お二人のパフォーマンスが素晴らしかったのは当然のこと、ライティングに心惹かれた1曲です。サビで春を模したかのようなピンク色のライトが会場を照らし、円を描くように動く様はまるで桜が春風に舞っているようでした。
この楽曲は2022年の春の選抜高校野球の入場行進曲だったこともあり、ライティングを含むパフォーマンス全体を通して、春と勝負の強さと儚さが表現されているようで胸が熱くなりました。
『顔役』
個人的No.1ボースティングソング。この曲を生で聴くと、やっぱりR-指定さんって凄いんだなと感じます。シンプルに肺活量がえげつないな、と(私は絶対に歌えない)。あと、最後にファンの方々が高々とピースを掲げていたのがカッコイイなと思いました(小並感)。
DJ松永さんのルーティン
正直、これが一番衝撃的だったんです。DJブースにシアンのライトが集まったと思いきや、ステージ上のパネル5枚に色んな角度のDJ松永さんが!贅沢ですねぇ。そして遂に超絶技巧が始まった……と共に、衝撃を受けました。
う、動けない!!!
ビートが地鳴りのように床を伝って足に響き、まるで感電したかのように動くことが出来ない。初めての経験にほんの少しパニックになりつつも、耳に流れ込む音楽は暴力的にカッコイイ。そして、パネルに映る指さばきからは目が離せない。呆然と立ち尽くすことしかできない。その時、私はこんなことを思いました。
私は今、DJ松永さんの音楽に捕らわれている!
DJ松永さんには、己の音楽で会場を物理的・精神的に掌握する「支配力」があると思います。だからこそ、私を含む観客は皆DJ松永さんの「指先にやられちゃった」んですよ。さすが世界を獲った男、世界一カッコイイです。
『Bling-Bang-Bang-Born』
きっと皆さんお待ちかねだった楽曲。今まで地蔵となってライブを楽しんでいた方々も、流石にこの曲では体を揺らしていましたね。コーレスも皆ノリノリで、このパフォーマンス中は間違いなく会場が一体となっていたと思います。良い意味で一番疲れた曲です笑
MC②
正直、何も覚えていない(え)
理由は明白、体力の限界が来ていたからです。冒頭からアップテンポでノリノリな楽曲が続き、跳んで踊っての連続、『Bling-Bang-Bang-Born』でとどめを刺されました笑 運動不足+慣れない現場で私はこの時点で疲労困憊……体のコンディションを整えるので精一杯だったのです、無念。
『Lazy Boy』
かつてメディアに出ずっぱりだった頃を歌った曲。当時は私もお二人の出演番組を録画視聴するのに忙しかったな、と懐かしい気持ちになりました。ラジオとDJ松永さんのゴミ屋敷掃除が、毎週の楽しみだったなぁ笑
『風来』
この曲を聴きながら、私はアルバム「かつて天才だった俺たちへ」のラジオ盤に収録されていた地元のおすすめスポットトークを思い出していました。私が初めて買ったCreepy NutsさんのCDがこれだったので、思い出深いです。いつか、お二人の地元に行ってみたいものです。
『Bad Orangez』
まず、前の曲からの繋ぎが美しかったですよね。イントロに突入した瞬間に夕日の色に染まるライティングも素晴らしかった。サビで全員で手を左右に振るのも、何だか暖かい空気感で心地良かったです。
『dawn』
個人的に「クラブでかかっていそう」だと感じる曲。R-指定さんが踊れとおっしゃっていたので踊ってみようかと思いましたが、お隣が地蔵で鑑賞されている方だったので、何となく恥ずかしくてやめました笑 トラック自体はクラブでかかっているようなノリなのに、ラップは夜明けを優しく迎え入れるようで、不思議な感じがしました。最後のライティングも、朝日が差し込んで来るようで綺麗でした。
『ロスタイム』
誰がどう見たって美しいステージでしたね。ステージ上だけでなく、会場中に広がる銀河。その銀河を背負ってパフォーマンスをするお二人。この時間は本当に夢見心地で、今日はきっといい夢が見られるだろうな、と考えていました。
MC③
恐らく観客全員にとって最も印象に残っているであろう伝説の(?)MC……DJ松永さんによるヤジ銃撃事件。
少し真面目な話になりますが、これに関して私が思うことは、ヤジそのものがあまり良くないのではないか、ということです。開演時や曲間にアーティストの名前を呼んだり、終演時に感謝の気持ちを叫んだりするのは良いと思います。しかし、MCに被せるように何か言葉を発したり、アーティストがやめてほしいと言っていることをあえて言ったりするのは、当然よくないことだと小学生でもわかります。誰だって自分の話を遮られたら嫌ですし、嫌なことはされたくないですから。
