ニュージーランドからオーストラリアへ:建築セールスってなに?
こんにちは、猫田です!今日もよろしくお願いします!
ついに、社長のミッキーさんがQueensland視察に行ってしまいました〜。といっても、これで3回目なので慣れた様子です(笑)。
Queenslandは現在25度前後で暑そうですが、ここオークランドは15度。寒いので、毛布をかぶってパソコンに向かっています。
最近、ふと「家ってどうやって売るんだろう?」と考え込んでしまいました。
その結果、夜眠れなくなり、社長に相談してみたんです。すると、社長は「家を売るのは不動産会社の仕事だよ」と言っていました。
そこで思ったんです。建築会社のセールスって何をするんだろう? と。
私は今、事務作業や制作物の管理で忙しく、セールスとしてはまだしっかり動けていませんが、建築会社のセールスというのは、建物を「建てること」を売り込む仕事です。家やビルを一から作るプロセスを提供するわけです。不動産会社が既存の建物を売ったり貸したりするのとは違うんですよね。
私はその違いを考えず、不動産会社のセールスの仕事をずっと考えていたようです(笑)。
でも、建築会社のセールスって難しいですよね。家を建てたいという人を見つけ、その人に建築サービスを売り込むことは簡単ではありません。
ニュージーランドは小さな国なので、口コミで広がることが多いと聞きます。だから、常連のお客様やミッキーさんのことを好きな人がまた呼び寄せて、が多いんです。新規のお客様は、看板や広告を見て来ることが多いですね。
一方、オーストラリアはまるで違います。口コミも実績もゼロの状態からスタートです。そんな場所で、ミッキーさん率いるジャパンホームズが挑戦しているんです。
私も何か役に立てる方法を考えていますが、難しいですね。でも、難しいからこそ面白いとも思います。
ジャパンホームズの良さを伝えるために、私ができることは何か、よく考えます。
家そのものは、正直どの建築会社でも基本的には同じです。日系の大手でも、この家が他と全く違う!というわけではありません。設計の違いこそあれ、基本はどの会社でも同じように作れます。
そう考えると、やっぱり大切なのは「中身」なんですよね。
(海外は建築管理がずさんなことも多いので、品質と金額も大事ですが)
ミッキーさんは、必ず約束を守る人です。
今回の視察では、私が手配した業者さんの一人からから「猫田は最後まできちんとフォローしてくれる」とお褒めの言葉をいただきました。こういう信頼の積み重ねが重要だと感じます。
日本だと当たり前、と思っていましたが最近は日本でもひどい業者さんが増えているらしいですね。どこでつながるかわからないので丁寧なやりとりは大切だと思います。
ただ、どんなに素晴らしい会社でも、知られなければ意味がありません。
やっぱりSNSでの発信やデジタルマーケティングが大事だと思います。またこうやって最初に考えていたことに戻ります(笑)。
「ここから家を買いたい」と思われるような会社にならなければいけません。
そういえばニュージーランドには大きな家族経営の建築会社がありますが、実際に評判を聞くと、業者間での評価は非常に悪いそうです。ミッキーさんも「僕らはこことは絶対関与しないよ」と言っていました。
お金儲けばかり追い求めると、そういう結果になるんだと実感しました。
最近、オーストラリア政府は「目標の戸建て建設件数に全然達していない」という声明を出していました。
それを聞いて、建てるbuilderが足りていないのか?それとも買う人がいないのか? と考えました。
家を建てても、買う人がいなければ成り立ちませんし、オーストラリアの新築住宅は信じられないほど高額です。中古でも驚くほど高いです(笑)。
この世界で、ジャパンホームズはどうやって進んでいくのだろうと、よく考えます。ただ建てるだけでは差別化が難しいです。
極端に豪華なラグジュアリーホームや、伝統的な和風建築であれば差別化は可能ですが、そう簡単ではありません。
やっぱりSNSマーケティングが重要だと、再び原点に戻ります(笑)。
オーストラリアは、富裕層と貧困層の格差が大きいです。リタイア世代は現金で家を購入できる余裕がある一方で、普通の家でも新築はとても高い。
建築会社のセールスは本当に難しいです。すごく大きな金額でも建てたいという勇気を持った人を見つけるのは簡単ではありませんね。
今回は心のもやもやを描きました。
ちょっと日本の建築会社がどうやってマーケティングしてるのか調べてみよう。
今日もありがとうございます!!!!!!