だって、カッコイイし。|1111の日記

利根川凜

2024年11月12日 10:56

寝てました。

実家に帰ると他の家族がもう活動し始めているので自然と早起きになる。

寝る時間もいつもよりかは早いけど、日付は超えてたりするので結局寝不足だったりする。

しかも散歩して、夜には急遽打ち合わせをオンラインでしたりしたから疲れて寝ちゃった。

これからもっともっと忙しくなる予感がある。
楽しみではある。

午前中は溜まってたYouTube見たりアニメ見たりした。
実家のでけぇテレビ最高。

午後はそういえば行ったことのない信州まつもと空港に行った。まつもと市民芸術館といい、松本はひらがな表記の｢まつもと｣が良いと思っている節がある。

最近、散歩中に｢この時間に他のことも出来たら最強｣と思っていたのでついにオーディブルを導入した。

正直、｢本は自分で読んで想像する方がいい｣と思っていて、朗読されると勝手に声色などを設定されてしまうからその想像の幅が無くなって想像力が無くなってしまう。からオーディブルはなぁ……

と思っていたけど、そもそも本をそこまで読めていなかったので、想像をする機会すら減っていたし、手は使っているけど、頭は使わなくていい作業をする時間が急にインプットの時間に出来ていい。
｢やっぱり、こういう新しいものは毛嫌いせずにどんどん取り入れるべきだよな！｣とか思った。
都合のいいやつめ。

そもそも想像力云々を気にするなら小説以外の哲学書や、ビジネス本を読めばいい。
実際かなりいい気はする。

そして、気づいたのは読書と使う集中力はあまり変わらない。

本を読んでいる最中に他のことを考えて文字を追ってるだけになり、結局内容を理解できなくて数行前からまた読み直す。

というのはよくあるが、オーディブルでもそれは起こる。
なんならオーディブルは自分の意思とは関係なくどんどん進んでいくから気がついたら何を言ってるか訳わかんなかったりする。

散歩中、いきなりイキって｢ソクラテスの弁明｣を聞き始めたが、結局、話は難しいし、途中理解するのを放棄してかなり聞き流していた部分は多い。

でも、法廷にたって裁かれる側のソクラテスが何故か優位にたって話を展開して告発者を論破しているところは超面白くて声に出して笑ってしまった。

追い詰めてる側のはずだったのにいつの間にか回り込まれて追い詰められる感じ。

｢親愛なる○○君｣とか相手に敬意を払っているようでやっている事はひろゆきの論破くらいのいやらしさ。
いや、間違ってはないんだけど…うーん。なんか嫌！
みたいな。

何回か聞けばもっと理解度は上がるだろうな。

完全に色んな推しの影響で哲学に興味を持ちたいと思っているけど、やっぱり、古代ギリシアや西洋哲学とか、話し方が難しすぎていきなり入るにはハードルが高くてなかなか読めない。

かと言って、現代の哲学書を読んでももうすごい入り組んでて、自分の頭では処理しきれなくて途中からパンクしたまま空気を入れ続けるから空気が抜け続けるみたいな感じになっている。

そもそもいきなり難しいのから入らず、｢マンガでわかる！｣とかから入ればいいのに、やっぱり、原文を読みたかったり、しますよね。
だってカッコイイんだもん。

とりあえず、1回聞いただけではわからないことはわかったけど、分かるまで繰り返し聞けるかと言われれば、難しいからあまり読みたくないが勝手しまう。

でもまあ、苦手なものも得意になろうと繰り返し食べれば好物になることだってあるし、頑張ってみるか。

本当、哲学書って読むと頭が擦切れる感覚があるんだよな…めちゃくちゃ脳内が摩擦で熱くなってる気がする。
これは、聞いてても同じだった。
散歩しながら聞いてたからいつも以上にカロリー消費出来た気がする。

オーディブルって本当にこれをサービス化したの凄いよな。
今まで朗読動画とかはあった中、それをサブスク化して日常に紐づけたのがすごい。

それこそ過去に読んだ本で｢暇と退屈の倫理学｣と言うので｢需要は今や作るものになっている｣というのを読んだけど、まさにそれだと思った。
時間が無いと言われて、タイパが重視される中、見事にそれと一致するコンテンツを見つけてサービスとして新たな需要を生み出した。

サブスクにすることで新書も読めるし、朗読動画などではなかなかなかったジャンルの本も聞けるようになる。

そこのアンテナってすごいなぁ。

やっぱり物語系は｢聴く｣だとどの漢字を使っているか、どのように効果的に文字が書かれているかがわからないからやっぱり文章で読みたくなるものは多いが、それ以外の情報や方法を知る本であればかなりいいサービス。どんどん活用していきたい。