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【自分ストーリー③】心の声を無視し続け、休職することになった社会人5年目

9月にプロフィール記事を一新することを思い立った。

誕生日が目前だったので、約30年間の半生の棚卸しも兼ねることにした。

自分ストーリーはまだ書き上げられず…。

自分ストーリーを約6回にわたって書いていきます!(回数は多少前後するかも)

9月に書いた「好きなもの、表現・発信」については、こちらの記事にまとめているよ!


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自分ストーリー
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【自分ストーリー①】経済的自立を決意した小学生時代

【自分ストーリー②】過呼吸を目の当たりにしてから、自分にも息苦しさが現れるようになった大学生時代


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まとめ読みしたい方は完成版をどうぞ!
ぜひ、スキをお願いします♪


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今日は社会人になってからのお話です。


※昨日に引き続き、まあまあ重たいので
疲れている方はまたの機会に読んで下さいね〜。

疲れている時は、みのりんのnoteを読むよりも寝よう!
睡眠は金なり!

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前回書いたように、22歳の時に友人の過呼吸発作を目の当たりにしました。

その後、わたし自身にも息苦しさが現れました。

幸いなことに、その後の学生生活では、息苦しさに悩まされることはありませんでした。


社会人になってから、再び息苦しさと向き合うことになったのです。

環境が変化する前に、不安が息苦しさという形で現れるようになりました。

異動前はタスクをこなしながら、息苦しさと一人で静かに戦っていました。

異動後は新たな環境に順応することで意識がいっぱいになるからでしょうか。

不思議と息苦しさは落ち着いていくのです。


1年前も息苦しさと戦っていました。

異動のタイミングが刻一刻と近づき、不安が膨れ上がっていたのです。

仕事中はマスクの下で深呼吸し、何食わぬ顔で呼吸を整えていました。

そして、仕事が一段落するとトイレに向かいます。

個室は一人で静かに戦うにはぴったりの場所なのです。

深呼吸しながら、スマホを取り出し、どうぶつの森のアプリを起動します。

木を揺らして、落ちた果実を拾うと、不思議と気持ちが安らいでいきました。


不自然な呼吸をするせいで、胸や背中が痛くても大丈夫だと思っていました。

空気を飲み込むせいで、お腹がぽんぽんになっても大丈夫だと思っていました。

息苦しさがピークを超える度に、上手く乗り越えたつもりでいました。



去年、異動した時には息苦しさはすっかり消えていました。

ただ自分の感覚としては、常に肩に力が入ったような緊張感がありました。

そして、次第に仕事が手につかなくなっていきました。

原因として、単純に業務量が多すぎたというのはある思います。


そして、上司2人の板挟みになったことも、わたしにとってはつらいことでした。

上司Aさんが特に怖かったです。

Aさんは良く言えば感情表現が豊か、悪く言えば自分の機嫌を自分でとれない人でした。


狭い個室でミーティングをしている時のことでした。

ある人が、Aさんにに連絡をして来たのです。

Aさんは電話越しに、ある人を怒鳴りつけていました。

電話の内容を全て把握できたわけではないですが、そんなに怒鳴る必要があるのだろうかと不思議でなりませんでした。

そして、わたしまで怒鳴られているような気分になりました。


それ以来、Aさんの顔色を必要以上に窺うようになりました。

肩の上にさらに重い荷物を載せられたような、そんな感覚でした。

冷静になった今となっては、心の防御力がずどーんと下がっていたんでしょうね。


皆さんがお察しの通り、そんな状態では、どんなに働いても仕事ははかどりません。

取り組んでも取り組んでも終わらない業務。

合間を縫って準備を重ねたプレゼンでしたが、ちゃんと回っていない頭ではやはり上手くいきませんでした。


プレゼンの後もやるべき仕事はありましたが、すぐに取り組めるはずもなく、トイレへ駆け込みました。

息苦しさに悩まされている時にも一人で戦っていたトイレの個室。

この時は戦う気力なんてこれっぽちも残っておらず、こっそり泣きました。


泣いて感情を吐きだしたことでスッキリしました。

けれど、根本的な解決策ではないですよね。

頭ではうすうす気付いていました。

わたしは仕事を休むべきなのではないかと…。


ただ、自分で自分に許可を出せずにいました。

次の日も、その次の日も、上手く回らない頭にムチを打って働いていました。


トイレで泣いた3日後、休日に働いている時のことです。

休憩時間を使って、友達に今の状況をLINEで相談することにしました。

その友達は異動前の職場で一緒に働いていた同期です。


友達に状況を話したことで、わたしは仕事を休むべきだと結論が出せました。

そして、休職生活に入ったのです。



今になって思います。

息苦しさがない時でも、心の不調はあったと思います。

「がんばりたくない」

という声が休職の前から聞こえていました。

大学受験で合格が分かった直後の時のあの感覚と似ていました。

そう、自分の中でシャッターが下りるような音です。


今思えば、心がブレーキをかけていたのだと思います。

でも、せわしない毎日を戦っていたわたしにとって、ブレーキをかけられることは迷惑でしかなかったのです。

「何を言っているの?」と突っぱねていました。


もっと心の声を丁寧に拾ってあげていれば良かったな…。



次回は休職生活と心の声を聞くことについて書いていきたいと思います!


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