2023年10月15日~21日TCGニュース
こんにちは、竜斗です。
先日、大ZOIDS博2023に行ってきましてね。
ゾイドと言うのはタカラトミーから販売されているおもちゃであり、昔はゾイドバトルカードゲームというものにもなっていました。
そして、現在では……なんとNFTカードゲームになっています。
ルールはシャドバのように毎ターン増えるコストがあり、それらを使ってモンスターなどに当たるゾイドカードや魔法やイベントなどに当たる戦術カードをプレイしていき、プレイしたゾイドたちが自動で攻撃するのでその攻撃で相手のHPを0にすれば勝ちというシンプルなDCGです。
特徴はやはりNFTを使っていること。
画像のオレンジが攻撃力、青がHPみたいなものなのですが、これがカードによって変動します。
高い数値のカードを取引してデッキを強くし、一定以上の順位に行ければさらにパックを開けたり出来るというNFTカードゲームにありがちな方式です。
一時期やってましたが、こういうのは『稼げる』ことを掲げてるのでレアの排出が非常に厳しく、デッキコンセプトというものも少ないので無課金では似たようなデッキになりがちです。
そんな似たようなデッキで似たようなデッキと争ってなけなしのパックを剥く……それが面白いと感じられるならプレイしてみるのもいいと思います。星によるばらつきもあってちょっと合わないんだよな。
この記事はなんなのか
簡単に言えば今週あったTCGの動向メモのようなものです。
今週公式発表のあった出来事やカード内容に対して好きに書いていく記事になっております。
掲載タイトルは主に遊んでいるもの、動向をチェックしているものとなります。
意見提案はいつでもお待ちしております。
画像は全て引用としての条件を満たすように記載しておりますが、何か問題があれば教えて頂ければ助かります。
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アンジュ・ユナイト
今日のカード
今回は《エール・フレンド エルエル》です。
エルエルはアニメ及び12章からのキャラであり、元チーム天音の一員です。リリンクでは天音がαドライバーだった事実がなくなったので選抜チームの一員という扱いになりましたが。
誰とでも友達になれる陽キャですが、彼女のエクシード、エール・フレンドは友達のエクシードを借りることができる特殊なエクシード。強力なエクシードを状況に応じて使えるのが最大のメリットですが、逆に相手から友達認定されなくなったり、エルエルが友達であることに不安を感じたりすると借りられなくなるというデメリットもあります。
レミエルと非常に仲が良く、同じ天使ということもあってか親友と言える存在。レミエルにはもっと友達いたはずなんですが一体どこに。 イラストレーターは三嶋くろね先生。このすばやホロライブのラプラス・ダークネスの親御さんとしても有名ですね。
《エール・フレンド エルエル》はレベル1の赤のカード。
レベル1は出しやすい上で最低限のATK5000を持ってることからデッキによって重宝され、エルエルも赤のアクションを使ったり、赤で染めたりする上で重要な立ち位置になるカードです。
一方でリンク成功時の最大ATKが11000と低いため、最終的には他のカードに入れ替えたいところです。
登場時効果は誰でもリンク+1というもの。
後半でも使いやすく、序盤でも自身をリンク4として扱えるのであまり腐りづらい効果です。
とはいえ上記のパワー不足により後半ではガードされやすいのでその点も含めてどう使うかは人によるといったところでしょうか
カードファイト!!ヴァンガード
週刊ヴァンガ情報局
まずはアニメ情報。
また半年後にやるってのは言ってましたからね。
今回はディヴァインズだそうです。さりげなく12/12に戦略発表会あり。
さて、今回は大会PR新規3種のみ。
あと控えてるのが11月のシラヌイとルアードを除くと再録のトリプルブースターだからこの時期はちょうどやることないんでしょうね。
どこヴァン
今回は残り大会PR再録3種と新規3種。
まずは再録ですが、ブラキオフォース、アメイズメント、メガグラーゴですね。
ブラキオフォースは今でも使われる一線級のコモンですし、アメイズメントやメガグラーゴもデッキによっては数枚積まれることもあります。
再録が使えるのはいいことですね。
遊戯王OCGデュエルモンスターズ
公式Xのカード情報
今週はXで判明したカード情報を見ていきましょうか。
QUARTER CENTURY CHRONICLE情報公開
そろそろレアコレの情報が出る季節でしたか。
さて今回は……
2か月連続でそれぞれ200種!??? コンプ無理でしょこんなの。
良い点を挙げるならより多くの範囲の再録が望めるので全く再録がなくて手に入りづらいカードや今2,3000でなかなかお高いカードが全部収録されそうですね。手に入りづらいことには変わりないけど若干は下がりそう。
マジック:ザ・ギャザリング
週刊マジックニュース
今回は禁止制限の発表もありましたが、まさかの全フォーマット変更なしだそうで。
スタンダードは強いて言えば、って連中が多いですが、下環境もか。
あとはブースターの方式が変わるそうですね。
ドラフトとセットが1つになるとのことで、これでショップの負担も減るといいんですが。
ドラフトでは基本にレアが1~2枚だったんですが、統合によって最大4枚になるとのことでドラフトでのピックの仕方が変わってきそうです。
また、普段よりレアが多くなるとボムレアだらけの大雑把なリミテッドになってしまう懸念も…………もう遅いか(ボーナスシートなどを見ながら)
ポケモンカードゲーム
シャイニートレジャーex情報公開
今年のハイクラスパックの情報も来ましたね。
画像を見る限り、悪リザードンなども含めた今年のex勢ぞろいといったところ。レイジングサーフ以前は主要なカード全部あるのか?
