CMOSイメージセンサの機能と構成

今回は、CMOSイメージセンサの構成と構成について記載します。

CMOSイメージセンサの機能は、“光をデジタルデータに変換する“ことです。デジタルカメラなどでは変換されたデジタルなデータを綺麗に見えるように別のチップでさらに加工処理して、ディスプレイ上に表示させています。


CMOSイメージセンサの中には、大きく分けて、3つのブロックがあり、これらのブロックで機能を実現しています。

<画素回路ブロック>

<アナログ回路ブロック>

<デジタル回路ブロック>

画素回路ブロックとアナログ回路ブロック、デジタル回路ブロックの場所の境界は実物を見ると比較的わかりやすいです。以下にイメージセンサチップの絵を載せていますが、目で見て反射の仕方が少し違うのが分かると思いますが、ここが境界の領域です。

●加工なしのイメージセンサチップ

画像1


●各ブロックのイメージ

画像2


CMOSイメージセンサ機能は、上記の各ブロックの中で以下のそれぞれの役割を果たすことで実現しています。

<画素回路ブロック>

画素に入ってきた光を、欲しい色の光だけ通す素材を通した後に、その光をアナログ電圧信号に変換して、アナログ回路ブロックに転送する。

<アナログ回路ブロック>

アナログ電圧信号をデジタル信号にする。

<デジタル回路ブロック>

デジタル信号を並べ替え、簡易画像処理(欠陥補正、色補正など)し、別チップ(画像処理エンジンなど)へ画像データ転送をする。

以上です。


後半わかりにくいかもしれませんが、長くなると誰も読まないので概要と機能は終了します。今後のnoteでそれぞれについて、説明していくので、少々お待ちください。

わかりにくい、わかりやすいなどのコメントや要望なども個々のコメントか別媒体のメッセージなどで教えてください。もし分かることで答えて良いことあれば、記事にしたり、コメントで回答します。

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