おうちで生トリュフ パスタ編
フレッシュトリュフが手に入ったら一度は作ってみたいトリュフのパスタ。今回はおうちでできる、フレッシュトリュフの風味を生かしたパスタレシピをご紹介します!とっても簡単なのでぜひお試しください!
まず知っておきたいこととして、フレッシュトリュフに最適なパスタは卵が入った生パスタです。Tagliatelle all'uovo (卵入りタリアテッレ)がオススメです。今回は卵入りパスタがなかったので、卵入りではないですが、ショートパスタGigli(ジリ)と卵黄を使用します。パスタはソースが絡みやすいものを選びましょう。
材料(二人分):
パスタ(ジリ)160g
生クリーム 100g
卵(卵黄のみ)2個
塩
旬のフレッシュトリュフ(今回はサマートリュフを使用)30g
作り方:
1. パスタを熱湯に入れアルデンテに茹でます。塩は多めに。お湯を切る前に必ずパスタの味見をし、塩加減をみてください。塩はソースには使わず、パスタに味付けしましょう。
2. フライパンに生クリームを入れ、弱火で温めます。(沸騰させない)卵黄は、別の器に用意しかきまぜておきます。
3. フライパンの生クリームから湯気がたち温まったら火を止めます。
4. 茹で上がったパスタの湯切りをし、温まった生クリームの入ったフライパンへ一気に投入し、弱火でパスタとささっと絡めます。
5. 生クリームとパスタが絡まったら火を止め、別に用意していた卵黄を混ぜ合わせます。この際、必ずフライパンの火は止めること。(卵が固まってしまいます)
6. 卵黄とパスタをよく絡めたら器に盛り、フレッシュトリュフを好きなだけ削って完成です。
今回はサマートリュフを使いましたが、秋トリュフや白トリュフなど他のフレッシュトリュフでももちろん応用可能です!サマートリュフは風味が穏やかなのでたくさん削れば削るほど美味。香りの強い白トリュフであれば削る量は少しでもいいと思います。卵入りパスタを用意できる場合は、卵黄の代わりにバターを使用するといいでしょう。どのフレッシュトリュフパスタにも言えることは、「シンプル・イズ・ザ・ベスト」です。フレッシュトリュフは完全な天然食材。その繊細な香りや味を生かすために胡椒やオリーブオイルなどの香りの強い調味料や具材は使わず、まずはシンプルにお召しあがることをお勧めします。
トリュフの王様「白トリュフ」を使った白トリュフのタヤリン。卵が入った細切りタリオリーニ、タヤリンに茹で汁とバターソースを絡ませ白トリュフを削るだけ。シンプルですが、白トリュフの香りを純粋に楽しめる贅沢パスタです。タヤリンを手作りするレストランもありますが、スーパーなどではなかなか見つけられませんので、ご家庭では、同じく卵が入った生パスタ・タリオリーニで代用しましょう。
↑フライパンでたっぷりのバターを熱して溶かしたバターソース(ここにパルメザンチーズを少々入れる人もいます)
白トリュフの香りを最大限楽しむためは、貴重なトリュフをより薄く、より多くスライスすること。専用のトリュフスライサーは、通常の野菜スライサーより薄く削ることができます。特に性能がいいイタリア製トリュフスライサーがお薦めです。高品質な本格スライサーは、外皮が固い黒トリュフから柔らかい白トリュフまで力を入れることなく、スムーズにスライスすることができます。
カルボナーラにもトリュフを加えるだけで深みのあるアロマティクな仕上がりに。
チーズグレーターで細く削り全体と混ぜながらいただくのもオススメです。
カルボナーラは自体の味が強いので、トリュフバターやトリュフオイル、トリュフ塩などのシーズニングも併用するとよりトリュフの味を感じることができます。胡椒は使わないようにしましょう。