来年はDレギュ落ちではありますが、ついにバトルVIPパス退場などもあり、昨今の2進化推しもあり少し低速化していくのかなぁという印象。
今年は結構再録に力を入れてくれたこともあり、特段高騰しすぎて手に入りづらいってものは少ない印象(プロモは除く)ですが、どこまで網羅されているのやら
古代の咆哮、未来の一撃カードリスト公開
もう来週でしたか。早いですね。
まだ見てないものを中心に気になったものをピックアップしていきましょうか。
バトルスピリッツ
公式X情報
今回も主に契約編:界3章より。
Vividz
エクストラ:のりプロ発売!
トップレアは《ViVidクリエイター 姫咲ゆずる》ですかね。
デッキトップ3枚から好きなカードを手札に加えられるのでどのデッキでも使えることでしょう。
さて、今回はSSRというブロッコリーお馴染みのレアリティ増やしがありましたが、値段的にはどんな感じかというと。
SSR:700~1000付近
SR:200~500付近
という感じでした。なんとかなる金額帯で良かったけど。
今後新弾に同じようなレアリティになるかと思いますが、最悪今回の倍ぐらいをマークするかもしれません。
そうなると箱買う意味も出てくるっちゃ出てくるけど……ただでさえ大会も減ってるのにこれ以上新規入りづらくなるのはなぁとちょっと悩ましいところではあります。
封入率はXの反応を見る限り、SSR以上1、SR3っぽいですね。しっぶ。
今回エクストラではありますが、通常パックでもSSR以上1、SR4とかになりかねません。大丈夫か?
Z/X
公式X情報(今までのアウェイクンパニッシャーをざっくり見ていく回)
というわけでカード数が多いのでぶっちゃけ敬遠していたアウェイクンパニッシャーを見ていこうと思います。枚数多いし紹介順番がよくわからねぇんだ……色ごととかなら見ていきやすかったんだけど。
軍師は相手のカード効果を受けず、リムーブ1枚につきパワー+1000の2つの常時効果に加え、登場時にデッキ上7枚から1枚を除外することが出来ます。
アレキサンダーは除外からの登場も可能なため、そのための下準備が出来ますね。
七尾はアタック時に手札を捨てるとキラーマシーンのリソースを2枚リブート出来ます。この時点で強くない?
また、手札4枚以下なら2枚引いて1枚デッキ下に置く起動効果もあります。こっちも強くない?
自分から手札を減らしますが、自分の効果で失った分は補充出来るので自己完結してるタイプですね。
スイは……ってあれ? スイなんだ? イースんじゃないのか。
改めてスイは登場時にデッキ上3枚を公開して1枚をフォースにする効果と、手札を1枚捨ててコスト5以下のゼクスを破壊、その後ブレイクしているゼクスがいればこのカード以外のゼクスを破壊出来る効果を持ちます。
登場時のフォース化は表向きのため、ブレイク(裏向きフォース)の条件を満たさないので他のイースでどうにかする必要がありますね。
レアのアウェイクンパニッシャーもいるんですね。
玲亜は登場時にトラッシュが7枚以上あればコスト4以上のメタルフォートレスをトラッシュから蘇生出来ます。
条件があるもののコスト4以上と非常に広い範囲の蘇生効果なので何かに使えそう。
超は絶界を持ち、NSにいるコスト5以下のゼクスをバウンスし、1回イグニッション出来ます。
ノーコストでイグニッション出来るの強くない?
ちーちゃんはリソース12枚以上ならカード効果で選ぶことはできず、パワーが+7500されます。流石というかなんというか。
ターン終了時に2枚ドローして2枚スリープに埋められるので一度降臨出来れば数ターンで条件達成できることでしょう。15000はやばいな。
ニーナは指定スクエアのケット・シーをデッキ下に戻して1枚ドローし、手札かチャージのコスト5以下のケット・シーをリブートで登場させられます。
相手陣地へアタックの終わったケット・シーを入れ替えることが出来ないのが難点。
大和さんは自分のディアボロスを破壊することで相手に自分のゼクスをトラッシュに置かせ、さらに2枚ハンデスさせられます。
シンプルながら強力ですね。ところでこの場合絶界とかすり抜けられるんでしたっけ? マジックとか遊戯王だとすり抜けることが出来るんですが、この辺りカードゲームごとで変わるんですよね。
世羅はレストすることで手札のオリハルコンティラノを登場させ、ターン終了時にそのゼクスをトラッシュに置いて1ドローします。
出せるオリハルコンティラノに一切の制限がないのが強力。
あづみは登場時に手札のコスト4以下のバトルドレスを登場させ、ターン終了時にそのゼクスを手札に戻します。
同じような効果となった世羅と比べるとあづみは自身が攻撃に参加できますが、出せるバトルドレスに制限があったりと差別化はされてますね。
さくらは相手のチャージ上限を-1にする常時効果と登場時にデッキ上3枚を公開し、その中のゼクス1枚を手札かチャージに加え、チャージが3枚以上なら相手ゼクスのパワー-8000します。
うまくいけば手札かチャージを増やした上で大体5コスト以下の相手ゼクスの除去を狙える他、増えたチャージで色々出来ますね。
あとがき
今週はこんなところでしょうか。
来週の今頃はバンダイの発表会もありますね。バトスピは何があるのか。
ポケカも年末のパック情報も来たことですし、いよいよ今年も終わりですね。今年はカードゲーム的には割と静かだったんじゃないかなと思わなくもないです。大きな新作もなく、終了もなく。ただ怪しい音が聞こえるところもあるので各企業には頑張ってほしいところです。
では今回もお付き合い頂きありがとうございました。また来週。
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