[竜輝巧-ドライトロン-解体新書 vol.03] 構築とギミック解説-魔法罠編-
みなさまこんにちわ!チワワの磯辺揚げです!
さて、前回はドライトロンのメインモンスターについてお話ししました。
今回は、メインデッキの魔法罠について解説しようと思います!
ベースとなるデッキレシピは前回の記事をご参照ください!
メイン魔法罠カードの解説
とは言ったものの、ドライトロンには基本的には罠は入らず、魔法カードの解説となります。
最強儀式魔法「流星輝巧群」
このデッキの中心となる儀式魔法、メテオニスドライトロンです。
効果としては主に2つありまして、
1.自分のフィールド・手札から、機械族モンスターを素材としてその機械族モンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ儀式モンスターを儀式召喚する(ターン1なし)
2.墓地から発動し、フィールド上のドライトロンモンスターの攻撃力を1000下げて、ハンドに戻ってくる効果(ターン1あり)
はい。ぶっ壊れです。ガチで頭おかしいです。
1枚だけで1ターンに2回儀式できるし、次のターンもまた回収して儀式を行える、これだけでもおかしいですが、攻撃力参照での儀式というのが本当に壊れています。
さらにこのカードは、アルゼータやディヴァイナーにより簡単にサーチできます。
これにより本来レベルを12用意しないといけなかったアルティメットデクレアラーも簡単に出せるということですね。
デッキからSS「極超の竜輝巧」
次はドライトロンノヴァ。
効果はシンプルに、デッキからドライトロン下級を特殊召喚します。
はい。ぶっ壊れです。ガチで頭おかしいです。
好きなドライトロンをサーチするだけでは飽き足らず、フィールドに攻撃表示で出せるのがヤバイです。
追撃にするもよし、出したあとリンクリボーに変換することで墓地からいつもの特殊召喚&固有効果を使えます。
これにより1600アポロウーサを攻撃し突破して展開、ということもできたりします。
一応、ドライトロン下級と同じ制約がつくことと、この効果で出したモンスターはエンドフェイズに破壊されるというデメリットがあるのでご注意を。
ドライトロン魔法をサーチ「竜輝巧ファフニール」
ファフニールはフィールド魔法で、発動時にドライトロン魔法をサーチします。
つまり、先述のドライトロンノヴァやメテオニスドライトロンになるということですね。
シチュエーションやハンドによってサーチ先を変えれる点と、ノヴァはターン1なので被りがそんなに強くないということでノヴァ2とこちらを1にして散らしております。
また、これがあると儀式を無効化されないという暴走魔導陣のような効果もある点も優秀。
そして、地味ですがレベル変動効果が稀に相手への妨害になることがあります。
ドライトロン下級をサーチ「エマージェンシー・サイバー」
そしてなぜか出張しているエマージェンシーサイバー。
え、お前サイバードラゴンのテーマカードちゃうの?w
改めて効果を読んでみましょう。
ドライトロン下級に対応しとるやないかーい!w
ということでドライトロン下級をサーチできます。
先述のノヴァと合わせるとサーチが6枚体制となります。
最強すぎんか?
地味にこれの2の効果もよくて、発動を無効にされ破壊されたら、ハンドコストを切って手札に戻し、もう一回使えます。
ドライトロン下級は墓地に行っても特殊召喚してこれるので、めちゃくちゃ相性がいいです。
1枚が2枚に!?「儀式の下準備」
これはこのデッキの中でも最強クラスの初動札です。
効果は、儀式モンスター(パーデク)と専用儀式(プロフェシー)を両方サーチするというもの。
はい。ぶっ壊れです。ガチで頭おかしいです。
シンプルに1枚が2枚になる上に、これにより出会って10秒でパーデクが成立させることで、ニビルや無限泡影、エフェクトヴェーラーなどの誘発のケアができるようになります。
ぜひ初手に握りたいカードなので3枚採用です。
儀式モンスターなんでもサーチ「儀式の準備」
こちらはレベル7以下の儀式モンスターのサーチカードです。
パーデク型であれば儀式モンスターはすべてレベル7以下なので、なんでも持ってこれます。
新リミットで1枚だけになってしまった弁天を持ってくることが多いですね。
また、ターン1がないため複数回打てますし、墓地に儀式魔法があれば回収できたりもするので非常に優秀なサーチ札です。
今回は全体のバランスを考えて2枚採用しております。
1儀式で2アドを稼ぐ「宣告者の預言」
儀式の下準備でパーデクとセットで持ってくる儀式魔法デクレアラープロフェシーです。
この儀式もなかなかいい性能をしており、これを使用しパーデクを儀式召喚すると、儀式素材にしたモンスターを回収することができます。
これで弁天をコストにすると、弁天のサーチ+弁天回収で2アドを稼ぐことができます。
なんでも墓地落とし「おろかな埋葬」
おろまいは、いうまでもないですね。
デッキから好きなカードを墓地に落とせます。
ドライトロン下級はもちろん、イーバを落として天使族をサーチしたりと、非常に応用のきく1枚です。
擬似的にサーチ!?「金満で謙虚な壺」
金満で謙虚な壺(通称:金謙)は、強いのですが諸説あるカードです。
エクストラデッキから3or6枚裏側除外することで、除外した枚数分デッキトップからめくり、その中の好きなカードを1枚手札に加えることができます。
2枚初動であるドライトロンにとっては擬似的なサーチ札になりえるので強いカードではありますが、1ターンに1度しか使えないので初手に2枚以上きてしまうと腐ることや、ドライトロンはエクストラモンスターリソースが重要なため2枚目以降の発動は難しいという悩ましい面もあります。
ベース構築には上記を考慮し2枚としましたが、私のメイン構築では1枚積みにしております。
汎用貫通札2種
墓穴の指名者と抹殺の指名者は、いうまでもないでしょう。
展開系デッキには必須の、誘発貫通札ですね。
墓穴の指名者に関しては、妨害札としても非常に優秀なので準制限の2枚は必須。ターン1もないので、ワンチャン2回打てます。
抹殺の指名者に関しては、ターン1があることと妨害札にはほぼならない点、うららやGは止められるが屋敷わらしやDDクロウなど他の誘発は止めれないので、優先度は下がり、1枚の採用となっております。
まとめ&次回予告
今回は前回に比べるとコンパクトでしたね。
いかに2枚初動であるドライトロンギミックにアクセスするかというところに重きをおいているサポートカードたちでした。
次回は、エクストラデッキのカードについて紹介します。
乞うご期待!
チワワの磯辺揚げ
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