2024年5月19日~25日TCGニュース
こんにちは、竜斗です。
以前もお話したアニマルカードゲーム、ACGですが、この度目標額が1500%を突破されたそうです。おめでとうございます。
それにより、第2弾制作やら日本GPやらが出来るそうで……いやほんとすげえなほんとに。
こう言ってはあれですが、個人の考えた作者すらもルールがわからない架空のTCGがここまで支援されるのは異例でしょう。本当にルールがわからなかったのでボーボボに例えられたことも。
ここまで人気なのもひとえにカードゲームうさぎがカードゲームに真摯に向き合ってきたものに『刺さる』ことがあげられます。それも強くなろうとして足掻いてきたものにこそお勧めしたいところです。
クラウドファンディングの終了は今月末までです。
5000円で2デッキが手に入るので全部はちょっと、という人もここから入ってみてはどうでしょうか?
この記事はなんなのか
簡単に言えば今週あったTCGの動向メモのようなものです。
今週公式発表のあった出来事やカード内容に対して好きに書いていく記事になっております。
掲載タイトルは主に遊んでいるもの、動向をチェックしているものとなります。
意見提案はいつでもお待ちしております。
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アンジュ・ユナイト
ユナイトGPレポート公開
そういえばユナイトGPのデッキ分布が公開されてましたね。
見事な青緑環境! マジックでもこの環境ならなぁ!
青+赤か緑+1色というのが多いようですね。自分のもジャンド(赤緑黒)ではありますが。
環境を定義してるのは《常夏の可能性 日向美海》。
ドローにより手札枚数を安定して稼ぎつつ、展開に繋げることが出来るのでほとんどのデッキでこのカードを含め6~9枚採用されています。
今後はより一層、美海を使う側とメタる側へメタゲームが動いていくことでしょう。
今日のカード
今回はあずさ含むレボ部より3枚!
椎名あずさはレボ部という部活の部長。
平たく言うと涼宮ハルヒでしょうか。退屈なことが嫌いで学園生活を面白くするためにレボ部を作りました。
わがままかつ常識が通じない人物ですが、カリスマ性もあり仲間想いでもあります。
エクシードは時間制御。確か加速・減速両方使ってたはず。
《ARC 椎名あずさ》は常時能力でユノとシャティーのATK、DEFともに+2000というシンプルかつ強力な効果を持ちます。
特に今回のユノと組み合わせるとユノのDEF11000とかなり硬くなることが出来ます。
シャティーもまだでしたかね。
赤の世界の天使であり、レボ部の面々にしか心を開いておらず、究極の女たらしである主人公にすら塩対応。時間が経つにつれ結局は堕ちます。
エクシードは無限複製能力。主にイベントで集めないといけないアイテムの複製を担当します。似たタイプのイベントがもう1つあるのですが、そちらでも同じ役割の似たエクシード持ちがいるという。
《天使の微笑み シャティー》はリンク効果で捨札からあずさかユノを2枚まで回収することが出来ます。
あずさがどれぐらいいるかは不明ですが、ユノはすでに2種類存在してるのでそれらを軸にするデッキなら良い働きをしてくれるでしょう。
あずさがいればDEF9000と序盤の攻防が安定する数値になるのも良き。
あとは同カードと言わずとも自身の名称を回収出来ればなぁ。
《決死の逃走 ユノ》は《銀の森の守護者 リュミエール》と同じく登場時1点を受ける代わりにステータスが高いレベル3。
あずさの効果でAD11000とレベル6,7相当のステータスになる上、正面のプログレスにガードされない常時効果が強力。
ユノを止められるDEF12000、リンク1回成功で最大17000なのでそれをチャージ1,2枚で止められるDEF8000、13000の前に置いてあげると相手は困ることでしょう。
カードファイト!!ヴァンガード
週刊ヴァンガ情報局
今回は次元超越の新ライドライン、影潜者です。
ケテルには珍しくセットオーダーを使うライドラインであり、ゲージという形で裏向きに配置したユニットを展開出来るようです。
《沈黙の毒騎士 影潜者 モーダリオン》はそのセットオーダー《監視された密会》が3枚以上で影潜者全てに+5000する永続効果とEB2で山札の上7枚からゲージのないセットオーダーにそれぞれ1枚ずつゲージを置くことが出来る起動効果、アタック時にCB1でゲージとなっている影潜者を2枚まで選び、縦列に置ける自動効果を持ちます。
縦列に置くため、一見すれば全体パンプ持ちの4回攻撃と見ることができますが……。
若き日のオブスクデイト、《在りし日の黒曜の騎士 影潜者 オブスクデイト》はゲージとなっていればSB1で中央後列に出てそのまま中央後列からアタックできます。さらに相手VがG3以上ならSB1でシングルドライブが可能になります。やってることが今も昔もチートなのなんなんだお前。
どこヴァン
