フリテンは怖くない!~フリテン活用術を大公開~
人生フリテンだらけ、最高位戦のフリテンテンダーこと、よっしーです(笑)
今回のテーマは私の専門分野でもある『フリテン』についてです!
※フリテンとはテンパイ時、自身の待ち牌を先に捨ててしまってるがために、他者からあがれないという不利な状況のこと。
みなさんはフリテンが好きですか?
好きな人なんていませんよね(笑)
一般的にはとっても不利な状況だからだと思います。
では、私はというと・・・
もちろん、
大好きであります(笑)
最終形がフリテンになってしまったらよだれを垂らしながらリーチしています🤤
もちろん相手からはあがれませんが、自分でツモればあがる事ができます。
ではなぜフリテンを大好きになってしまったのか?
フリテンの魅力をお伝えしていきたいと思います。
▼メンゼン好形打法の系譜
フリテンを恐れるなと教えてくれたのは私の師である古久根プロでした。
古久根麻雀の思想は4メンツ1雀頭を全て自力で作り上げること。
その思想は旧最高位戦ルールからきているのではないかと思います。
旧最高位戦ルールとは今のclassicルールのことで、大きな特徴としてはあがり連荘だということです。
あがり連荘ということはあがらない限り、親がどんどん流れて行ってしまうということになります。
またノーテン罰符もなく、加点する方法はあがりのみ。
しかも手練手管の強豪ばかりとあっては牌を絞られたり、あがりは一切打ってもらえないそんな状況だったと容易に推察されます。
なので勝つ(あがる)には地力をつけるしかなかったんだということですね。
ツモであがることを前提としているので、フリテンになってもなんら問題がないという事です。
「いや、そもそもそんなフリテンにならないけど」
というツッコミが聞こえてきそうですね(笑)
最速でテンパイを目指せばフリテンになりくいですが、ツモあがりを目指す麻雀においては好形の待ちが必須条件となります。
好形とは23mなどの両面(リャンメン)ターツの事。
好形作りをしようとするとフリテンになりやすいんです。
例えば、
12mという辺張(ペンチャン)ターツがあるとします。
※ターツとはメンツの卵
12mをメンツにしようとすると3mの1種類しかありません。
1種類しか待ちがないので悪い形とされています。
なので基本的には12mというペンチャンターツは捨てていく前提となります。
切り順は1m→2mが基本手順になります。
それは1mを切った次順に3mを引いたときに、フリテンではありますが23mのリャンメンターツを逃さないようにするためです。
もし2mから切って3mを引いてしまうと13mになってしまうので、河に231mと並べざるをえなくなってしまいます。
他にも、13mの嵌張(カンチャン)ターツも待ちが1種類なので処分候補になります。
フリテンでも最後の待ちにならなければ問題はありません。
もし最終形の待ちがフリテンになってしまったら・・・
牌山との相談になるわけです(笑)
相手の捨て牌から手牌を推測し、相手の手牌になく、河にも切られていなければ、山にいるということになります。
ツモれると思えば、いよいよ得意のフリテンリーチをかけることになるわけです(笑)
▼なぜメンゼンでリーチしてツモあがる事が良いのか?
メンゼンでリーチをかけツモあがる麻雀の何が良いかというと、特典が満載だからです(笑)
一般的なルールで申し上げますと、
メンゼンでのツモあがりにはこんなにも加点要素や特典があります。
リーチ、一発、ツモ、裏1で、あっさり満貫になってしまいます。
これだけリーチツモが魅力的なので、フリテンでもツモれそうな待ちでリーチしたいというわけです。
待ちが良いので一発やツモ率は急上昇しています。
だいたい「一発ツモかなぁ~」と心の中でも思いながらリーチをかけています(笑)
▼フリテンリーチの活用法!
ここまで簡単にフリテンやメンゼンについて見てきました。
さて、ここからが本番です(笑)
【例題1】
こちらは私の実戦譜。
東2局 親番5巡目(他家動きなし)
カン3sでテンパイています。
親番で先制ということもあり、リーチを既にかけている方も多いのではないでしょうか。
しかし、私はリーチをしませんでした。
「なるほど、5sを引いてリャンメンになってからリーチするんでしょ?」
と思われるかもしれませが、
違います。
もちろん手替わりを待っていますが、
一番欲しい牌は・・・・・・
3s(笑)
「おいw あがっとるやろ!」
と突っ込んでいただいた方、ありがとうございます(笑)
そんな方には、
よっしー「えっあがっちゃうんですか?」と返答しています(笑)
500オールですよ?
ノーテン罰符でも1000オール貰えるご時世に・・・。
正解は・・・
よっしー「リーチ!」
打1p
フリテンリーチですよ、フリテンリーチ(笑)
忘れちゃいました?(笑)
MAXで、リーチ、タンヤオ、ピンフ、一発、ツモ、裏1の6000オール。
実際は4pツモって、リーチ、タンヤオ、ピンフ、ツモの2600オールでした。
それでも500オールあがるよりも5倍以上の点数になります。
もちろん147pの3面待ちに自信があったのでフリテンリーチしました。
同卓者の驚きの表情や、してやられた顔がたまりませんでした(笑)
▼まとめ
フリテンの世界はいかがでしたでしょうか?
フリテンというだけで=不利という認識がとても強く思います。
しかし、そのフリテンを活かすことで麻雀の幅が格段に広がります。
私なんか最大の武器にしているくらいです(笑)
【虎穴に入らずんば虎子を得ず】
時には危険をおかさなければ大成功を掴むことはできません。
たまには、虎穴に入ってみましょう。
傷だらけになっても責任は取れませんが・・・(笑)
それではみなさん、フリテンライフを満喫してみてください~!
それではまた~☆彡
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