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ワイルドサイドを行け 様々な境界線

この写真は東舞鶴の引き上げ港がある場所
時代の波に翻弄され660000人と10000体の遺骨とともに帰還した場所
誰かが望み 育み その波に乗った結果でもある

ワイルドサイドを行け
この題に惹かれて読んだ小説

話は
ゲイの高校生と
喧嘩が強い台湾と日本人のハーフ
引きこもり体質のいきがりきれない友達の三人

ゲイの高校生は夜の街で出会いを求めそこで新製品のエクスタシー束を手に入れる 彼自身やる方だが
売って金に変えようと同級の香水臭い半グレに持ちかけるが
逆に脅される

仲間の助けで難を逃れ
売った金を三人で分けるが
いきがれない友達が殺される
同じ時期に香水臭い奴も死ぬ

その後ワンオペのヤクザの組長も自分の友達で
一人組員だった奴が手持ちのエクスタシーを
染料と形を似せて流行りに似せて売るが
殺される
仇を探すうちに
ワンオペ組長も
列に加わり事情が解りだす

事情は香水が居た半グレの
チーム内の抗争が原因
香水が色形効きの違う
エクスタシーを自分の仲間で
売り出したのを

両親共々純粋な日本人なのに
有名なボクサーソックリで
ユーリーて渾名の半グレのボスが

薬の上がりを独占したかっただけ

それが皆にバレて
チームの掟に違反したペナルティで殺されるという落ち

努力目標と隠匿と利益相反と生存権とはな
当たり前の羅列でもあり

このパズルのピースに問題なくても
上手くいかないものだし
何事も難しいんだな  人間(獣)だものね


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