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わたしにとっての麻薬

こんばんは。
今日も読んでくれて、ありがとう。

こんな釣りっぽいタイトルを付けておいて申し訳ないけど、特にアウトローなことは書いてないよ。
(当たり前だ)

でも、シンプルなタイトルで注目してもらえるのは辻ちゃんくらいだと思うんだよね。
あ、辻ちゃんのことは好きだよ。
YouTube見るし、たまにブログも読むよ。
なんなら辻加護の写真集も持ってるよ!
人生ではじめて買った写真集だよ!
(謎のアピール入りました)


気を取り直して、小さい頃の思い出話から、のんびり始めていこう。
一応、骨組みを考えてから書き出している。
けれど、どこに辿り着くかは分からない。




小さい頃のわたしは、辛い食べ物が苦手だった。
小学校高学年になっても、お子様用のカレーしか食べられなかった。
いくつも年下の弟は大人と同じ辛さのカレーを食べているのに…。
カレーの日は、お母さんはわたしの分だけ別に作ってくれていた。

そんなわたしも成長するにつれて、少しずつ辛い食べ物を食べられるようになっていった。
そして、いつからだろう。
ストレスが溜まると、辛い食べ物をキメるという感覚になったのは…。

辛麺、担々麺、そして時々トムヤムクン。

今も、辛い食べ物が得意なわけじゃない。
脳が辛い食べ物を求めているだけで、舌は耐えられないと言い出す。
実際、辛い食べ物をキメるとか言ってるわりに、注文するのは2辛程度なんだよね。

飲み会で訪れた中華料理店の麻婆豆腐は絶品だけど、ずっと食べ続けることはできない辛さだった。


とあるカレー屋さんで2辛を頼んだとき、自分にとってはありえない辛さだった。次は1辛にしてみたけれど、やっぱり辛かった。

オーストラリアのケアンズでインドカレーを食べた。
中辛なのに、消化管がかーっと熱くなるような辛さだった。
消化管の在り処が感覚として分かるほどだった。




辛い食べ物がアッパー系だとすれば、音楽は気分を鎮めてくれるもの(ダウナー系)かもしれない。

2020年になって、わたしは藤井風くんを知った。
「何なんw」という曲を聴いたときの衝撃たるや…。
「肥溜め」ってこんなにカッコいい言葉だったっけ?
音楽性に関することは他の方が書いてくれているから、ぐぐってみて。
それよりも、まず聴いてもらえたら…。
何なんw

そんな風くんがアルバムをリリースした。
「HELP EVER HURT NEVER」
Apple Musicご用達のわたしは、曲を単体でダウンロードして、気分でプレイリストを作るのが好き。
いつしかアルバム自体を繰り返し聴く機会が減ってしまった。
(わりとみんなそうだよね?)
そんなわたしがこのアルバムは全体を通して何度も聴いたよ。
アルバム内で特に気に入っているのは、「特にない」と「帰ろう」だ。

風くん、2020年にこのアルバムを作ってくれてありがとう!
こう思ったのは、わたしだけじゃないはずだ。

このアルバムはタイトル通りに、わたしを救い続けてくれた。
だけど、日常が上手くいかなくなり始め、気付いたら「帰ろう」という曲しか聴けなくなってしまった。

とても良い曲なのは間違いない。
けれど、これをエンドレスリピートしなければならないなんて健やかな心とはとても言えない。
このときのわたしにとって「帰ろう」は大麻のようなものだった。

今は、以前と同じように音楽を聴けるようになった。
「帰ろう」が大切な曲であることに変わりはない。
けれど、大麻のようなものではなくなった。




麻薬について本気出して考えていたら、コカのことを思い出した。

マチュピチュのような高山地帯への旅行を本気出して考えたことのある人は、高山病について調べたことがあると思う。
コカについての情報も入ってくるだろう。

詳しく知りたい方はWikipedia大先生より↓

高山病

コカ

(Wikipediaの旅大好きマン)

コカ自体は南米(特にペルー・ボリビア)でコカ茶として日常的に摂取されているものだ。
現地で使用することは決して違法ではない。
観光客の高山病の症状をやわらげるために使われることもある。
一方コカインは言わずもがな違法薬物だ。


アメリカを経由してペルー入国後、ワイルドな運転でホテルに到着したわたしは、気分が悪くなった。
長旅の疲れ・乗り物酔い(三半規管弱め)がメインだとは思うが、軽い高山病の症状も出ていたのかもしれない。
倦怠感と吐き気に襲われた。
トイレに行ったら、生まれ変わったように元気になった。
そして、ホテルで出してもらったコカ茶をゆっくりと飲んだ。
不思議と気持ちが安らいでいくような気がした。
(トップの写真は、マチュピチュに向かう列車の中で出されたコカ茶)




コカインとコカ茶の違いは成分が濃縮されているか否か。
社会においては依存性を基準に合法・違法を分けている。


合法・違法はさておき、みんな何かにすがって生きている

すがるものが違法薬物であれば、そりゃ逮捕されるだろう。
常軌を逸したショッピングであれば、借金が膨らみ、ついには多重債務に陥るのかもしれない。
わたしにとっての麻薬は辛い食べ物と音楽だった。
幸い合法なものだった、ただそれだけだ。






(※違法薬物と辛い食べ物を同じ土俵にあげるのはナンセンスだけど、言葉の綾ね※)






最後に、わたしにとって楽しいことをアッパー系とダウナー系に分類してみた。


アッパー系:
・チンチラと戯れること
・好きなアーティストのライブに行くこと
・ときめくような洋服・化粧品を買うこと
・眠れなくなるような本に出会ったときの読書


ダウナー系:
・チンチラと戯れること
・本を読むこと
・文章を書くこと
・お風呂に入ること
・料理をすること
・音楽を聴くこと
・日向ぼっこすること


え、控えめに言ってチンチラってやばい生き物じゃない?
チンチラという生き物を生み出したアンデス山脈ありがとう!
(結局それが言いたいだけ)


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