それにしても、あの少し悪い空気を笑いに変えられるお二人はすごいと思います。できるだけ観客を傷つけずに、意思表示をはっきりとする……アーティストの鑑ではないでしょうか。個人的には、DJ松永さんが銃声のSEを用意していたことが衝撃的でしたが……手札が多いって素晴らしいですね笑
『紙様』
「皆さん、お金は好きですかーーー?」
いぇーーーーーーーーい!!!(この日一番のクソデカボイス)
万年金欠の私には刺さりすぎるこの一曲。稼げど稼げどお金には頭が上がりません。「昔からコレには縁が無いゆうてねぇ」と歌うR-指定さんの表情がとてもセクシーで、不意にドギマギしてしまったのはここだけの話。
『友人A』
何度聞いても、A~Zがこんなにも綺麗にリリックに含まれていることに驚きを隠せない。こうやってアルファベットや数字が綺麗にリリックに入れ込んである曲は、聴いていてとても気持ちが良いですよね。あと、R-指定さんが口から音源すぎる。
『阿婆擦れ』
大好きな曲です。初めて聴いたときに、HIPHOPなのにジャズっぽい!どういうこと?と、衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。いかつくもない、金持ちでもない、そんな俺でもHIPHOPを振り向かせたい。そんな思いの楽曲ですが、やはり印象的なのはこの歌詞……「って無理かな?」
正しく日本のHIPHOPの頂点に上り詰めた今、R-指定さんがステージ上で放ったこの歌詞は、無理かな?そんなわけないよな!という確信にも聞こえました。
『Dr.フランケンシュタイン』
非常にしっとりとした楽曲。しみじみと聞き入っていました。この楽曲を聴くと、R-指定さんの歌声の幅に驚かされます。どこまでも力強くなれて、どこまでも繊細になれる歌声。私を含む観客が魅了されるのも当然なのです。
『かつて天才だった俺たちへ』
この曲を聴くと、まだまだ私にも出来ることがあると信じられる。どんなに苦しくても、まだ頑張れると感じる。確かに、幼い頃の私は天才だった。文字通り、何でも出来た。大人になるにつれて、出来ないことが増えていった。それでも、まだ出来ることはある。ステージ上で輝かしくパフォーマンスをするお二人を見ながら、そんなことを考えていました。
MC④
お二人によると、ツアーを通してお互いの成長を実感しているとのこと。お二人を見ていると、人間に成長の限界は無いのだと思わされます。これからも成長し続けて、お二人はどこまで行ってしまうのか……ファンとして追いかけるのが楽しみです。
『のびしろ』
開演前、私はこの曲を聴いたら泣いてしまう気がしていました。なぜなら、就職活動中にこの曲に支えられたから。生の歌声を聴いたら、きっと涙してしまう、と。しかし、想像とは打って変わって、実際は泣くよりも笑っていました。「のびしろしかないわ」の大合唱、本当に楽しかった。心地よい音楽と、暖かい熱気に包まれ、少し霞んだ視界。最後に映ったのは、会場を包み込むような暖かな光。この瞬間に、このライブに参戦して本当に良かったと思いました。
『よふかしのうた』
深夜番組のようなトラックが堪らない一曲。R-指定さん曰く、これだけ歌ったのだから今夜は"よふかし"しろ、とのこと。皆で楽しく歌っていたら、なんと言質を取られてしまいました笑 夜はまだまだこれから、会場の熱気はまだまだ収まることはなかったのです。
MC⑤
お二人は前半のMCで「追加公演は打ち上げのようなもの」「正直、先週のファイナルほど締まらない」とおっしゃっていました。しかし、ここでR-指定さんは「やっぱり追加公演も最高だ」とおっしゃってくれました。これは一観客として嬉しかったです。ファンとしては、やはりアーティストが楽しんでいる姿が見たいもの。お二人の楽しそうな姿が見られただけでも、私としては幸福なのです。
『二度寝』
"よふかし"するなら"二度寝"もするでしょう。雰囲気としては夢見心地なのに、5つ打ちのビートにはノるしかない。個人的にとても不思議なトラックだと感じます。そして、ドラマ「不適切にもほどがある!」の放送中にも思いましたが、やっぱりリリックが良い。特に、意味の深さと聴き心地の良さが光る、ラスサビ後の部分が好きです。