今回は次元超越よりぶいすぽのコラボカードです。
しかし今回新規ライドラインやたら多いですね……。
あとあらかじめ宣言しておきますが、当方ぶいすぽさんは一切見ていないのでどうかご容赦ください。
さて、ぶいすぽコラボライドラインですが、迷い込んだ国家とのデュアル国家カードだそうです。構築の際はどちらかを選びましょう。
ぶいすぽのみで組むことも可能なのでコラボカード以外いらない派閥やここからヴァンガードを始める方はぶいすぽ構築で組みましょう。
既存国家として組むメリットとしては汎用カードが利用できることがあげられます。ライドコストの軽減やオーダーなど利用できるので各国家の新規ライドラインとして運用してみるのもいいでしょう。
《キミの心を狙い撃ち 紫宮るな》は相手VがG3以上ならオーダーを2回プレイ出来る永続効果、SB1で山札の上7枚からノーマルオーダーを探せる起動効果、アタック時にCB1でオーダーをプレイした数までリアを手札に戻し、同じ分コール出来る自動効果の3つの効果を持ちます。
迷い込んだ国家はリリカルモナステリオ。効果的にはカイリのカードで使えるものがありそうですね。
専用サポートの《予測不能な異星の少女 花芽すみれ》はVがぶいすぽでないと効果が有効にならない永続効果、リア登場時CB1かEB3で《お渡し会のお手伝い ぽやねこ》をデッキかドロップからコールする効果、このユニットがぽやねこにブーストされた時、オーダーをプレイしているなら+5000、2回プレイしていればCC1の効果を持ちます。
1枚からラインが作れる上にCCも持つので他のぶいすぽであっても入れる価値がありそうですね。
《お渡し会のお手伝い ぽやねこ》はシールド+5000に花芽すみれさんをブーストしたバトル終了時に2枚ともソウルに置くことでドロップからオーダーを回収出来ます。ソウルも2枚貯められるので紫宮るなさんの起動効果のサポートに良さそうです。他にもSB持ちがいるならそちらへの派遣も。
《夢へと誘う紅き月 八雲べに》はダークステイツに迷い込んだそうです。
自分バトルフェイズ開始時にソウル5枚につき相手Vのパワー-5000し、10枚以上なら相手のリアをソウル送りに出来ます。前述のすみれさんらをソウルに置いて貯めに行くのもありですが、ダークステイツとして運用して《ブラザーズソウル》などで貯めに行くのもいいでしょう。
アタック時にはCB1でソウル4枚以上でソウルからリア1枚をコール、9枚以上でドライブ+1、13枚以上で☆+1出来ます。4回攻撃かつトリプルドライブ☆2となるのでかなり強力な部類のライドラインですね。
《甘く蕩ける小悪魔の微笑 胡桃のあ》はリア登場時にCB1かEB3で《fancy devil army ロロ》を同じ縦列にコール出来ます。花芽すみれさんと同様ですね。同じく1枚からラインが作れ、かつパンプ効果も持つので火力もあります。八雲べにさんの効果で出したいところ。
呼び出せる《fancy devil army ロロ》は登場時にドロップから1枚ソウルに仕込む効果と胡桃のあさんをブーストしたバトル終了時に2枚ともソウルに置くことで1ドロー。ドローは助かりますね。
遊戯王OCGデュエルモンスターズ
デュエリストパック -輝光のデュエリスト編-発売!
トップレアは《時空の七皇》。
オーバーハンドレッドナンバーズそれぞれに対応する属性・種族であり、ランクと同じレベルを持つモンスターをサーチすることが出来ることが出来ます。
対応は以下ですが、注目はS・H・DarkKnightの水属性水族レベル5。これによって《カタパルト・タートル》をサーチすることでタキオンも先行1キル出来るようになったとか。
と思いきやトリックスターやユニオンも先行1キルを会得したらしく、次の禁止がうっすら見えてきますね……。
今回組めるのはタキオン、ユニオン、トリックスター。
先行1キルは置いとくとタキオンはエクシーズ中心、ユニオンは融合(ただし融合魔法はいらない)、トリックスターはリンクといい感じに色々ばらけています。
このパックで必須カードを入手しておき、6月発売のタクティカルトライデッキから汎用カードを入れてデッキを作るという形でも遊べるので気になるテーマがあったら買ってみるのもいいでしょう。
マジック:ザ・ギャザリング
自作デッキ紹介 ~アイエエエ!? ニンジャ!? ニンジャナンデ!? ブリンクナンデ!?~
今回は自作デッキ紹介。今ジャパンスタンダードカップをやってるので来週はまたスタンダード探しに行くかもしれません。この枠は新カードプレビューしてない時は割と自由です。
さて、今回はサンダージャンクションで追加された《潜入者、悟》がメイン。悟は自身か自分の他のクリーチャーが戦場に出た際、唱えられていないかマナを支払っていなければ1ドローできます。基本的には同弾で出た計画をサポートするカードですが、唱えられていなくてもOKということはブリンク(追放して再び戦場に戻す効果)でもOKということ!
