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淵明と雄三

歳月 人を待たないぜ

川島雄三が主人公の漫画で知った
雄三が現代訳した 陶淵明の雑詩

当時 どのジャンプか
忘れたけど 深く 心に響いたなぁ

その後幕末太陽伝を
借りる機会があって見たが

やっぱり面白い

物語は佐平次という男が
お座敷に上がり 見知らぬ男達と
無銭飲食をし 飲食代替わりに
店で働き 居残り佐平次として
その遊郭で才覚を発揮して
利殖を蓄えて行く
丁度 幕末 時代の変わり目に
出入りする長州志士達と出会い
高杉の懐中時計を直してやり
代わりに結核を移され 咳が止まらなくなる
客で来た泥臭い田舎者の金持ちの爺さんに
自分の粋なノリが通用せず
ことの潮時を感じ
遊郭から墓場に行くことになり
墓場から遁走
そしてこの映画の撮影現場から走って逃げるという
時代変われどな話

遅ればせながら
色々踏ん切りをつけるとき

自分は若くはないが縁と時間をつける時期なのだ

wv

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