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県境の大都市 因島①

現、尾道市因島・・・地元ではない僕が勝手に回想させてもらおう。(僕の地元は隣島弓削島)

因島・・・「いんのしま」なんて呼んでる人間は回りに誰もいなかった。

弓削の人はみんな「いんとう いんとう」って言ってた。(だよね)

調べてみると明治の町村制施行後、確かに「いんとう」と呼ばれていたらしい。

そんな難しい歴史は置いといて

齢50を過ぎたオッサンが隣島「因島」の昭和と現在を懐かしみつつ勝手に書いていく。(そんなに壮大ではない)

記憶を絞り出す中で間違いもあるかもですがご了承下さい。



最近因島を象徴する施設が幾つか続けて失くなる話を耳にした。

ホテルみやじま(今年9月閉業)、因島総合病院(令和8年春に因島医師会病院に統合)。因島総合病院の患者の3割は上島町の人らしい。


島からフェリーで長崎桟橋に降り立つ。
島の中心地土生のメインストリートに向かう大通りの道沿いに立つこの2つのビッグ施設が失くなるのが昭和の土生を知る人間にはショック。


かつて因島総合病院、ホテルみやじま、その隣には誰もが知るあの「日立会館」があった。
その名の通り日立造船の従業員の為の福利厚生施設として建設。
当時、広島県東部では初めてのエレベーター付きの建物だった為、島外からもたくさんのお客さんが物珍しさに訪れたらしい。

父の男兄弟3人も当時日立造船で働いていた。
景気の良い頃は中卒で新卒の初任給が卒業した学校の恩師の給料より良かったと言う逸話まである。

因島盛況の象徴、解体前在りし日の日立会館

因島の中心地土生。そのメイン交差点の角にそびえる地下1階地上5階建ての超娯楽ビル。

僕の記憶では1・2階にスーパー生協の店舗、1階角に小さな中華料理屋さん(1個上の従兄弟が一時期働いていた)、3・4階に映画館、そして5階は瀬戸内のロケーションが素晴らしいレストラン。地下に何が有ったのか覚えていない。

この映画館で「ドラえもんシリーズ」「ET」などたくさんの映画を観た。
友人のお母さんが5階のレストランで働いていたので1度ご馳走になった想い出がある。
友人の結婚式もここであったな~。

今この跡地は駐車場になっており、弓削への島帰りで通る度に懐かしさと寂しさが交差する。

買い物帰りはホテル宮島裏の海沿いの細い路地を通って長崎桟橋まで歩いたものだ・・・


ダメだ、ぜんぜん書き切れない・・・つづく

#因島
#ポルノグラフィティ
#因島総合病院
#いんとう
#弓削島
#日立会館



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