『グレートジャーニー』
打ち上げなので歌ってくれました!途中、ご自身が書いたリリックの過激さ(?)に笑って歌えなくなってしまったR-指定さんは、何だか微笑ましく感じました。成長し続けるということは、まだまだ旅は続くということ。お二人は、次はどこへ向かうのでしょうか。これからも目が離せないな、と思いました。
開演前は周りに馴染めるかどうか、あれほど不安だったにも関わらず、始まってしまえば何のそので、最後まで思いっきり楽しむことが出来ました。ノり方も心の底から楽しいと思っていれば、自然と周りと揃うものだなと感じました。あとは、私ってこんなにはしゃげるんだ……と驚きましたね。全体の流れも、初めにノリノリな曲でぶち上げる→一旦穏やかな曲でクールダウン→最後に全員で歌って楽しめる曲を持ってきて終演といった感じで、安心して盛り上げれる仕様だったと思います。
よく考えてみると、この曲数を噛むことなく歌い通すR-指定さんって、やっぱり規格外ですよね。曲ごとに歌声も使い分けているわけで……ほぼ口から音源だし……。あと、どの曲だったか忘れてしまったのですが、跳べ!ではなく跳べるー?と煽ってきたときは、さすがに沸きました笑
DJ松永さんのアレンジにも色々な顔があるな、と感じました。ノリノリな曲には、よりカッコよく聴かせるアレンジを。穏やかな曲には、より心地よく聴かせるアレンジを。それぞれの曲が一番「良く」聴こえるようになっていて、素敵だなと思いました。あと、ルーティンのときはパフォーマンスということもありますが、色々なテクニックをこんなことも出来るんだぞ!といった感じで披露するのに、R-指定さんが歌っている裏ではそんな顔せずにサラっとやってのけるのはズルい!
学んだこと
今回のライブで、次回に向けて学んだことは以下の3つです。
手荷物は少なめ、もしくは分散させること
多少、運動不足は解消していくこと
周りに気を配っても、気後れはしないこと
まず、手荷物については、大きいととにかく客席で邪魔でした。跳んだり踊ったりするときの可動域が狭まります。次回は小さめのカバンで参戦しようと思います。
次に、運動不足については、最後まで体力が持たないと勿体ない!周りと比べて自分だけバテているのも恥ずかしいですし……日頃から運動しよう。
最後に、周りへの配慮については、周りに迷惑にならないように楽しむ、不必要なヤジを飛ばさないなど、基本的なことを守ることが大切です。しかし、周りに必要以上に気を使ったり、気後れする必要はありません。コーレスは全力で声を出せばいいし、跳ぶときは思いっきり跳べばいい。ライブ中は、ファン歴や熱量など関係ないのだと思います。Creepy Nutsのお二人が好き、その気持ちだけで大丈夫です。
終わりに
Creepy Nutsさんのライブに参戦するのは今回が初めてでしたが、実はお二人のことを約4年半ほど前から応援しています。浪人時代は、お二人がパーソナリティを務めていたオールナイトニッポン0が唯一の娯楽で、毎日『サントラ』を聴いて勉強に励んでいました。「かつて天才だった俺たちへ」からCDを購入するようになり、テレビなどのメディア出演も追っていました。
しかし、ずっとCCNに入会する勇気・ライブに応募する勇気が出ませんでした。正直、怖かったんです。これまでアイドルや歌い手など、(言葉を選ばないなら)最悪ペンライトさえ光らせておけば何とかなる界隈にしかいたことがなかったから。そんな自分は、周りに捻り潰されてしまうんじゃないかと思っていたんです。
そんな中巻き起こった『Bling-Bang-Bang-Born』の世界的大ヒット。今CCNに入会せず、いつ入会するんだ。今ライブに申し込まずに、いつ申し込むんだ。そう思い、4月にCCNに入会し今回の追加公演に申し込みました。
あの時、勇気を出して良かったと心から思います。
客席を見る限り、他のファンも優しそうな方ばかりで、ライブ中も周りの目を気にすることなく楽しむことが出来ました。これまでの心配は杞憂だった、ということです。紛れもなく人生で一番楽しかったライブでした。来年2月の東京ドームも行けるといいな!
思いつくことを書いていたら、とんでもない文字数になってしまいました。最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?