というわけでブリンクと相性の良い試作たちと組んできました。
レアも(WC切りたくないので)少なく、土地、悟、エズリム、鋼の熾天使くらいです。持ってるなら肉体食らいなんかを入れてもいいでしょう。
今回採用した試作は《戦闘の打破者》と《鋼の熾天使》。
熾天使は説明の必要もないくらいよく見ると思いますが、打破者は試作で1/1ながら1ドローと二段攻撃を持ちます。
これをブリンクすると3/3になる上、ブリンクで帰還しても1ドロー! 悟もいれば2ドロー!
おまけに熾天使で飛行もつけられる! 欲を言えばトランプルも欲しかったところです。
ブリンク要員は《精霊界の接触》と《闘争のまやかし》。
接触は一時除去としても使える他、魂力によってブリンクが可能な点が強力。逃走のまやかしはサンダージャンクションで出た放題の一種であり、こちらも2マナでブリンクが出来ます。限定的とはいえ除去もある。
社長は正直色が合ったので、という理由が強いですが、戦場に出た時調査を2回行えるのでブリンクすると手がかりトークンがモリモリ増えていきます。トークンを生贄すると呪禁などの耐性も得られるので増やしておくに越したことはないでしょう。
今年の7月で《神憑く相棒》や《精霊界の接触》が去ってしまうものの、使いやすい2マナや新しいブリンクスペルが得られればまだ1年は使えるのでブルームバロウのカードが今から楽しみですね。
ポケモンカードゲーム
ナイトワンダラー新カード公開
さて、色々追加されてましたね。
exのキングドラはおうのごうれいで水ポケモンを3枚までベンチに出せますが、恐ろしいことにたねとは書いてません。セグレイブも直接呼べるぞ!
ハイドロポンプは素点50についてる水エネの数×50なので5,6枚ついてるとexワンパン圏内でしょうか。やや厳しいですね。
非exのクロバット、及びアンズの秘技。特性かげのつかいでアンズの秘技を使うと8枚になるようにドローが出来るので昔Vだった頃のナイトアセットより強力。2進化ではあるのですが。
アンズの秘技は自分の悪ポケ2匹にデッキから悪エネルギーをつけることが出来ます。バトルポケモンにつけると毒になりますが、逆にモモワロウexのともっこには利点にもなりますね。
サポートはカシオペア。SVやってないんですが、ボタンですよね……。
手札1枚の時にしか使えないものの、好きなカードを2枚まで手札に加えられるのでACE SPECを取ってきて一気に戦況をひっくり返したいですね。
そんな追加されたACE SPECの《デンジャラス光線》は相手をやけどとこんらんにします。シンプルだけど微妙だな……。
一応やけどは20ダメージなのでまぁまぁダメージは稼げますが。
一説によると先攻でテツノブジンexと合わせて相手の初期ポケモンを飛ばすために使えるとのこと。サポートも使えないし限定的すぎない?
バトルスピリッツ
公式X情報
まずは次弾情報から。次は7月ですね。見えてるのは昆虫っぽいし緑……?
ということで今回も発売も1か月前に迫ってきた10thディーバより。
まだ1か月前なのか……。
Z/X
公式X情報
キャラクターデッキはグロリアですか。
最近出たキャラであり、結構お高いところを推移してたので興味はあったけど作れねぇって人も多かったんじゃないでしょうか。
3種のリンクを扱うデッキタイプであり、近年は色々リンク追加がしやすいカードも増えてきましたが、どの辺りまで入ってますかね。
あと発表会にて8月の弾も発表されましたね。
Z/Xも水着に走ったか……今までは明確に夏モチーフのパックはなかった気がします。夏発売のパックに水着が収録されたことはあったけど。
エクストラパック 竜舞流星群発売!
トップレアは《静点星”パヴォ”ロモア》ですかね。アセンションはまだ結構値がするけど1枚でいいのが救いか。
今回はドラゴンパックなので各種竜の巫女の強化がメインですが、新規カテゴリとしては異龍がありますね。必須のプレスティシモもまぁまぁなので組みやすくはあるか。
レアリティの見直しをしてからというもの、大分新弾の値段も落ち着いてるようで何よりです。手に入りやすいのはいいこと。
SRも大分安いのですが、美少女版を手に入れるにはSRHを狙わないといけないのがなんとも言えない……いやドラゴン版が正常では……?(感覚麻痺)
あとがき
今週はこんなところでしょうか。
Xでは遊戯王で先攻1キル出すぎだろいい加減にしろってのがしばらく続いてる印象ですね。
実は今回の3テーマやギミパペ以前にもヌメロン射出やプリーステス・オームによるループなどまだまだ先攻1キルはあります。ただなんでそれらが話題に上らないかというと成功率が低いからですね。遊戯王特有の手札誘発も含めればマッチを勝ち抜ける確率はさらに下がります。
ただだからといって全てが許されるわけではなく、超重武者の際は一発禁止が出るなどKONAMIも注視はしている雰囲気は感じます。
まぁ少なくともカタパルト・タートルくんは流石に年貢の納め時でしょうか……せっかく1ターンに1回にエラッタされたのに。ATK16000以上になるヌメロンドラゴンってやつが悪い。
では今回もお付き合い頂きありがとうございました。また来週。