東京へ若年層移動顕著

東京23区の賃料(連鎖型・総合)は、前年同期比で+3.4pt、前々年同期比で+6.0ptとなり、2023年以降は賃料の上昇が続いている。タイプ別では、前年同期比でシングル+4.9pt、コンパクト+3.4pt、ファミリー+1.1ptと全タイプで賃料の上昇が継続(アットホームHP参照)。東京23区の人口転入超過数がコロナ禍前とほぼ同等まで回復し、人口移動の中心を成す若年層による需要増加によって需給が逼迫するシングルの賃料上昇が顕著である。賃料上昇が続いていたファミリータイプでは、コロナ禍以降の急速な賃料上昇により足元では一時的に上昇率が鈍化している。

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