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スケートボードカルチャー2
昨今、円安で相対的にドルの価値が上がり、さらにアメリカのインフレ(物価高)で輸入品であるスケートボードの価格が尋常じゃなく値上がりしてきましたね。私のお店でも、10年前7000円台で販売していたデッキを倍の14000円前後で販売している状況です。
しかし私は、スケーターにとって苦境とも言えるこの状況で、新たなスケートカルチャーが生まれる予感を感じております。
遡ること1990年代、ヒップホップはダボダボのオーバーサイズが流行っていました。
一説には貧困層の黒人達が、お兄ちゃんやお父さんのオーバーサイズのおさがりの服をしかたなく着てた、それでラップしてた多くの人たちがいたので、ラッパー=ダボダボファッションが定着したと考えられています。
さらにトーキョードリフトで有名になったスポーツコンパクトのシビックも、元はと言えば新車を買ってもらえない子供がお父さんのガッツリファミリーカー、シビックをもらってそれをカッコよくカスタムし始めたのが発端とされています。14000円〜17000円するデッキを買えないスケーター達は、安いデッキを購入せざるを得ない。
それでもデッキのクオリティー(弾き)は落としたくないので必然的に当店のブランクデッキに行き着く。
でも無地だと味気ないので自分で絵を描いたり、色を塗ったり、ステッカーを貼ったりしてカスタムする。
HIPHOPのオーバーサイズファッションや、お父さんからもらったシビックのカスタムが流行ったように、ブランクデッキをカスタムする新たなスケートボードカルチャーが生まれてくることを期待します!!
弾きバッコシ!!デラックスプレスのアジリティーブランクデッキ(プロデッキと同じ弾きで価格は10000円安い)を購入して、新しいスケートボードカルチャーを作ろう!!